政権交代と医療(60) 乙四郎元官僚語録
保健医療経営大学学長
橋爪 章
2009 年 11 月 14 日 土曜日
来年度予算の概算要求が発表されて4週間が経ちました。
例年であれば水面下では省庁間の調整が進行し、来年度に向けての閣僚発言も活発化してくる頃です。
新政権でも閣僚発言は活発ですが、例年と異なるのは、閣僚によって発言内容が異なることが目立つことです。
横断的な調整がうまく行っておれば、閣内不一致は起きにくくなります。
行政機構では「縦割り」の弊害が起きやすいことから、従来は、省庁間で調整に調整を重ね、調整が済んだ段階で対外的に方針が発表されていました。
昨今の報道は、財務大臣はこう言っているが○○大臣はこう言っている、という類のものをはじめ、総理や副総理に至るまで、閣内の発言に統一性がない、究極の「縦割り」が放置されている状態になっています。
財務大臣は財務省の立場を主張し、総務大臣は総務省の立場を主張し、厚生労働大臣は厚生労働省の立場を主張し・・・と、概算要求提出直後のコメントであれば容認されるような縦割りの思考が、今になっても堂々と公言されている異常事態です。
「縦割り」弊害の時代に逆行しまいかと心配です。
医療に関しては、診療報酬の扱いが、縦割り体制の中でどう決着されるものかが気になります。
行政刷新会議の評決と政権政策との整合性もありません。
調整がないがしろにされ、結局は声が大きい(財布の紐を握っている)者の主張が問答無用に通ってしまうのではないかと懸念されます。
厚生労働大臣は13日、次期診療報酬改定率の上昇をできる限り抑えたい意向を示しました。
「コストが引き下げられる部分はできる限り引き下げていただいて、その差額を上げるべき部分に使う」と、改定率の上昇を抑え、財源の配分見直しで対応する意向で、行政刷新会議の評決に沿った発言です。
財務省との調整が済んだのかもしれませんが、診療報酬の大幅アップを信じて新政権に投票した多くの医療関係者を裏切る発言であることは否めません。
「学長のひとりごと」より転載しました。
▼昨日からの続き連句的コメント:
さがくうこう。ひゃーびっくりした!
でも、いわれてみれば、たしかにうんと近いね、のーすこーりあに。でもだからってこっちにうつっちゃっては、北を意識しすぎていかにもってなかんじでギラギラなかんじ。
けっきょくやっぱりおきなわにおいたまんまになるようなきがする・・・。だって財源がないのに金を配ると平気で言明するような非常識的な人だから。
佐賀空港への移転、これは真面目な話いいアイデアではないか、佐賀にたくさんお金が落ちるし。と思ったがまてよ、佐賀空港は貨物便の利用がそこそこ多くて、それ以上の赤字を抱えている空港、あるいは空港建設予定地がもっとあるらしい。しかし何を基準にしていいのかがわからん。いろいろ検索してみたら、佐賀空港はワースト3位という記事もあれば、福島空港が需要予測達成率ワースト4位というのがやたらいっぱいでてきたり、あと静岡空港とか、来年開港予定の茨城空港とか…
こうなったら、その赤字空港を維持している団体で入札やったらどうでしょう。米軍基地引き受けます、その代わり、赤字分は国民の税金でまかなう。明治以来、いや江戸時代から沖縄にはたくさんの苦い思いをさせてきたのだから、それぐらいしてもいいでしょう。
いつもおもいますです、沖縄にたくさんのいたみをへいぜんとあたえてきてなにもかんじていないなわれらは、と。知識としてはわかってるけど、日々のくらしがいやでもやってくるから、それにおわれてわすれてしまう・・ってことなんだけど。じっさいにそこで暮らしたこともなく、基地のもんだいを肌でかんじることができない。想像でものをいうだけです。
「世界中に出撃する海兵隊は、沖縄の基地から単独で行くのではなく、まず佐世保港(長崎県佐世保市)から強襲揚陸艦が沖縄に出発、沖縄で海兵隊を乗せて目的地に向かう。朝鮮半島で有事の場合、佐世保から沖縄まで約2日かかり、沖縄での搭乗に数日、そこからまた九州方面に戻ってから朝鮮半島に向かうので、航路で4日分ロスしてしまう。」
こういう実務的なことをずばり書かれると、どっひゃあ!!と腰をぬかさんばかりに驚き、まさに戦前にあることを実感します。もうそこまでいっていたの、ちょっとまって意識がついていけない。
でありまするので、最近のかささぎの旗がやけに政治的なものになりつつあるのを承知の上で、話題をころっと転じます。
九州俳句に沖縄がない。と以前かいてしまいましたが、その意味は、沖縄の俳人が参加されていないという意味ではなく、九州俳句大会は沖縄では開催されない。という意味でした。係りの人に前に尋ねた。誤解を与えてごめんなさい。ちなみにらんさんが入ってくれた。九州俳句。ありがとう。みなさん。九州俳句、はいってください。れぎおんみたいに季刊で年に四冊配本。九州の名ある俳人が数多く所属なさっています。そのかたがたの作品とへいきで肩をならべられるというところが、この俳句誌の魅力であり、かつまた、どうしようもなさであります。※
※これ、この意味ですが、歴史ある短歌誌同人のせいこさんとかにはわかってもらえるとおもうけど、たいがいの同人誌は年功序列でして、一定の修行をつまないと上にいけないんだ。裏をかえせば、年季さえつめば上にいけるってことだよ。







首相の立場にあらんとする人が「最低でも県外」と言明する場合、常識的には県外案がまったくの白紙ということはないはず。(財源がないのに金を配ると平気で言明するような非常識的な人であれば話は別ですが・・・)
過去、非公式に協議された県外案は佐賀空港案、苫小牧案のふたつだけみたいなので、佐賀空港移転はまったくのガセとも言い切れないかも。
いずれにせよ、本日来日の米大統領は、年内決着をピシッと要求して帰るでしょうから、政界は年末まで何かと慌ただしくなることでしょう。