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2009年12月22日 (火)

医療と統計学  保険料滞納率と無保険高校生数との乖離の理由

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2009 年 12 月 22 日 火曜日

福岡県の国保(3)

資格証明書世帯調査で無保険高校生数が多いとされた福岡県の市町村は、福岡市、北九州市、飯塚市、水巻町、太宰府市、宗像市でした。

国保の運営主体は市町村であり、滞納率も市町村ごとに異なります。

福岡県の滞納率ワースト10は次の通りでした。

     世帯数 滞納世帯数 滞納率

嘉麻市   7,812   2,402  30.7%

香春町   2,154    602  27.9%

川崎町   3,290    863  26.2%

糸田町   1,680    437  26.0%

福岡市  216,408   53,536  24.7%

うきは市  5,114   1,260  24.6%

粕屋町   4,898   1,204  24.6%

行橋市   10,394   2,528  24.3%

新宮町   2,736    660  24.1%

久留米市  45,422   9,266  20.4%

無保険高校生数が多いとされた市町村は、必ずしも滞納率が高い市町村ではないようです。

水巻町も宗像市も10%未満です。

なお、滞納率が低い市町村は次の通りです。

久山町   1,119    54   4.8%

みやま市  6,408    304   4.7%

上毛町   1,249    50   4.0%

矢部村    324    12   3.7%

星野村    579    20   3.5%

ところで、滞納世帯への資格証明書の交付率が高い市町村は次の通りです。

   世帯数 滞納世帯数 交付数 高校生数 滞納率 交付率

太宰府市 9,890  997  628  59  10.1%    63.0%

宗像市  13,029  908  565  55   7.0%    62.2%

直方市  9,312  894   487  25   9.6%    54.5%

水巻町  4,974  471   244  60   9.5%   51.8%

岡垣町  4,697  274  136  12   5.8%    49.6%

豊前市  4,374  329  130  3  7.5%   39.5%

中間市  8,049  683  238  11  8.5%   34.8%

広川町  2,839  226   76  0  8.0%   33.6%

飯塚市  20,428 3,627 1,137  62 17.8%  31.3%

北九州市161,666 22,315 6,830 249 13.8%   30.6%

宮若市  4,756   62   185   5   3.1%    9.7%

福岡市 216,408 53,536 4,334 439 24.7%   26.8%

資格証明書世帯を調査する手法ゆえに、結果として、資格証明書交付率が高い市町村で数多くの高校生がカウントされているようです。

福岡県は、人口が多い福岡市や北九州市での交付率が高かったため、全国調査の1割以上の高校生がカウントされてしまったものと思われます。

滞納率が高い市町村や他の都道府県には、資格証明書が交付されていない世帯に、相当数の高校生が無保険状態にあることが推定されます。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』を転載)

▼かささぎの独り言

なるほどそうでしたか!

ぱっとみて、滞納所帯は福岡県では筑豊地方に多い事に気づく。
筑豊はかつての産炭地です。
かささぎは以前の職場で政治にお詳しい方から、こういう話をきいてぶっとんだことがある。筑豊には福祉職員が二百名以上もいると。こういうことは普段なんの話題にもなりませんが、考えてみる必要のあることだと思います。知らないでいた自分が恥ずかしかった。
行政の保護に依存する体質を作ってしまってはいけない。
今、こころある人たちは、皆感じているはずです。
こども手当てを恐れるのも、それです。
偏見をもって物事を見、差別するのは悪です。

ですから、冷静に実態を調べ、それを分析する目がほしい。

ところで、きのうの西日本新聞朝刊のトップに、アフガンで地道なとりくみをされている福岡の中村哲医師の寄稿が載っていました。
アメリカが兵を増員しても、なにもよくならない。
外地からアフガンの内戦に介入しても悪くなるだけだ。
いずれ皆それに気づき、出て行くしかなくなる。
現地の人たちはもう十年を越す戦争につかれ、慣れっこになっている。
戦よりまず食うために、畠を。気づけば柳川のようなクリークが、あるいは筑後川にも見られるような水路の知恵が・・・というふうにいくつもできていて、今は麦の芽のそよぎが見られる。声高に論を主張せずとも、この国とわが国は水を通して結びついているのだ。
・・というようなことが、淡々と格高い文章でつづられていました。
感動します。

と同時に、きのう返却期限にせかされ読了した『鷺と雪』の時代性に、思いをいたさずにはおれなかった。
この小説には何が書かれていたか。
戦前の、(戦がおきる直前の)、時代性が書かれていた。
善悪を超えた時代性。なんの時代性か。戦の必然性。のようなものの。
北村薫、感じ取っている。考えている。
時代の跫(あしおと)。

2009年12月21日 (月)

時代と感染症と法律   乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2009 年 12 月 21 日 月曜日 

<感染症対策>

有史以前から抗生物質の普及(1929年にペニシリン登場)まで、ヒトの病気の大部分は感染症でした。

今日でも、世界の死因の約4分の1は感染症(マラリア・結核・AIDS・腸管感染症など)で、途上国の開発上の大きな課題です。

先進国においても、新興感染症・再興感染症、多剤耐性菌の蔓延、バイオテロの脅威、免疫抑制状態の患者の日和見感染など、課題山積です。

日本では、「伝染病予防法」、「性病予防法」、「エイズ予防法」が統合され、1999年度から「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)が施行されています。

感染症には多様な分類方法があります。

(感染様式からの分類)

内因感染:宿主の免疫力低下により、常在微生物により症状を起こす場合。

・・・日和見感染、異所性感染

外因感染 :生体外から進入した微生物による感染。さらに感染経路により分類。

(病原微生物の種類による分類)

寄生虫、細菌、真菌、ウイルス、異常プリオン等

(病態からの分類)

一次感染と二次感染 

局所感染と全身感染 

持続感染

不顕性感染、潜伏感染 

(法律上の分類)

感染症法では以下のような分類がなされています。

一類感染症 :危険性が極めて高い。建物の立入制限・封鎖、交通の制限

二類感染症 :危険性が高い。入院の勧告・措置

三類感染症 :集団発生のリスク。受診勧告、就業制限、生活用水の使用制限

四類感染症 :動物、飲食物を介して感染。消毒、駆除、動物の輸入禁止・輸入検疫

五類感染症 :発生動向調査により拡大を防止。

新型インフルエンザ等感染症 

指定感染症 

新感染症 

分類ごとに、届出などのルールが異なります。

感染源を早く発見し、感染ルートを断ち切ることが感染症対策の基本ですが、差別・偏見との闘いも同時に求められています。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』を転載)

▼かささぎのひとりごと

感染症について、この「学長のひとりごと」ファイルのカテゴリー分類を探しましたが、みつけることができませんでした。六月ころに何本か乙四郎先生は書いておられるはずです。インフルエンザ関連。そのなかの二本はかささぎも保存しておりますが、日付が入っていないのでアップしません。

それは別途置きます。

連句的な話をつけますか。
二日返却予定日を過ぎてしまった本を今から戻しにいく前に、気になる箇所を引用しておきたい。まったく関係ない疎句的話題。でもちょっと気になるので。

北村薫『鷺と雪』より

「そうそう。世の偶然とは面白いもんだ。この本(※黒死館殺人事件を指します、姫野注)の初めには、どきりとするような言葉遊びがある。探偵達が、犯罪の舞台となる館を訪れると、富貴と信仰を表す旗が逆の位置に置かれているというんだ。弥撒旗(ミサばた)、そして英町旗(エーカーばた)とね」
「それがどうしたの?」
「Massミサからacreエーカーと置かれることにより、祝福の旗がたちまち、Massacre、つまり≪虐殺≫にばけてしまうというんだ

「まあ・・・・」

中略

「それがな。今日の新聞を見たら、本と現実が、ちょっぴり重なったよ」
「新聞がどうしたの?」
「≪マッサカー≫の本を読んでいたら、ちょうどそこに≪マッカーサー≫が来たってさ」

もうひとつ、つけます。

かささぎがずっとかぶりつきで見ていた「仁」が終わってしまいました。えっというような、まだ終わっていないじゃんというよな終わり方でしたが、それでも本当に久々に楽しめるドラマでした。全部の役者さんたちにお花を投げたいかんじのドラマ。感動をありがとう!
このドラマには昔の感染症がいろいろ出てきました。
感染にひるむことなく立ち向かう医師みなかたじん先生の姿に感動しました。はい、かささぎは単純なのであります。時代はかわっても、あんこはおなじだ。ということばにも、かんどうした。アンコじゃなかったけど。

コメント

八女市横町町屋交流館の企画展「上妻歳時記」に母と行ってきました。
企画された橋本長年(平田在住)氏が丁寧に解説くださいました。
たまたま松田久彦氏もおられたので、お話することができました。
高橋昇氏関連展示の前に長くいたのを観察しておられたらしく、松田氏曰く、
「高橋昇博士だけでも企画展を開く価値がある」
寺田天満宮の広田弘毅の揮毫の写真もありました。
橋本「いろんな人に訊ねたのですが、なぜ広田弘毅がここに揮毫しているのか謎なのです」
母「渡辺鉄工所の重役だった室園さんが口利きして依頼したんでしょ?」
橋本「ありがとうございます。調べてみます」
お礼にカレンダーをくださいました。
母は生き字引です。

上妻歳時記の企画展にさりげなく置いてあった文献ファイルをぱらぱら捲っていたら、福岡県の「庚申講」について書いてあるページが飛び込んできました。
琵琶法師を招いて庚申を通夜で過ごすような風習が福岡の各地にあったらしい。
室町時代頃から。
庚申塔、というのもあるらしい。「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が彫られることが多いとか。
いろんなものが連句的に繋がってきました。

企画展は24日までです。

さっきバイト先から大むすこがケーキを二個もって帰ってきました。四千円分も買わされて。雪のおうちみたいなケーキ、二切れできもちわるくなった。クリーム多すぎ。これでクリスマスには何もないぞ・・。ひ~

土曜のキャンドルナイトはいかがでしたか。
こちら、朝は母たちを院へ送迎し、昼は三者面談、院の忘年会が夕方からでした。大むすこはバイト、小も用事があり、とうとう参加できませんでした。
ぼんやせいこさんやえめさんまりさんたちと、来年こそは参加したいです。

ひるに乙四郎母上のお顔がふっと浮かびました。
去年は何度か姫野農園の野菜を届けましたが、今年はなんにも届けていません。乙四郎には連句会場を何回もただで使わせてもらうなど大変お世話になっており、心苦しい限りですが、すみません。よろしくお伝えください。そうですか、寺田村のむかしのこともご存知なのですね。長生きしてもらわないと。

甲四郎先生にもずいぶんご無沙汰してます。
ひとつ聞きたいこともあるのです農学博士高橋昇のことで。蝶の学者の話。
以前ブログで紹介した乙骨一族の江崎悌三博士のことで、さる方からお尋ねがあり、また聞きの又聞きみたいなお話でしたので、どうしたものかと気にかけながら、そのままにしていました。が、昨夜と今日と再び依頼の電話があり、お話をよく整理しますと、こういうことでございました。
戦時中、江崎悌三博士はシンガポールの植物園か博物館におられたことがあったらしい。そのとき、懇意になられたのがイギリス人のコーナーさんとおっしゃるかたで、その方は回想録をのこしておられる。その父上のことを伝記に書きたい息子さんがいらして、その方は、オーストラリア在住のイギリス人、ジョン・コーナーさんとおっしゃいます。
コーナーさんは名古屋の明石陽至とおっしゃる先生を通じて、悌三博士のご家族にお話をお聞きになりたいそうです。
かささぎはこのことをふせていようかとも思いましたが、ちょうど高橋昇博士と同じ時代のことだし、なにかつながっていそうでもあり、ここにも書きます。
かささぎにご連絡くださったのは、明石氏の教え子さんでございました。(かささぎは明石氏を全くぞんじあげませんし、ジョン・コーナーさんも知りません。しかし、君が代を国歌にした乙骨太郎乙の直系の子孫である、九大の昆虫学者・江崎悌三博士のことをもっと知りたいとおっしゃる方、それも外国の方がおられますなら、できるだけ力になりたいと思いました。あまりにも茫漠とした話でしたので、最初戸惑って、さくらさんへも相談しました。さくらさんは、このような返信をくださいました。ありがとうございました。

姫野様

こんばんは
メールありがとうございました。
下記の内容ですが、姫野さんの文章にしてはぜんぜん意味がわかりません。
誰が誰のことを知りたいのか理解できないのです。

昆虫学者江崎悌三博士の遺族のかたから
名古屋の方から
・・・・とおぼしき方の教え子さん(筑紫野在住)から

書きながら件名を見て、知りたいのは「明石陽至さん」のことだとわかりました。
軍人なのか学者なのか?
当時その方面に行っていた日本人は無数にいますので、その名前は知りません。
今中国にどんどん支店や工場を移して、中国駐在員としてたくさんの日本人が行ってるのと
同じ状況だと思います。
今中国に行っている誰々さんを知っていますか?と聞くのと同じよなもの。 

>当時日本の委託統治領であった南洋諸島にも・・・・・
占領政策というとよっぽど悪いことのように教育されていますが国際条約です。
第一次世界大戦では日本は戦勝国ですから、そのときの国際条約で
日本が統治するように決まったのです。
第二次大戦でに日本は負けたので、条約によりアメリカ軍がいるのと同じなんですよ。
またそれらの国(南方の)の人たちは日本人をとても尊敬して好きでいてくれる人が多いのですよ。
今も日本を占領してる(ようなもの)アメリカを、日本人はみな嫌いかというとそうじゃないのと同じです。
嫌いな人も好きな人もいるのに嫌いな人ばかりのように教育・報道するのを偏向教育・報道といいます。

この前長崎カステラの話をちょっとしましたが、おじいさんの戦死について調べ、それを題材にして
小説を書いた青年に今日会ってきました。
小説フリマーというのがあるんですね。
http://bunfree.net/
なかなか奥が深く今日の私はちょっと感傷的になっています。
日本中からたくさんの表現者が集まって盛況でした。
訴えたい、聞いてほしい、自己表現したい・・・・生きていくのは大変だ。
かける人はまだ幸せかも知れないが。

その青年の小説は帰りの駅のカフェで一気に読んでしまいました。
おじいさんが海軍で、1年に1回船が佐世保に入港すると、南洋からバナナをいっぱい持ってくるの
が子供にとってものすごく楽しみだった場面が生き生きと書かれていました。
バナナと一緒にデパートからカステラも買ってきた。
バナナとカステラを楽しみに待っていた女の子は、今日会った青年のお母さんなわけです。
病床のお母さんにその思い出を忘れないために、姉妹から今も定期的にカステラが届けられる
ことに疑問を持ったことから、この青年は「知ろう」と思ったそうです。

姫野さんのこのメールがそのバナナが豊富な南洋の島に関係してるのがとても不思議です。

では、    神崎さくら

蝶といえば、上妻小学校の小川先生を思い出します。
ご存命でしたら、何か手掛かりをご存知だったかも。

おっとっと、ここで2度読んでやっと人脈がわかりました。
小さな(これから大きくなるかもしれない)国際交流のひとつとして尽力するのもいいことですね。
上の理由ならば、永井菊枝さんにお尋ねするのは大いに理由がありますね。
ところで最近利華さんは永井先生に三鷹で会われたようですね。
そのコンサートのことは見逃して知りませんでした。
知ってれば私も永井先生に会えたのに。

高橋博士のことといい、いろいろとつながりますね。

2009年12月20日 (日)

医療と統計学  国保保険料滞納率       乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

福岡県の国保(2)

2009 年 12 月 20 日 日曜日

福岡県の国保の滞納率が際立って高いわけではありません。

各都道府県の滞納率は調査年ごとに変動しますが、平成21年9月の資格証明書世帯調査時点では、ワースト都道府県は次の通りでした。

      世帯数 滞納世帯数 滞納率

1 東京 2,408,788  692,322  28.7%

2 宮城  350,516   82,509  23.5%

3 岡山  282,030   64,474  22.9%

4 埼玉 1,181,810  267,767  22.7%

5 三重  291,131   62,870  21.6%

6 大阪 1,499,407  320,118  21.3%

7 奈良  209,209   42,920  20.5%

8 神奈川1,432,315  290,345  20.3%

9 千葉 1,028,450  206,176  20.0%

10福島  308,749   61,856  20.0%

これらの都道府県では、4~5世帯に1世帯が滞納していることになります。

九州の各都道府県はワースト10には入っていません。

13熊本  330,191   63,323  19.2%

15沖縄  259,922   49,164  18.9%

17福岡  771,246  131,802  17.1%

23長崎  253,251   38,675  15.3%

26佐賀  122,300   18,126  14.8%

30大分  193,759   27,809  14.4%

31鹿児島 286,232   40,843  14.3%

37宮崎  202,027   25,565  12.7%

福岡県では6世帯に1世帯が滞納です。

最も滞納率が低い県は島根県でした。

47島根  104,021   7,578   7.3%

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』を転載)

▼かささぎのひとりごと

おお!
昨日の「高校生の滞納率」というのと対照すべき統計でございますね。
調査のやりかた、かささぎの予想では、受診した「人」に実施したのではなく、「医療機関」に実施したのではないかと思います。ただ漠然とそう思います。プライバシーが絡みますので、。したがっていつぞやかささぎが「なんやん、こげないそがしかときにこげなややこしい調査書を提出させてから!!(なによ、こんな忙しい時にこんなややこしい・・・)」と怒りまくった、建設業界での公共工事にからむ価格調査のようなことがあったのではないかとお察し申し上げる次第でございます。苦笑

でも、これをみれば、さらに疑問が深まる。
東京がワースト。(そうだろうと思っていた。)

で、次にくるのは宮城ですか。所帯数がさほど多いわけでもないのに。
意外でありました。

九州はワースト10の圏外。
しかも福岡より熊本や沖縄が滞納率は高い。
じゃあ、なんで「滞納高校生」が福岡は全国ワースト二位?

乙四郎先生、こたえをひっぱりますね。明日まで待つのか。

コメント

福岡県の無保険高校生数が突出しているのは、福岡県、特に福岡市と北九州市が対象者をよく把握しているからだということがわかりました。連載の(3)あたりで書きます。

子供手当てを出す所得制限の話(TVの報道による)を聞いていて、私は怒っている。
なんが年収800万ねやん。1000万?2000万?あほらしゅうて声も出らん。年収300万円、400万円台で生活している人は大勢いるのに。そんな中で、家賃も支払い子供を学校へやり、毎日食べていっているのに。
そういう人たちでさえ、子供手当てやらいらんと言ううとるのに。
民衆の声を聞いてね、政治家の皆さん。
ちなみに久留米市議会議員の報酬は月額58.2万円、12ヶ月で698,4万円です。
(久留米市報による)

乙四郎先生、かささぎは疑問に思うのであります。
日本は全部でいくつの行政ブロックかなと思って、「日本全国一都何県」で検索したら、一都一道2府43県とヒットしました。だからここでは色々思わず、単に47で割ったのですが、ほんとうはどう数値を出しているのか、知りませんし、報道でもそこまで詳しいことには言及されていませんでした。
しかしです。ちょうど十年前、八女市に石橋秀野という俳人の墓がある関係で秀野没後五十年の俳句大会が全国規模で執り行われたことがあるのですが、そのとき、文化会館に見えた講演ゲストは、乙四郎の大好きな新明解辞書を編纂なさった山田孝雄博士のおうちのご兄弟ただ一人の女性で俳人の山田みづえ先生でありました。
先生はお話の冒頭、わたしの住んでいます世田谷区は、ただ一区でこの八女の町の人口の十倍近い三十五万ほどが居住しています。
とおっしゃいました。そういうことを思うに付け、都会と、地方の県をひとしなみに扱っていいものかと思います。

それと。
ぼんとおなじく、わたしも雅子さまが大好きです。
で、ぼんと同じようなことを思うのですが、ただ、それを雅子さまが自然にやろうとしても、まわりがそれを許さなかっただろう。外交は政治の問題のどうのとうるさくうるさくうるさくいって、。それがあったから、ここまでこじれた。お気の毒です。あのようなお立場にたつくらいなら、空をとぶ鳥のほうがよほどましだときっと雅子さまは何度もお思いになられたことでしょう。じっと辛抱されていることがすでに奇跡だ。

あまりに多い宗教行事は整理すべきだと思います。
庶民の次元では現にそうなっているのに、皇室にだけ以前とかわらぬ厳格な式を要望するのはおかしいもの。皇太子さまがおっしゃるとおりです。

ほかには、・・・雅子さま。
ぜひ、一度連句をいたしましょう。お姑さまは和歌がとってもお上手でいらっしゃいますが、時代は連句でございます。(てか、単にかささぎは興味があるんだわ。和歌は天皇家や貴族のものだった。それに対して中世に俳諧が生まれたのですが、かように圧倒的な民主主義の世になっては、「俳諧」の意味が逆転しそうな気がする。きれるのはあちらがわのかたがたで、ああ、ああ、もうやってらんねえ!!と、きもちロックンローラーしてがんがんやるっきゃねえ。みたいな。で、そういうかんじを雅語にのせたら、というのを一度やったら、どんなにおもしろいだろうなあ!)
これこれかささぎどん。
いくらなんでも、不謹慎ですよ。ーはいはい、わかっちゃいるっすけどね。

いまから、高校の三者面談にいってまいります。もう子は行ったようですね。今日学校は餅つき大会で早く帰ってきました。

ぼん。久留米は三潴やそこらへんも合併して大きくなりましたが、ということはよ。無駄を省くためだったのでしょう。その分、議員さんとかは減ったのですか。また、三潴の議員さんより久留米の議員となったほうが収入は上がったのでしょう。であれば、無駄を省くどころか、逆に無駄の上塗りになったのではありませんか。もし、失礼なことを尋ねているのであれば、先におわびします。

市会議員さんの数は減りましたよ。10数人いた三潴町議は4人に減りました。北野、田主丸、城島も減ったと思います。

2009年12月19日 (土)

政権交代と医療(82)  統計学とこどもの無保険   乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

福岡県の国保(1)

2009 年 12 月 19 日 土曜日

厚生労働省は、16日、「資格証明書世帯に属する中学生以下の子どもに対する短期被保険者証の交付状況及び資格証明書世帯に属する高校生等の人数に関する調査(平成21 9 月時点)の結果について」という記者発表を行いました。

保護者が国民健康保険の保険料を滞納して子どもが無保険状態になっている問題です。

4月に施行された改正国保法で中学生以下の子どもには救済措置が導入され、保護者が保険料を滞納していても6か月間有効の短期証が交付されることになりました。

今回、参考情報として調査された高校生世代(救済措置の対象外)について、資格証明書世帯で無保険状態の高校生世代が10647人も存在していることが判明しました。

都道府県別には、神奈川県1180人、福岡県1118人、千葉県947人がワースト3県です。

人口比で考えると、福岡県の突出が目立ちます。

(資格証明書世帯で)無保険高校生の1割以上が福岡県に集中していることになります。

資格証明書交付世帯は滞納者の一部(約1割)ですので、実際の無保険状態の高校生や中学生以下の子どもはもっとたくさんいることになりますが、その実態は不明です。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』を転載)

▼かささぎのひとりごと

割合の算出:昨日間違えた割合をやり直しました。
日本とは1都1道2府43県のことなので、与えられた人数を47で割ります。
10647÷47=226.53=およそ227名

福岡は1118名というのですから、

1118÷227=4.925=およそ5

何が一割増しなものか、なんと他県の五倍もの数値じゃないか!

うっひゃー乙四郎、あったまいい!
一割増しと思ってたかささぎ、蝶ぼんくら。

調査法は不明ながら、ご苦労を察し申し上げる次第です。
実際はこれよりかなり多いであろうと乙四郎先生も書かれています。
神奈川県は更にもうちょっと福岡県の数値を上回る、しかし素人考えで神奈川千葉などの首都圏の県はさもありなん。と思うのですが、福岡はちょっと意外なのですよね。県民性を考えるべきか、景気を考えるべきなのか。両方にらみあわせつつ原因を考えるのだろう。

(きのう、乙四郎論文の冒頭を数行引きたいと思ったのは、統計の考えの粋みたいなものがそこには書かれていたからです。もともと膨大な人員を対象に調査を行うことは土台無理な話ですから。一部をとりだして、その結果をもとに考えるということ。)

今かささぎの身ほとりには無保険のこどもはいませんが、ついこないだまで、無保険のおとなは普通にいらっしゃいました。(そのような職場でしたから。)健康なときはぜんぜん構わないのですが、病気になったら即困ります。病院の窓口で過去の不払いまでも言われ、受診を断られます。自業自得といいますけども、それはそうしたくてそうなったわけではなく、一生懸命歯をくいしばって一人で働いておられても、支払えないことが現にある。独り者でさえそうですから、家族持ちとなるとどんなに大変なことか。
きっと今はこの調査の時よりもっとうんと増えているに違いありません。
昨日の朝刊は建築関連学校の定員割れを報じていました。
政権交代がそれを促したことになります。

▼連句的

どう連句的かよくわかりませんが、

昔光明皇后が恵まれないこどもたちに施療院を作って保護したとか色々な歴史的事例もございます(歴史の先生のろいりさん、これ間違っていませんか、自信なし)し、星野と黒木の物語についたコメントをここにひっぱりましょうか。ほんとは矢野一貞の文章を引用してそれにつけようと思っていたのですが、時間がとれない。(あれはとても時間がかかります。)それでここにつけます。
別段たたくために披露するものではない。先祖に深く学ぶために。

コメント

こんにちは。

「天皇を人権として認めてあげないと」。というのは物質的な外見の部分しか見ないからかもしれません。皇族を人間として一般人と同じく見たとたんに「変な人」で終ってしまいます。また一般人に情けをかけれらる存在でもありません。はるか昔から培ってきた内面(霊性)は、多くの一般人とかけ離れています。見かけで議論する事など到底できない事を、昔は多くの日本人が知っていたのでしょう。
外見のみで議論すると歴史の教科書のように聖人や極悪人の両極端な面しか見えません。

私が学生の時の先輩にある皇族の方がいました。
外見や話をすると非常に真を捉える真面目な方でしたが、一般社会から見ると浮世離れしている面もあり、周りの学生からは「変な人」として敬遠されていた部分も多くありました。
このように皇族の方々が庶民に慣れ親しんできた事を良く理解せずに分をわきまえられない人が増えてきているのは事実です。
徐々に外堀が埋まってきている感はあります。。

うたまるさん。『鷺と雪』(北村薫)の『不在の父』にでてくる旧華族の馬さんがまさにそんなタイプの人です。ひたひたとおしよせる民主化の波。時代が大きくうねる226事件を前にした一瞬をすくいとって、百年ちかくも昔のことなのに、まるで今であるかのような味わいの推理小説になりました。殺人は殺人でも、人の為にじぶんのいのちをさしだす話。
うたまるさんのおっしゃりたいことはよくわかります。だけどそれはあんまり口にしないほうがいいかも。

お気遣いありがとうございます。このような言葉を表に出すのは実は初めてだったりします。特定ブログという性質に伴い違和感を感じられる方が多い内容である事も、またサーチロボットにピックアップされないようにする書き方の術も知ってはいますが、あえて直に書きました。ただ、恐らくこれ以降はないでしょう。。失礼しました。

 良くも悪しくも、現制度の下では(昔の制度下でも)、天皇は一般人と違います。なぜなら戸籍には載らず、選挙権など現憲法に基づく基本的人権も制限され、その他いろいろ。しかし一般人とは違っても「人間」であることに変わりはないでしょう。だから皇太子や秋篠宮の恋愛結婚も認められました~昔なら勝手に許嫁が決められる。
 天皇(制度)を奉る人たちの発言や行動が、実は天皇を困らせる(あるいは怒らせる)、二・二六事件や三島事件など、そのような例は多々あります。天皇(制度)を奉りながら(あるいはそのふりをして)、それを利用し戦争始めた人たちが、戦後天皇の政治責任論・退位論や天皇制廃止論で天皇(制度)を危機に陥れた。某東京都教育委員の園遊会での余計な発言に対して、現天皇も内心は困って「強制でないことが望ましい」と言わざるを得なかったetc.
 蛇足ながら、天皇の政治的利用は大昔からの日本の伝統?典型的なのが明治維新で、討幕派にしろ公武合体派にしろ、天皇は将棋の「玉」に過ぎなかった。うたまるさんは「歴史の教科書のように聖人や極悪人の両極端な面しか見えません」と書いてるが、歴史の教科書にはそのような書き方はしてありません。聖人の天皇も極悪人の天皇も出てきません。『古事記』『日本書紀』には出てくるが。
 このコメント、書くのも迷ったし送信もやめとこうかと思ったけど、あえて送信します。

今朝の報道で、雅子様の外国でのご公務が又取りやめになったとのこと。理由の一つに飛行時間の長さが取りざたされていました。
ミーハーな雅子様ファンの一人として、海外で思う存分英語を話し、知識を披露して、笑顔の外交をされてきたらご病気も少しはよくなるのではないか思うのであります。
皇太子もご結婚を決められたときのように、「全力で雅子を守りたい」と仰れば良いのに。

2009年12月18日 (金)

政権交代と医療(81) 乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2009 年 12 月 18 日 金曜日

中医協の議事は公開です。

傍聴希望者が多く、早朝から行列ができている状況です。

インターネットラジオによる生中継方針が発表されましたが、委員から賛否両論が出て、実現できませんでした。

16日の中医協では再診料が議題になりました。

「論点」は次の4つです。

1 病院と診療所の再診料について、一物二価となっていることをどう考えるか。

2 同一日に病院の複数の診療科を受診した際の再診料の算定についてどう考えるか。

3 各診療科が担う役割と、初・再診料、外来管理加算における診療科間のバランスについてどう考えるか。

4 前回改定において、再診料の点数を引き下げる代わりに、外来管理加算について患者への懇切丁寧な説明や計画的な医学管理等を評価するものとして5分という時間要件を導入した。

外来管理加算の時間要件を見直す場合に、懇切丁寧な説明等を時間以外の何をもって担保するか。

また、一定の処置や検査を行わない場合に加算されるということで、患者にとって分かりにくいという指摘に対し、どのように答えるか。

病院の再診料は600円です。

診療所の再診料は710円です。

同じ再診なのに価格が違う一物二価はおかしいということで、統一される方針となりました。

高いほうに統一するのか、低いほうに統一するのかは決まっていません。

2番目の論点は議論が尽くされていません。

3番目の論点は、収支の根拠データが不足しており、議論するのかしないのかも合意に至っていません。

4番目の論点である、懇切丁寧な説明の対価であるところの外来管理加算については、政権公約どおり、5分要件を用いないことが決定されています。

懇切丁寧な説明を行ったということを、時間を5分以上かけましたという以外の何をもって簡潔かつ客観的に記録に残すことができるかは、哲学的難題です。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』を転載)

△かささぎのひとりごと

えーっ三十年前から百円しかあがってない。再診料。
500円でしたよ三十年前。
これ、初めてしりました。ダブルスタンダードな再診料。
診療所を優遇してたのですね。でも今や病院が危ない。
法で価格をきめることの難しさが伝わってきます。

五分要件・・・。苦肉の策でありまするなあ。

連句的。前こういうことを思ったことがあります。

再診料をとるときに慢性疾患には指導料が二週間に一度五百円加算できた。しかし、慢性疾患というのは慢性であるゆえに、治療も慢性化し(という意味はほぼ同じ薬でいくことが多く)患者さんによっては窓口に電話で薬だけお願いします。とおっしゃる方もあった。事務はそういう場合、医師の了解を得て処方箋を書き、調剤薬局に薬をお願いして処方してもらうと、それを郵送していました。その場合もいただいていました、指導料。三十年前の話ですけどね。

▼今日のおまけ記事

医療と統計学

≪福岡人の医療費と無保険所帯との相関性≫

国民健康保険医療費マップというものがあります。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/hoken/iryomap/06/03.html

北海道と西日本に「医療費」が集積しているのがわかります。

実績医療費というのは、生の数字。

高齢者が多い地域では医療を要する人の多さを反映して医療費が高くなるのは当然です。

そこで、年齢構成の違いによる影響を除去して補正した値が「地域差指数」(全国平均を1)です。

地域間で比較する場合には地域差指数で比べたほうがいいでしょう。

福岡県は、平成18年度には、ついに地域差指数全国ワースト1になってしまいました。

地域差指数1.212で、全国平均より2割増しの医療費ということになります。

で、これにかささぎが付けます。(↑は蔵出し学長ブログ)

昨日西日本新聞のトップに、医療保険未加入の高校生数が福岡はとても多いと出てました。(ワースト神奈川、福岡二位)
全国平均の一割増しの数字でした。
親が保険料が払えない子たちの救済。

厚労省によって中学生以下には今年四月から救済策(半年有効の短期保険証を発行)が実施されているが、今度はそれを高校生にも拡充するというニュース。

福岡は交通事故死者数も多いし薬物死数も多い。

いったいなぜなんでしょうね?その理由。

わからない。
あたまのどこかにみんなが自覚しておけば、何かみえるか。

2009年12月17日 (木)

医療と統計学  幼児死亡率、高!        乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 爪 章

2009 年 12 月 17 日 木曜日

日本の幼児死亡率の高さが話題になっています。

私も、日本国際保健医療学会の学会誌に、「アンバランスな発展」と題してこの問題を発表したことがあります。

http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jaih/-char/ja

全文はこのページで著者名検索か、巻号検索(Vol.20 No.1 2005)をしていただければ読めますが、要約すると次の通りです。

国の発展度を測る指標として乳児(0歳児)死亡率が多用されているが、乳児死亡は闇に葬られがちなので、予防接種プログラムの対象児でもあり行政的に捕捉されやすい1~4歳児死亡率を用いたほうが合理的であろう。

ユニセフは乳児死亡率と5歳未満児死亡率の国別一覧を発表しており、わが国は、いずれの指標についても世界トップクラスの低率を誇っている。

5歳未満児死亡率から乳児死亡率を減ずると、1~4歳児死亡率を算出することができる。

多くの先進国において1~4歳児死亡率が(出生児千人あたり)1未満に改善してしまっている中、わが国のそれは1.08と高い。(注:平成20年統計では、0.87に改善していますが、それでも他の先進国より劣っています。)

わが国は世界の中で20~30位に位置している。

わが国の1~4歳児の主要死因は事故とりわけ交通事故と溺水であるが、十大死因には(予防接種での)予防可能感染症や他殺も登場する。

わが国の援助対象国の中には、1~4歳児死亡率においてわが国と争うところに位置しているところさえ出てきている。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』の転載)

カテゴリー『国際協力の経営学』を全部よむ:
http://www.healthcarem.ac.jp/app/gm/archives/category/international

▼かささぎのひとりごと

橋爪章論文を開き、冒頭数行をコピペしようとして失敗。

おもしろかったのにな。できないようになっているね。

これを読んで、マザーテレサのことば、(日本は心貧しいかわいそうな国だ)と、ブータンのことを反射的に思い出した。日本はしあわせを量るはかりにお金をもってくるけどブータンはそうじゃない。国民総生産高ではなくて国民総幸福高で量ると本で読んだ。
先進国という名前はただ独善的なはずかしい呼び方だというのがよくわかる。その例みたいにこの話をよむ。

▼きのうのコメント(天皇問題と政治)

 小沢一郎の記者会見、あのふてぶてしい口の聞き様は、現東京都知事にそっくりな感じだった。あーゆう俺様タイプが良いと思う物好きも結構いるんだろうな。小沢は天皇の政治的利用をして開き直ってるが、慎太郎は皇太子をオリンピック誘致に利用しようとしてできなかった。しかし何の問題でもすぐ開き直って自分を正当化する、そういうところも似とる。でも、立場が変われば自民党だって同じようなことしていないとは限らんと思うよ。所詮、小沢も鳩山兄も元自民党だし。
 このブログでは民主党が散々叩かれているが、同じ穴のムジナも多い政界、これからどうなるかはまだまだ予断を許さないというところですね。
 ところで私は、今の天皇は人間個人として、とてもいい人だと思います。皇太子にも好印象。そのいい人同士の親子関係がうまくいってないらしいところが、人間関係の難しさですね。政治も、いい人や清廉潔白な人がやると良くなるかというと、これまたわからん、これは政治の難しさ。

民主党が政権とったおかげで、たちどまることができる。

止まることは傍迷惑な事だが、必要なことだったと思う。

ろいりさんの文章をよんで、ふと連句的に思い出したのは、娘が不登校だったころお世話になった日教組の先生である。先生はとても熱心にこどものことを見てくださった。助けてくださった。毎月文藝春秋を読んでいたあたまには先生の考えは偏向としか思えないときもあったが、それでも高濱先生が大好きであった。母女の会の映画にも何度もさそって下さった。

先生のお考えのうち、日の丸君が代反対、というのにはついていけなかったけれども。
しかし、理由のひとつにあげられた、天皇だってにんげん、その人権はどうやって守られるのだ。という主張には同感であった。ずっと、天皇というお立場には、尊崇の念とおなじくらいの同情の念を抱いていた。

また連句的に、
テレビドラマ『仁』のおいらん野風のことを思った。
まずしい家におさないころ身売りされて、吉原の花町にきた野風。

それは江戸時代のことだ。というだろうか。

まだ百年もたっていない。

日本にそんな時代があったのはついこないだである。

東北の大凶作がつづき、村には一人のむすめも残らぬほど、身売りが横行した時代が確かにあった。幻のようによぎる。北村薫『鷺と雪』の「不在の父」がその時代のひとこまを鮮やかに描いて出色だ。ますます俳句(のあじわい)の腕があがった北村薫。文章が連句的だ。以下は「不在の父」を読んでできたかささぎ詩。

ゆきのあしおと    

     

今日会ひし人に
二度とは会へぬかも知れず

一期一会の

ゆき降れば

街の騒擾

そのなかに

目覚めし耳の

ありありと

みる

聯兵たちの靴音を

遠き日の雪の跫近づきぬ

2009年12月16日 (水)

政権交代と医療(80)   乙四郎元官僚語録

調査日に在宅医療(往診、訪問診療など)を受けた推計外来患者数は10万人です。

内訳は、病院が1.1万人、一般診療所が6.2万人、歯科診療所が2.5万人です。

病院による在宅診療は前回調査より減っていますが、診療所では大きく伸びています。

量的にも、在宅診療の主力は診療所であるといえるでしょう。

高齢化が進み、入院病床数が抑制される中、在宅診療はしっかりと伸ばしてゆかなければなりません。

事業仕分けで、診療報酬配分を診療所から病院へとシフトさせる見直しが評決され、ほぼ既定路線となってしまいましたが、診療所から在宅診療の余力を奪ってしまうような荒療治だけは避けてほしく思います。

日本の医療は、(勤務医が疲弊している)病院だけではなく、地方の診療所も支えていることを忘れてはなりません

15日、厚生労働省の足立政務官は、診療報酬の「本体」部分で6300億円程度の増額を求めて財務省と交渉に入る考えを示しました。

救急、産科、小児科などの赤字を補うために4500億円、リハビリや終末期など後方機能の支援に1000億円などが必要ということです。

診療報酬は「本体」と「薬価」の合算で決まります。

薬価部分は5000億円程度引き下げる見通しが示されていますので、薬価との差し引きで1300億円の引き上げ方針ということになります。

1300億円のアップは、0.3%のアップに相当します。

3%の大幅アップというわけにはいかないようです。

財務省からは、協会けんぽなどの保険料引き上げを抑えるために、診療報酬の4000億円~5000億円(約1%)の引き下げを求められているのだそうです。

こちらも3%の大幅引き下げの勢いではなくなりました。

着地点のぶれ幅が、プラス0.3%からマイナス1%の間に狭まりました。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』を転載)

▼かささぎのひとりごと

プラス0.3%からマイナス1%の間。そりゃないでしょう。
といいつつも悪い予感がする・・、さらにマイナスとなったら。

在宅医療は増えていたのですか。それを支えているのは、町の大病院ではなくて地方地方の診療所であるのですね。なのにこないだの
事業仕分けで、診療報酬配分を診療所から病院へとシフトさせる見直しが評決され、ほぼ既定路線となってしまいました

そうだったのですか。
どのようになっていくのでしょうね。

≪昨日電撃的に行われた天皇と中国副総理との会見≫

コメント

陛下以外の要人との会見の際のコメントです。

横路衆院議長「軍縮、地球環境などグローバルな問題で協力が緊密になることを願いたい」

江田参院議長と参院議長公邸で。江田「鳩山内閣が誕生して日中関係は氷も解けて暖かい春に近づきつつある」

亀井国民新党代表「日本は発展を遂げたが、日本人の心を失ったことが経済の停滞を招いた。日本の轍を踏まないようにしてほしい

福島社民党党首(16日に会談予定)

谷垣自民党総裁は「東シナ海の油田開発問題に配慮してほしい」「野党になっても自民党との交流関係を深めていきたい」

山口公明党代表「食品の安全・安心のための枠組みをつくることが当面のテーマだ」

鳩山首相(首相官邸で握手)

報道を見る限り、首相の影が薄いです。何も見えてこない。

ところで、ある人が「陛下の行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだ、すべて」と断言されたおかげで、ひとつ賢くなりました。すべて、というところが間違い。
天皇の行為は「国事行為」と「公的行為」に分類され、前者は憲法に列挙された、国会召集や衆院解散、外交文書の認証、外国大使・公使の接受など。
外国賓客との会見などの国際親善活動や全国植樹祭や戦没者追悼式へのご出席などは国事行為ではなく「公的行為」。公的行為は「内閣の助言と承認」を必要としません。
国事行為をよく理解せず、天皇は政権のいうことを聞けばいいという考えの人が政権中枢にいることがわかりました。

2009年12月15日 (火)

医療のフォーマット 病床数の設定        乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2009 年 12 月 15 日 火曜日 

《医療計画(基準病床数等)》

都道府県には病院の許認可権がありますので、医療計画で定めた「基準病床数」が重要な意味を持つことになります。

医療圏内の基準病床数を超えるような増床申請は認められません。

基準病床数は次のように定められます。

一 療養病床及び一般病床:特定の式によりそれぞれの病床の種別に応じ算定した数の合計数。

二 精神病床:特定の式により算定した数。

三 結核病床 都道府県の区域ごとに都道府県知事が定める数

四 感染症病床 都道府県の区域ごとに都道府県知事が定める数

ただし、山間地、離島等の交通条件に恵まれない地域において病院の病床又は診療所の療養病床の確保が必要になる場合など、厚生労働大臣が認める事情があれば基準病床数を超えても許認可がなされます。

以下のような特別な医療についても例外的に取り扱われます。

一 専らがんその他の悪性新生物又は循環器疾患に関し、診断及び治療、調査研究並びに医療関係者の研修を行う病院又は診療所の病床並びにこれに準ずる機能及び性格を有する病院又は診療所の病床(高度ながん診療施設又は循環器疾患診療施設が不足している地域における高度ながん診療又は循環器疾患診療を行う病院又は診療所の当該機能に係る病床に限る。)

二 専ら小児疾患に関し、診断及び治療、調査研究並びに医療関係者の研修を行う病院又は診療所並びにこれに準ずる機能及び性格を有する病院又は診療所の当該機能に係る病床

三 専ら周産期疾患に関し、診断及び治療、調査研究並びに医療関係者の研修を行う病院又は診療所並びにこれに準ずる機能及び性格を有する病院又は診療所の当該機能に係る病床

四 専らリハビリテーションに関し、診断及び治療、調査研究並びに医療関係者の研修を行う病院又は診療所並びにこれに準ずる機能及び性格を有する病院又は診療所の当該機能(発達障害児の早期リハビリテーションその他の特殊なリハビリテーションに係るものに限る。)に係る病床

五 救急医療体制において不可欠な診療機能を有する病院又は診療所の当該機能に係る病床

六 アルコールその他の薬物による中毒性精神疾患、老人性精神疾患、小児精神疾患その他厚生労働大臣の定める疾患に関し、特殊の診療機能を有する病院の当該機能に係る病床

七 神経難病にり患している者を入院させ、当該疾病に関し、診断及び治療並びに調査研究を行う病院又は診療所の当該機能に係る病床

八 専ら末期のがんその他の悪性新生物の患者を入院させ、緩和ケアを行う病院又は診療所の当該機能に係る病床

九 病院又は診療所の建物の全部又は一部、設備、器械及び器具を当該病院又は診療所に勤務しない医師又は歯科医師の診療、研究又は研修のために利用させる病院又は診療所の当該機能に係る病床

十 後天性免疫不全症候群に関し、診断及び治療、調査研究並びに医療関係者の研修を行う病院又は診療所の当該機能に係る病床

十一 新興感染症又は再興感染症に関し、診断及び治療、調査研究並びに医療関係者の研修を行う病院の当該機能に係る病床

十三 治験を行う病院又は診療所の当該機能に係る病床

十四 診療所の病床(平成十年三月三十一日に現に存する病床に限る。)を転換して設けられた療養病床

また、以下の病床についても、特別な病床数算定がなされます。

一 特定の対象者の診療のみを行う病院若しくは診療所

二 放射線治療病室の病床、無菌病室の病床又は集中強化治療室若しくは心疾患強化治療室の病床であつて、当該病室の入院患者が当該病室における治療終了後の入院のために専ら用いる他の病床が同一病院内に確保されているもの。(算定しない)

三 介護老人保健施設の入所定員については、当該介護老人保健施設の入所定員数に〇・五を乗じて得た数を療養病床又は一般病床に係る既存の病床の数として算定する。

四 ハンセン病療養所である病院の病床。(算定しない)

五 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律の規定による病院の病床。(算定しない)

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』より転載)

きのうからの連句的コメント
(日本国天皇と中国副総理との会談を小沢氏が指示した件)

コメント

安倍元総理のメルマガ(当時)より。
 「私の知る限りでも、来日する賓客の多くが陛下への謁見を望み、1カ月を切って申し込んでくる国も多々あります。その中には日本にとって重要な要人もいましたが、例外なく断ってきました。陛下のご日程に政治的、外交的思惑を入れてはいけないと、その時々の政権は自制してきました」

司馬遼太郎先生や江藤淳先生がご存命であれば、きっと激しく抗議なさるにちがいありません。

2009年12月14日 (月)

医療のフォーマットー医療計画と医療圏     乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

《医療計画(医療圏)》

医療法により、都道府県は厚生労働大臣が定めた基本方針に即し、地域の実情に応じて、医療提供体制の確保を図るための計画(「医療計画」)を定めるものとされています。

都道府県は、少なくとも5年ごとに目標の達成状況などについて、調査、分析及び評価を行い、必要があると認めるときは、医療計画を変更します。

「医療計画」では、次の事項が定められます。

一 都道府県において達成すべき第四号及び第五号の事業の目標

二 第四号及び第五号の事業に係る医療連携体制

三 医療連携体制における医療機能に関する情報の提供の推進

四 生活習慣病その他の厚生労働省令で定めるもの(がん、脳卒中、急性心筋梗塞及び糖尿病)の治療又は予防に係る事業

五 次に掲げる医療の確保に必要な事業

イ 救急医療

ロ 災害時における医療

ハ へき地の医療

ニ 周産期医療

ホ 小児医療(小児救急医療を含む。)

ヘ 都道府県における疾病の発生の状況等に照らして特に必要と認める医療

六 居宅等における医療の確保

七 医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療従事者の確保

八 医療の安全の確保

九 地域医療支援病院の整備の目標その他医療機能を考慮した医療提供施設の整備の目標

十 主として病院の病床及び診療所の病床の整備を図るべき地域的単位として区分する区域の設定

十一 主として厚生労働省令で定める特殊な医療(先進的な技術を必要とするもの、特殊な医療機器の使用を必要とするもの、発生頻度が低い疾病に関するもの、救急医療であって特に専門性の高いもの)を提供する病院の療養病床又は一般病床であって当該医療に係るものの整備を図るべき地域的単位としての区域の設定

十二 療養病床及び一般病床に係る基準病床数、精神病床に係る基準病床数、感染症病床に係る基準病床数並びに結核病床に係る基準病床数

十三 前各号に掲げるもののほか、医療提供体制の確保に関し必要な事項

十および十一が「医療圏」の設定です。

医療計画は、医療圏をひとつの基本単位として策定されます。

南部の人たちが北部の医療機関を利用することは稀であり、北部の人たちが南部を利用することも稀である場合、この地域全体を医療圏として北部に偏った医療提供体制を充実させても南部への恩恵はありません。

こういう場合は、北部と南部とを分離して医療圏を設定すべきでしょう。

法的には「地理的条件等の自然的条件及び日常生活の需要の充足状況、交通事情等の社会的条件を考慮して、一体の区域として病院及び診療所における入院に係る医療を提供する体制の確保を図ることが相当であると認められるものを単位として設定すること」とされています。

医療圏の広がりは、一次医療圏は市町村単位、二次医療圏は保健所単位、三次医療圏は県単位といったイメージです。

厳密には患者の圏内外の出入りを統計的に分析して医療圏の境界が定められます。

患者の受療行動は交通網に依存しますので、実質的な医療圏が行政的な単位と一致するとは限りませんが、どこかで行政的に割り切って線引きがなされることになります。

近年は広域合併によって市のサイズが広大となってきていますが、医療圏が市を分断する例はあまり聞きません。

県を跨って医療圏が設定された例もあまり聞きませんが、法的には「都道府県の境界周辺の地域における医療の需給の実情に応じ、二以上の都道府県の区域にわたる区域を設定することができる」とされています。

医療圏では、医療提供施設(病院、診療所、介護老人保健施設等)に医療連携体制の構築が求められます。

たとえば病院は、医療計画の達成の推進のため、建物の全部又は一部、設備、器械及び器具を病院に勤務しない医師、歯科医師又は薬剤師の診療、研究又は研修のために利用させるように努めるものとされています。

(保健医療経営大学『学長のひとりごと』を転載

▼きのうのコメントから

コメント

最近びっくりしたニュースから。
源泉所得税は職員給与から天引きして、よく月10日までに事業所が国に支払わなければなりません。1日でも遅れたら税額の5%から10%の不納付加算税が発生し、企業が大きくなればなるほど膨大な金額になります。なんとそれを某市役所が今まで何度も不納をしていたため7千万近くの加算税がかかるというニュースを見て、開いた口がふさがらないとはこのことかというほど驚きました。市役所と言えば納付を推奨しているところ。そこでも起きるのです。どうも一箇所の市役所でのことではないようで、納付の方法を見直さなければいけないのではないかと思います。と言うよりずっと前から危うい方法だと思っていました。預かっている源泉税とは目に見えないお金ですから、うっかりということは充分ありえます。会社なら会社の損失で済むのですが、市役所となると加算税は市民の税金から払うということになるので、どうするんだろうと想像もつきません。各企業忘れないようはらはらして払っていると思います。市役所さん、まさかあなたが!という驚きのニュースでした。

上の「企業が大きくなれば」でなく「規模が大きくなれば」のまちがいでした。(職員の数が多くなればと言う意味です。)市の職員は相当たくさんいるでしょうから、その職員から預かった源泉所得税も巨額だったんでしょうね。

まりさん、そのニュース、びっくりしましたよねえ。なんども、というのがどうもわからない。督促があるべきでしょう?あったのかな?それをずっと無視してずらして支払ってきた、というのですかね。民間なら経理に責任とらせるよね、損失金が出た時点で。・・・どうもわからん。市民はどんぐらい怒っただろうね?

これ、わたくしもびっくりしたニュースでした。
これによる追加税を公費で賄うなんてことはありえません。むろん、させてはなりません。
じゃあどうするのか。たぶん、職員ひとりひとりが支払わねばならないでしょう。もちろん。
職員の方もいい迷惑よね。給料天引きで払ってる国税に加算税がつくんですから。

それよりなにより、この原因が会計事務担当者が納税システムを熟知していなかったからってのが、笑うに笑えないお粗末さ。信じられんけど、在り得ないハナシではないってのがまたツライ。

2009年12月13日 (日)

医療と統計学 全国患者調査 3        乙四郎元官僚語録

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2009 年 12 月 13 日 日曜日

患者調査の傷病別統計は主傷病のみについての統計ですが、患者はたった一つの病名だけで受療しているわけではありません。

代表的な病名(糖尿病、高脂血症、高血圧、虚血性心疾患、脳卒中、精神疾患など)について、副傷病もカウントして統計をとると次のようになります。

(入院)       (うち75歳以上)

精神疾患   53万人 (20万人)

高血圧    37万人 (23万人)

脳卒中    27万人 (18万人)

糖尿病    23万人 (11万人)

虚血性心疾患 15万人 (10万人)

高脂血症   11万人 ( 5万人)

(外来)

高血圧   127万人 (54万人)

高脂血症   65万人 (22万人)

糖尿病    51万人 (17万人)

精神疾患   43万人 (11万人)

虚血性心疾患 26万人 (14万人)

脳卒中    20万人 (11万人)

主傷病統計より精神疾患数がかなり多くなっています。

分布が高齢者に偏っていることから、認知症をかかえた高齢患者が多いのかもしれません。

高血圧の入院患者が37万人もいますが、入院患者総数は139万人ですので、入院患者の4人に1人以上は高血圧ということになります。

高血圧の外来患者は127万人です。外来患者総数は687万人ですので、外来患者の6人に1人以上が高血圧です。

糖尿病は、主傷病統計では「内分泌、栄養代謝疾患」に分類され入院患者数は下位のほうですが、副傷病もカウントすると23万人です。

入院患者の6人に1人は糖尿病ということになります。

主病名が何であれ、高血圧や糖尿病は入院に至るかなりの危険因子であるということができるでしょう。

メタボ健診でこれらの疾病をコントロールすることの重要性を裏付ける統計です。

※『学長のひとりごと』より転載しています。

▼かささぎのひとりごと

老人の受診は増えているがそれ以外は減っていると昨日のには書かれていました。
これは経済的なゆとり心のゆとりが減っていることの証明だとかささぎは思います。
年収二百万以下の社会保障がなにもつかない世界で経理をやっておりました。
病気になったらたちまち自費受診が待っている世界です。

そういう社員を多く抱えてボスはどう対処していたか。
国保の事務所にでむき、毎月払えるだけの保険料を給与から天引きして必ず支払いますから、これまでの各自滞納分はいったん留保して保険証を再発行してください。と交渉をして前に進んでいました。そういう世界では、ぎりぎり必要な受診しかしませんしできません。
そういう職場は特殊な職場だと感じていたのですけど、だんだん世の中全体がそうなりつつあるのではなかろうか、と思い始めました。
数字の上では昔より健康になってる。経済がしまれば、統計上人は健康になる。というへりくつが成立する。ほんとうはその逆なのに。

それから、秋に役所は統計をとるのですね。これでわかりました。土建業でも十月でした。

この忙しいときにと悪態をついた記憶があたらしい。どこかに書いている。
かささぎはまだ市民税をきっちり清算していません。なぜなら、元いた会社に返信封筒に切手はって源泉徴収票を送ってくださいと依頼しましたが、なしのつぶてだからです。清算すれば二万ほど支払った税金が還ってくるのですが。ボスは私がいなくなりもう一人の子も人員カットして一人で事務をやってるだろうと思えば、仕方ない。でも、役場の事務も少しは無駄を省いてほしい。この意味は、こうです。役場の市民税課には私の去年の収入の記録が台帳にきっちりとありました。源泉徴収票は一度会社から提出されて、それをもとに税額が計算されているからです。しかし、税額補正にはもう一度源泉徴収票をつけて税務署へ申告するよう要求されます。会社は税理事務所に高いお金を支払ってこの源泉徴収票を作成してもらっていました。おなじ情報であれば、なぜ役場にあるコピーではいけないのか。とかささぎは思う。ゆとりなどどこを探してもない職場に経費と時間と労力を求めることは罪悪だ。役場にはそれがわかっていません。

かささぎの旗「公共事業労務費調査説明会」

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