日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士試験及び認定士登録規程

(趣意)
第1条  この規程は,日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士制度規約第4条、第9条、第10条および第12条に基づき、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士試験(以下認定士試験)に関わる事項を定める。

(認定士試験受験資格)
第2条  認定士試験受験資格は以下の3項をすべて満たすこととする。

  • (1) 本学会会員歴が、受験年の7月31日において、2年以上であること。
  • (2) 摂食嚥下に関わる臨床または研究歴が、受験年の7月31日において、通算3年以上であること。
  • (3) 日本摂食嚥下リハビリテーション学会インターネット学習プログラム(以下eラーニングという)全課程の受講を修了していること。

(受験申請)
第3条  認定士試験の受験申請に必要な書類は下記のものとする。

  • (1) 受験申請書(様式1)
  • (2) 履歴書(様式2)
  • (3) 専門職の免許証(写し)
  • (4) eラーニング修了証
  • (5) 受験申請料の払い込み受領証(写し)
  • (6) 返信用封筒

2  受験を申請する者は、受験申請料として10,000円を納付しなければならない。
3  既納の受験申請料は、いかなる理由があっても返却しない。
4  受験申請に必要な書類は指定の期日までに学会事務局へ到着するように郵送する。

(認定士試験)
第4条  認定委員会は、認定士試験に受験申請のあった者に対し、申請書類をもって書類審査を実施する。
2  認定士試験は、認定士試験受験資格を有し、認定士試験受験に必要な書類を認定委員会に提出し、書類審査に合格した者に対して行う。

理事長あいさつから抄出

一般社団法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
理事長 植田耕一郎

本学会は、既に学術集会の開催と機関誌の発行に加えて、認定士制度、認定士単位セミナーや市民公開講座の開催、e-learningによる学習システム、研究助成金制度、診療ガイドラインの策定など、さまざまな事業が軌道にのっております。

摂食嚥下リハビリテーションの分野は、アジア、欧州、米国など海外においてもその必要性が年々高まりをみせています。規模と多職種恊働の構図は、本学会がどの国をもしのぐこととなり、世界をリードする立場にあります。この点は、本学会が築いてきた実績を、求められる国に対して情報発信し、相互の交流をはかりながら国際学会開催を模索しているところです。

「摂食嚥下リハビリテーション分野の臨床と研究の発展のために根本の理念を認識し、木を見て森を見ずにならぬよう協力していくことが必要でしょう。」と本学会誌第1巻第1号の巻頭言に、初代理事長の金子氏が記していますことは、これからの時代も決して変わることはありません。技術革新は、揺るぎのない方向性をもった理念構築の議論なくしては成り立たないもの、また一時一器官の所見のみでその人の全てを決め込んでしまうことは慎むべきであるとの教えは学会の根幹をなすものと信じています。

生きることはepisodeの積み重ね。統計的数値をもってしても“個”を前にしたときは、数値とは別に向き合わなくてはならないはずです。歴代三代の理事長が成し遂げたホップ・ステップ・ジャンプを基調に、歩幅は小さいかもしれませんが1万人の会員が、各々の足底に一歩の感触が得られるような歩みを続けていきたいと思います。(転載)