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2015年9月23日 (水)

6人に1人の看護職員配置でも、医療病床と介護病床ではこれだけ違う

療養病床(3)

   橋爪 

6人に1人の看護職員配置の医療療養病床(A)と介護療養病床(B)との間には、入院患者の実態にいくらか相違があります。
入院患者の平均年齢はAでは81歳で、Bでは85歳です。
後期高齢者の入院割合は、Aでは約8割、Bでは約9割です。
90歳以上の入院割合は、Aでは2割強、Bでは3割強です。
介護療養病床に、比較的高齢者の利用が偏っています。
要介護度の分布では、要介護度が3以上の割合はAでは約5割であるのに対し、Bでは9割以上です。
ADL区分別の分布では、ADL区分1の割合は、Aでは約2割、Bでは約1割です。
医療区分別の分布では、医療区分1:医療区分2:医療区分3は、Aでは4.5:3.5:2、Bでは8:1.5:0.5で、介護療養病床では比較的濃い医療が提供される医療区分2・3が約2割であるのに対し、医療療養病床では半数以上が医療区分2・3であるという大きな相違があります。

(保健医療経営大学前学長橋爪章ブログ転載)

用語メモ;

ADL区分別の分布

≪ADLとは?≫
ADLとは、Activities of Daily Livingの略で、「日常生活動作」と訳されます。
「日常生活動作」とは、普通に行っている行為、行動のことです。
具体的には、食事・排泄・整容・移動・入浴などの基本的な行動をいいます。

ADLは、医療や介護の現場、またリハビリテーションで一般的に使われる用語で、その方がどの程度自律的な生活が可能かを評価する指標として使われます。

ADL区分においては、身体機能を
①ベッド上の可動性
②移乗
③食事
④トイレの使用
の4項目について、それぞれの介助必要度を点数化します。
≪ADL区分の各項目の点数の出し方≫

ボディタッチは必要か?
必要なし(0:自立 1:準備のみ 2:観察)

必要ある


体重を支える必要はあるか?
必要なし(3:部分的な援助)

必要ある


本動作の半分以上を自力でできているか?
できる(4:広範な援助)

必要ある


少しでも本動作に参加しているか?
している(5:最大の援助)
していない(6:全面依存)





---------------

≪ADL区分の点数の出し方の基準≫



[0 自立]
手助け、準備、観察は不要または1~2回のみ

[1 準備のみ]
物や用具を患者の手の届く範囲に置くことが3回以上

[2 観察]
見守り、励まし、誘導が3回以上

[3 部分的の援助]
動作の大部分(50%以上)が自分でできる。
四肢の動きを助けるなどの体重(身体)を支えない援助を3回以上


[4 広範な援助]
動作の大部分(50%以上)は自分ができるが、体重を支える援助(たとえば、四肢や体幹の重みを支える)を3回以上

[5 最大の援助]
動作の一部(50%未満)しか自分でできず、体重を支える援助を3回以上

[6 全面依存]
まる3日間すべての面で他者が全面援助した(および本動作は一度もなかった場合)

引用元:http://iryokubun.blogspot.jp/2014/12/adl.html

▽医療区分1,2,3について具体的に説明された医療型療養病床サイドの記事はこちら

http://www001.upp.so-net.ne.jp/esan_hp/html/gaiyou2.html
はこだて・えさんびょういんのサイト

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