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2015年12月22日 (火)

中医協資料-夜勤の実態からみえるもの

平成28年度診療報酬改定(45)

 

     橋爪 章

 

入院基本料の算定のためには、看護職員の月平均夜勤時間数が72時間以下である必要があります。
あくまで「平均」ですので、夜勤時間が少ない看護職員が多いと、一部の看護職員に夜勤が集中してしまうので、月平均夜勤時間数の計算対象には、月あたり夜勤時間数が16時間以下の者は含まないこととされています。
中医協の資料に、看護職員の夜勤の実態に関するものがありました。
調査対象は月平均夜勤時間数要件の対象の入院基本料の医療施設で、平成26年6月(もしくは7月直近の4週間)の看護職員(51万8027人)の夜勤時間の分布です。
16時間未満   13.3%
16~32時間   8.8%
32~48時間   7.7%
48~64時間  14.4%
64~72時間  17.8%
72~80時間  13.8%
80~88時間  12.1%
88~96時間   4.5%
96~112時間  4.5%
112~144時間 1.9%
144~152時間 0.5%
152~160時間 0.3%
160時間以上   0.3%

調査対象には夜勤専従の看護職員が3.1%含まれているということですので、実際上、112時間以上の看護職員が夜勤専従者に相当するでしょう。
月に112時間以上の夜勤ということは、夜勤時間を8時間と仮定すると、月に14回(週に3.5回)以上の夜勤ということになります。
夜勤専従職員でなくとも、看護職員の1割以上が月に88時間以上(月に11回以上、週あたり2.7回以上)の夜勤を行っている実態があります。
最も多いのは、70時間前後(月に8~9回、週当たり2回)です

日本の医療は、このような夜間労働力に支えられています。
今後は24時間対応の在宅看護が求められていますので、病院以外の場でも、多くの夜間労働力が求められます。
看護職員の必要数は入院基本料の種別や病床総数に決定されます。
今後、看護職員の平均夜勤時間数を少なくし、かつ在宅看護に必要な看護師数を確保するための方策は、看護職員の養成を促進するか、看護職員密度が高い入院基本料の総病床数を削減してゆくしかありません。
(『橋爪章のブログです』転載)
▽かささぎ日誌
検索用語のひとつがずっとのこり、勝手にイメージがふくらんでいく。
それは准看のひとが検索したもののようにわたしにはおもえた。
「准看護師医療従事者で業務独占資格ですが」
ちょうど国民放送で「わたしをみつけて」が放映されたから。
あれは良質のドラマでした。みんないいひとしかでてこない。
あと。
ここで『下町ロケット』でてます。

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コメント

ちなみに、今の私の夜勤時間が、ちょうど月に72時間くらいです。
これって、還暦の身には結構堪えます。

有料老人ホームに医師が行きたがらないという去年の記事をよんだ。診療報酬でそれまでの四分の一にカットされたからだという。↓

それでも医師は医師、(たとえはわるいが)、くさってもたいたい。
おつしろうがいしでなければ、かささぎがつとめている工場でまいばん残業させてみたいところだ。
いや、これが、なんというか、はんぐりーせいしんをよびさましてくれるとです。
空腹であれ、ばかであれ。といったえらいひとがいたけれど、あれは真実だった。

ひ正規雇用がいまや四割だという。
そしてまったくストや労働争議はない。
なぜ。
きおくのなかのがっこのせんせいたちは、いつもストにではらっていて、わたしたちは自習をさせられた。1970年代をさいごに時代がかわった。
おもえば、ひの歴史ときをいつにしている。
エネルギーがいしだったころまでの記憶。


中国って、すごい国だと最近とみにおもう。
どこが。
あのじこのすごさ。なんというずさんな管理。
救出しようなんてこれっぽちもおもっていないかのような措置もすごい。
北京の公害もひどいのに、へいきそうにくらしていってる。
そんなことより、じつは100均の二つ組べんとうばこに、くぼみが三個つけられていたことにやっと最近気づき、それが、保温用とレンジ用、のべつべつの用途にむけてわざとつけられていた知恵だったことを知り、感嘆した。むかしとくらべて、ものすごく100円の自由領域が充実しています。
まいにちしんどいなあとおもうけれど、ちゅうごくのろうどうしゃにくらべれば、とおもうことでいささかのなぐさめとはげましはえられるから、ひとってふしぎね。
としにでかせぎにいっているひとたちのこどもの記事をいくつかよんで、なけた。そういうくにとにほんはきそわなければならないんだなあ。

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