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2016年8月 1日 (月)

寿命の統計表より

平成27年簡易生命表(2)

 
人は、いずれ何らかの死因で死亡します。
生命表上で、ある年齢の者が将来どの死因で死亡するかを計算し、確率の形で表したものが死因別死亡確率です。
平成27 年の死因別死亡確率は、0歳では悪性新生物(がん)が最も高く、次いで、心疾患、肺炎、脳血管疾患の順です。
悪性新生物の死亡確率は年齢別性別には次の通りです。
年 齢 (男)  (女)
 0歳 29.3 20.2
65歳 28.9 18.4
75歳 25.6 16.2
90歳 15.4  9.6
 
心疾患の死亡確率は次の通りです。
年 齢 (男)  (女)
 0歳 14.2 17.3
65歳 14.3 17.9
75歳 14.7 18.4
90歳 16.1 19.2
 
脳血管疾患の死亡確率は次の通りです。
年 齢 (男)  (女)
 0歳  8.1  9.4
65歳  8.2  9.6
75歳  8.4  9.8
90歳  8.0  9.7
 
肺炎の死亡確率は次の通りです。
年 齢 (男)  (女)
 0歳 11.4  9.6
65歳 12.5 10.0
75歳 13.8 10.5
90歳 17.2 11.6
 
長生きをすればするほど、悪性新生物での死亡リスクより、心疾患や肺炎による死亡リスクのほうが高まってきます。
 

    

              
本日、「平成27 年簡易生命表」が公表されました。
日本にいる日本人について、平成27 年1年間の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の人が1年以内に死亡する確率や、平均してあと何年生きられるかという期待値などがわかります。
0歳の平均余命である「平均寿命」は保健福祉水準を総合的に示す指標です。
「完全生命表」と「簡易生命表」の2種類が作成・公表されており、「完全生命表」は、国勢調査による人口(確定数)と人口動態統計(確定数)による死亡数、出生数をもとに5年に1度作成されます。
平成27 年は完全生命表の作成年ですので、完全生命表が公表されるまでの間は簡易生命表を暫定値として用いることになります。

平成27 年簡易生命表によると、男の平均寿命は80.79年、女の平均寿命は87.05 年で過去最長です。

平均寿命の男女差は、6.26 年です。
前年より男は0.29 年、女は0.22 年上回っており、男女差は縮んできています。
男女それぞれ10 万人の出生に対して、65 歳の生存数は、男88,784 人、女94,239 人となっています。
男の88.8%、女の94.2%は65歳まで生存するということです。
同様に、男の74.6%、女の87.7%は75歳まで生存します。
90歳まで生存する者は、男の25.0%、女の49.1%です。
平成27年の保健福祉水準がずっと続くとすれば、平成27年に生まれた男の赤ちゃんの4人に1人、女の赤ちゃんの2人に1人が90歳の誕生日を迎えます。
 

    

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