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2016年6月22日 (水)

「治験」「DPC」に関する疑義

平成28年度診療報酬改定(145)

   

橋爪章

DPC」に関する疑義です。
◯ 診療記録管理者とはどのような業務を行う者か。
→ 診療情報の管理、入院患者についての疾病統計におけるICD10コードによる疾病分類等を行う診療情報管理士等をいう。
◯ DPC対象患者は、自らの意志で診断群分類点数表による算定か、医科点数表による算定を選択することができるのか。
→ 選択できない。
◯ 同一日に入退院する、いわゆる「1日入院」の患者は包括評価の対象と考えてよいか。
→ 包括評価の対象と考えてよい。
◯ 午前0時をまたがる1泊2日の入院についても、入院した時刻から24時間以内に死亡した場合には包括評価の対象外となるのか。
→ 包括評価の対象外となる。
◯ DPC算定の対象外となる病棟からDPC算定の対象病棟に転棟したが、転棟後24時間以内に死亡した場合には包括評価の対象外となるのか。
→ 包括評価の対象外となる患者は「当該病院に入院後24時間以内に死亡した」患者であり、転棟後24時間以内に死亡した患者はその範囲には含まれない。
◯ 包括評価の対象外となる臓器移植患者は、厚生労働大臣告示に定められた移植術を受けた入院に限り包括評価の対象外となるのか。
→ そのとおり。
◯ DPC対象病院において、回復期リハビリテーション病棟入院料又は緩和ケア病棟入院料を算定する一般病棟に入院しているが、当該入院料の算定対象外となる患者については包括評価の対象となるのか。
→ 入院している病棟(床)で判断するため、包括評価の対象とならない。
◯ 分娩のために入院中の患者が、合併症等に罹患して保険給付が開始された場合には包括評価の対象となるのか。
→ 保険給付が開始された時に包括評価の対象となるか否かを判断する。なお、包括評価の対象となる場合には、保険給付が開始された日を入院の起算日とする。
◯ 治験、臓器移植、先進医療を行った患者等、包括評価の対象外となる患者がいったん退院し、同じ病院に再入院した場合は、包括評価の対象患者として算定してよいか。
→ 医学的に一連の診療として判断される場合は医科点数表により算定すること。(包括評価の対象患者とならない。)
◯ 外来で治験を行っている患者が骨折等で入院した場合、その患者は包括評価の対象となるのか。
→ 入院時に既に治験の対象者であることから包括評価の対象とはならない。
◯ 先進医療として認められている技術が医療機器の保険収載等の理由により、途中で保険適用となった場合、該当する先進医療の技術による治療を受けた患者は包括評価の対象となるのか。それとも次回改定までの間は引き続き包括評価の対象外となるのか。
→ 保険適用後に入院した患者については包括評価の対象となる。保険適用となる以前から入院し既に当該技術による治療を受けている場合には包括評価の対象外となる。
◯ 厚生労働大臣が告示する高額薬剤が投与された患者であるが、告示されていない診断群分類区分が適用される場合、その患者は「厚生労働大臣が別に定める者」に該当する患者として包括評価の対象外となるのか。
→ 当該患者については「厚生労働大臣が別に定める者」には該当せず包括評価の対象となる。(薬剤名と対象診断群分類番号が一致しなければ包括評価の対象外患者とはならない。)
◯ 主たる保険が労災又は公災の適用患者は包括評価の対象外となるのか。
→ 包括評価の対象外となる。
◯ 労災又は公災が適用される入院患者が、他科受診において医療保険が適用される場合は、医科点数表により算定するのか。
→ 医療保険が適用される診療については医科点数表により算定する。
◯ 交通事故による患者も、医療保険を使用する場合には包括評価の対象となるのか。
→ 包括評価の対象となる。
 

    

              
「治験」に関する疑義です。
◯ 医薬品の治験において、保険外併用療養費の支給対象となる「当該治験を実施した期間」とは具体的にどのような期間を指すのか。
→ 治験薬の投与を開始した日から、投与を終了した日までをいう。
◯ 例えば、プラセボ期のように、治験のプロトコールにおいてプラセボのみが投与される期間も治験実施期間となるのか。
→ そのとおり。
◯ 治験薬の投与は単回であり、その後、検査により安全性の確認等を行うような場合の治験実施期間は、投与日のみか。
→ 投与が単回であり、かつ、当該治験薬の効果が投与当日限りであるものについては、当該治験薬の投与日のみを治験実施期間とする。
◯ 治験薬の投与が連日ではなく、一定期間を置いて投与が繰り返されるようなプロトコールの場合、治験実施期間をどのように考えればよいか。
→ 最初に治験薬を投与した日から最後に治験薬を投与した日までを治験実施期間とする。
◯ 持続性注射剤のように、有効成分が一定期間にわたって体内に残存し、持続的に効果を発揮するような治験薬の場合、治験実施期間をどのように考えればよいか。
→ 当該治験薬の予定される用法または用量に従って設定する。
◯ 治験を中止または治験から脱落した症例については、治験実施期間をどのように考えればよいか。
→ 最初に治験薬を投与した日から最後に治験薬を投与した日(治験薬の効果が発揮される日)までを治験実施期間とする。
◯ 治験実施期間中に、当該治験とは関係ない疾病に係る診療が実施されたばあい、保険外併用療養費の支給はどのようになるのか。
→ 保険外併用療養費の支給対象については、当該治験とは関係のない疾病に係る診療を含めて治験に係る診療と同様の扱いとなる。
◯ 治験において発生した副作用等に係る診療の費用について、保険外併用療養費の支給はどのようになるのか。
→ 原則として保険給付の対象である。
◯ 治験を実施する治験薬、治験機器または治験製品を用いる医療技術が、当該治験を実施する時点の医学的知見において、診療報酬点数表に収載されている技術として実施されると判断される場合には、保険外併用療養費として当該技術に係る費用を算定してもよいか。
→ 保険外併用療養費の支給対象から除外されていない項目であれば算定できる。
(’転載)
▽かささぎ日誌
空梅雨かと案じていましたが、ふります。

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