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2016年1月 6日 (水)

厚生労働省発表の人口動態統計から

昨年の死亡者数(1)

  橋爪章・文

毎年1月1日、厚生労働省は前年の人口動態の年間推計数を公表します。
人口動態統計とは、出生・死亡・婚姻・離婚・死産の5種類の統計の動きについての統計です。
出生・死亡・婚姻・離婚については「戸籍法」により、死産については「死産の届出に関する規程」により、市区町村長に届け出られる各種届出書から「人口動態調査票」が市区町村で作成されます。
調査票は、保健所長及び都道府県知事を経由して、厚生労働大臣に提出され、厚生労働省ではこれらの調査票を集計して人口動態統計を作成しています。
1月1日に公表される人口動態統計の年間推計は、日本における日本人の人口動態の統計ですが、直近に市区町村長に届け出られた情報が盛り込まれることは時間的に困難ですので、あくまで「推計」値ということになります。
推計の方法は、まず、前々年の確定値に「前年の1~10月の速報値÷前々年の1~10月の速報値」を掛けた値を求めます。
これで、11~12月のデータがなくても大体の傾向を捉えておおまかな推計値とすることができます。
しかし、速報値は後日に情報が修正される不確定要素もありますので、不確定要素の傾向を加味し、「(前年の1~7月の概数値÷前々年の1~7月の概数値)÷(前年の1~7月の速報値÷前々年の1~7月の速報値)」をさらに掛け合わせて、より正確な推計値とされています。
毎年の確定数と年間推計数との誤差は次の通りです。
年(平成)  推計数       確定数   誤差
12年  96万1千人  96万1653人 -1千人
13年  96万8千人  97万 331人 -2千人
14年  97万8千人  98万2379人 -4千人
15年 102万5千人 101万4951人 +1万人
16年 102万4千人 102万8602人 -5千人
17年 107万7千人 108万3796人 -7千人
18年 109万2千人 108万4450人 +8千人
19年 110万6千人 110万8334人 -2千人
20年 114万3千人 114万2407人 +1千人
21年 114万4千人 114万1865人 +2千人
22年 119万4千人 119万7012人 -3千人
23年 126万1千人 125万3066人 +8千人
24年 124万5千人 125万6359人 -1万1千人
25年 127万5千人 126万8436人 +7千人
26年 126万9千人 127万3004人 -4千人
27年 130万2千人
平成15年、17年、18年のインフルエンザ大流行年と東日本大震災の発生年(平成23年)の数値を計算式に含む年には大きな誤差がありますが、他の年の誤差は小さいようですので、昨年の死亡数が130万人であるという推計数は、ほぼ当たっているでしょう。

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