無料ブログはココログ

« 第十回九州地区現代俳句大会作品集 | トップページ | 歌仙興行写真集 1 »

2015年11月29日 (日)

歌仙 『寒菊』

  歌仙 『寒菊』

寒菊の夕暮れ時の白さかな    八山呆夢
  炭焼き小屋に樫の積まるる  青翠えめ
降ろしてはまた別の荷を負いゆきて  澄たから
  新規開業100均のパン      姫野恭子
名月をうさぎと鳥が透かし彫り   東妙寺らん
  美男蔓の深きくれない      山下整子


世を捨てて歩けば霧の生るる村  中山宙虫
  朝に厚顔夕に白骨        らん
ロッカーは革ジャンのまま演歌道  呆夢
  偵察用のドローンが飛ぶ     えめ
悲しみと祈りにパリは包まれて   整子
  ピリッと辛い青唐辛子        呆夢
夏の月魚がぐつぐつ煮えている  宙虫
  メール打つ手のふるえ止まらぬ  呆夢
右耳に貴方を棲ませ抱き枕     宙虫
  煙雨のなかに塔双つ立つ     恭子
北の湖相撲ひと筋花散りぬ      らん
  春のみかんは少しすっぱい   整子

名残表
デイケアの車待つ父風光る  たから
  かつては跳べた川にたたずむ  宙虫
“ISIS”を愛死すとよみ陰謀論  恭子
  精神科医が書いたエッセイ  整子
年の暮れ道も頭も混乱し     たから
  屋形船借り女正月       えめ
もどれないまがりくねった恋の罠  らん
  あの日のことは酒の悪戯    たから
妊ればやさしき衣(きぬ)に身を裏(つつ)み  整子
 松茸飯の湯気が漂う   えめ
泣くまいと怺(こら)えてる子の十三夜  せいこ
 古墳の里に走る稲妻    らん

名残裏
鯊釣りの糸に絡まる天主堂   宙虫
  靴のゆるみをキュッと締め上げ 呆夢
不在票マイナンバーを受け取りに   えめ
  机に仕舞う昼の昏さよ   整子
花万朶モノクロで生く原節子   宙虫
  いずかたよりか鶯の声    恭子

時 2015・11・29
   九時半~三時十五分

所 広川町古墳資料館

連衆
中山宙虫 (熊本在住)
澄たから
青翠えめ
東妙寺らん
八山呆夢
姫野恭子
山下整子

捌 姫野恭子

 

« 第十回九州地区現代俳句大会作品集 | トップページ | 歌仙興行写真集 1 »

コメント

満尾、おめでとうございます。
すっきりと整理されて、冬らしい歌仙になったと思います。

皆さんお疲れ様でした。発句に取っていただき、ありがとうございました。迷ってばかりの俳句ですが、また少し頑張る力が出てきました。

皆さん、いろいろなお世話もありがとうございました。ソランさんも遠くからありがとう。またよろしくお願いします。

ぼん。
日曜朝早くからサラダつくってきてくれて、おはなもいけてくれて、ありがとうございました。
おつしろう先生が参加できなかったのは残念でしたが、みなさん、がんばってくださって、よい句がたくさんできました。いまきづくのは、式目があるために、あとづけで句をさしかえたりことばをいれかえる、それがもたらすおもしろさです。
制限のなかでしか生まれないものがある。
挙句に、はじめ、かんがえたのは、
藻畳の上(え)にうぐいすの影
だった。そのために、せいこさんの花前を
たたんで仕舞う→机にしまうにかえた。
しかし、もだたみは、夏のよう。
そこで、ひとはいずからよりきたりて、いずくへとさるのか、うぐいすは、となりました。

モノクロに生きる原節子、みごとでした。
くまもとめいぶつのえびせんべい、おいしかった。
そらんさん、ありがとうございました。

新規開店百円パン屋、のところ、うちこしに屋があったので、ちょっとかえました。
せいこさんの、つつむが二度でていたのがきになっていたので、衣か求めるみたいなぶぶんがはいる漢字があったのを思いだし、さがしました。それは裏という字であった。なぜなのかはしらない。でも、たしか古文書のなかでかなにかでみた。裏むでつつむ。ふしぎねえ。

お世話さま。
みんな元気そうでよかった。
連句の回線が切れそうだったけど、なんとか修復できたよう。
誘ってくれてありがたかったです。

皆さま
今回も出席できず残念でした。
すでに連句の回線が切れてしまったかも。
大学を退職した後、病院での診療(外来診察、病棟管理、休日日直、夜間当直等・・・)を軸に、不規則勤務の日々です。年度途中の転職でしたので平日昼間の医師が満ちている時間帯は失業状態で、ほぼ通常の医師の裏返しの勤務です。患者は24時間切れ目なしに患者ですので、私のような医師の存在は、実は重宝されています。
失業状態の時間帯は、講演だったり、看護学校の講師だったり、健診や献血のお手伝いだったりと、なるべく閑にしないようにしていますが、それでもぽっかりと何の仕事もない日が生まれます。学長の仕事をやってた頃にはなかったことで、やっと人間らしいリフレッシュの時間がもてたような気がしています。そのような日は博物館へ行ったり、九州各地へ小旅行(桜島が噴火したとあらば桜島へ、阿蘇が噴火したとあれば阿蘇へ・・・)しています。
以上のようなことで、亜の会の皆さまとの邂逅ができない状況となっていますが、今後ともよろしく。

平成13年のぼんぼり興行をあなたのブログから剣(つるぎ・不肖我が息子当時18歳現在33歳)のところだけ載せて、彼と懐かしみました。
連句またお仲間に入れて貰いたいと思うものの八女は遠し・・・・・

満尾、おめでとうございます。
昨日は楽しい時間を共有できてよかったです。
ありがとうございました。
お世話になりました。


乙さん。ご無沙汰です。
お元気そうで何より。
平日の閑は、どうぞこれまで走り続けて来た自分へのご褒美だと思って、自由な時間を満喫なさってくださいね。
じきにまた日中に閑な時間なんか取れなくなるかも、ですよ。
次回はぜひご一緒させてくださいね。


やまももさん。ご無沙汰しています。
いつだったか大川の家具屋さんで催された世界の絵本フェスタでお会いして以来でしょうか。
お尋ねしたいことがあります。
あの絵本フェスタの折に、魔法使いのような出で立ちで読み聞かせをされる二人連れがおられましたよね?ご記憶でしょうか?
確か北九州在住のお二人だったと記憶しております。あのお二人のチーム名はご存知ありませんか?訳あって、彼女たちを探しています。お心辺りであれば、お教えください。よろしくお願いします。

おわっ。
いつの間に!
乙四郎失脚の足たこの足。
借金11億に、よくめげなかったなあ。
しみじみおっきいよね、11億円て。
学長個人のものではないのに、それはおかしいだろう。と、息子が怒った。
事情はなにも知らないが、。
やがて報われるときがきますよ。
ときは解きだって北山修さんが書いてた。
また連句しましょう。

やれやれ。
かささぎさんはいつもいわなくていいことをいってしまいますね。
くせなんでしょう。
こまったひとだ。


だって、とつぜんやめたんだもの。
ずっと伴奏してきたものとしては、理由が知りたいでしょう。また、読者にとってもどうしてなのかきになるでしょう。
だから、こういうときは思い切ってずけずけいいきったほうがきもちがいいものなの。

(いまはいえないかもしれませんが、いつかはなせるときがきたら、みんなにきかせてください。)

やまももさん。こめんとありがとうございました。
わすれていたわけではありません。
でも、さそわなくってごめん。さそいますっていってたのにね。・
じつはくたびれていて、二週間やすみなしでした。
でも連句は別腹なんですよねえ。
ほかのみんなも老親かかえていて、まいにち実家と婚家いききしてたりして、きつそう。
剣くんとうちの長女、同級生でしたか。
びっくりです。かしこくて、まじめな少年だった。
どんな大人になっているだろう。
つぎはぜったいおさそいしますね。

ところで、。
整子さんが質問していることとは違いますが、あのときのろうそくたての折り紙に時々アクセスがありまして、おり方が知りたい、とでます。おしえてください。ブログで降り方指導おねがいします!

せいこさん
御返事遅れました。記憶が曖昧なのですが、南京子さんと萬川さんでしょうね。八幡西区の「おむすびころりん」さんです。

かささぎさん
あの折り紙は作り方をネットで探しましたが、八面のは見当たりません。
実物は手元にあります。日記広場でも子どもたちと作りたいのですが・・・・
実は私は折り紙が大の苦手でして、広げてしまったら元に戻せないかもしれなくて眺めています。
折り紙上手の方に訊いてみますね。
しばらくお待ち下さい。

やまももさん、ありがとうございます。
かささぎさん、ありがとう。メモしました。
ご迷惑にならないでしょうか、個人情報、削除してください。

いま住所と電話番号を削除しました。
すみません、ひらけなくていまになりました。

住所はそのまま残そうかとも想いました。
というのも、地名が初めて見る地名で、「こうじゃく」の字が、上津の役とかくんです。すぐあることを連想して地名の由来をみてみましたが、てがかりなし。
正月に初ねの日の松をくるめの上津からひいたんじゃないかなあと。そういう「役」があったのかなとおもった。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 歌仙 『寒菊』:

« 第十回九州地区現代俳句大会作品集 | トップページ | 歌仙興行写真集 1 »

最近のトラックバック

2020年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29