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2016年3月 5日 (土)

早春賦




「早春賦」
吉丸一昌 作詞
中田章 作曲

春は名のみの風の寒さや
谷の鶯  歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空

春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思を
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か


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コメント

広川町のボランティアセンターを広めるために発足した「よかよかコーラス隊」のレパートリーの一つに早春賦があります。
二部合唱で歌います。
歌うのもブレスが難しく、歌詞も古語風で難解な楽曲であると思います。
今なお意味がわからないのは、三番の歌詞の最後ですね。時代性の何か隠された意味があるのだとしたら、ここかなと思いました。
山崎さまが寄せられたコメントを読んで、とても興味が湧きました。

この早春賦が作られたのが、大正二年。
よかよかコーラス隊のレパートリーの一つにある夏は来ぬが明治29年。作詞者は佐々木信綱さん。
いい歌って、ほんとに長く歌いつがれるのね。
改めて痛感。

せいこさん。
いつもこめんとありがとう。
やまさきさんじゃなくて、さきやまさんだよ。
って、自分も、言よ、の世の文字を代とかいてたのですが。ごめんなさいまし。ことよさん。
本名なの?
ひいおばあちゃんの崎山照さんは女学生だったころ、このうたをかいた先生に色々と学んでおられたのですね。
卒業後ふるさとのいなかにかえられたところへ、せんせいからてがみがとどく・・・


どうよんでも、三番の歌詞にある「むねのおもひ」は恋でありましょう。
そして一番の歌詞「うたはおもへど」声をたてられない、せつないうぐひすに収斂していく。。。

昨夜なぜか読んだほこりまみれの本『「菊花の約」を読む~その構成についての愚見』~佐藤春夫の「上田秋成」のかきだしをおもいだします。似た趣向だから。このひとは四十年ほどの間にニ、三十回は雨月物語の「菊花の約」をよみかえしたという。なんどもかんがえてよみをふかめていった過程がわかるので、自分のような無学独学のものは教えられるしはげまされる。

青々たる春の柳、家園(みその)に種(うう)ることながれ、交は軽薄の人と結ぶことなかれ。

これがでだしの句、
むすびが、

咨(ああ)軽薄の人と交は結ぶべからずとなん。

一度春風一回首、でぐぐりますと、(以下ネット引用)

「菊花の約」

首「交はりは~」

尾「咨々~」=同じフレーズ


青々たる春の柳=原典白話結交行

 種樹莫種楊柳枝

 結交莫結軽薄児

 楊柳不耐秋吹

 軽薄易結還易離

 君不見昨日書来両相憶

 今日相逢不相識

 不如楊柳猶可久

 一度春風一回首

 =ほとんど翻訳

 →結交行に無い点

 青々たる春(春)

 家園に

 楊柳茂りやすくとも(夏)

 初風

 「結交行」=春と秋の対比

 「菊花の約」=季節の循環
 

引用終り


せいこさんが佐々木信綱をあげたので、おなじようななまえ近江の佐々木氏綱(というひとがちょっとだけでてくる)も連想した。実在の武士の名前だろうか?

いつもはなしをひっくりかえしたり、あらぬかたへもっていって、ごめんね。
連句人のさがだね、これは。せいかく、わるい。こんじょうもすなおすぎてわるい。
あと、クリスティーの「春にして君を離れ」もおもいださせました。
早春賦のふは、連歌のふしもののふ、ですからね。

あさっぱらから、べんきょうさせられました。
ではごはんたいてこよう。

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