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2015年8月20日 (木)

日本の火山、噴火警報レベル2以上

桜島(4)

保健医療経営大学前学長 橋爪章

現時点において発出されている日本の火山の噴火警報(レベル2以上)は次の通りです。
今年の5月以降に集中して出ています。
レベル5(避難) 口永良部島(平成27年5月29日~)
レベル4(避難準備) 桜島(平成27年8月15日~)
レベル3(入山規制) 箱根山(平成27年6月30日~)
(入山危険) 西之島(平成27年2月24日~)
レベル2(火口周辺規制)
雌阿寒岳(平成27年7月28日~)
御嶽山(平成27年6月26日~)
浅間山(平成27年6月11日~)
吾妻山(平成26年12月12日~)
阿蘇山(平成26年8月30日~)
草津白根山(平成26年6月3日~)
霧島山(新燃岳)(平成25年10月22日~)
諏訪之瀬島(平成19年12月1日~)

桜島はずっと以前からレベル2で、断続的にレベル3へ引き上げられてきましたが、平成21年7月にレベル2からレベル3に引き上げられて以降は(平成22年9月30日~10月12日に一時的にレベル2に引き下げられましたが)レベル3が継続していました。
本日未明、レベル4に引き上げられた8月15日以降初めての噴火が観測されましたが、ごく小規模の噴火でした。
マグマの移動を示す火山性微動もレベル引き上げ以降初めて確認されています。
火山性ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり100トンと少ない状態でした。
火山性ガスの放出量の減少はマグマの通り道(火道)が塞がっている兆候で、気象庁によると数百トン程度に減少すると大規模な噴火が起きることが多いとのことです。
当然のこととして警戒が必要ですが、警戒すべきは桜島近辺だけではありません。
桜島が100年前と同規模の大噴火を起こせば、全国的な影響が出ます。
火山灰は風下数十キロでは50センチ以上の降灰です。
火山灰が1ミリ積もると、1平方メートルあたり1キロの重さです。
50センチ積もれば500キロです。
倒壊する住宅もあるでしょう。
気象研究所のシミュレーションでは、南西の風が吹いていた場合、降灰量は、大阪市で1.3ミリ、名古屋市で0.5ミリ、東京の都心で0.3ミリだそうです。
浄水場にも降灰しますが、浄水場のろ過装置では浄化しきれない量ですので断水は免れません。
数ミリの降灰で道路の視界は悪くなり、ワイパーも動かなくなります。
1ミリ未満の降灰でも、鉄道では運行管理の電気信号が線路を伝わりにくくなり大混乱となります。
航空機のジェットエンジンが火山灰で停止する危険性があるため、風下の空の便は広範囲に欠航となります。
この1世紀以上、我が国ではこのような大噴火を経験していませんので、この1世紀に発達した文明の利器は大噴火に脆弱です。    
 

「橋爪章のブログです」転載
▽かささぎメモ
火山と言えば、おんたけさんでの予言めいたコメントで有名になられたまっかーとにーおさん。(まっかーとにおさんのごじげんりょくhttp://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/maccatney0-4fe2.html
さがしたら、こんなのもありました。まだよんでいません。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12136340312
ではきょうも、のりきるぞ!

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コメント

よみました。
やはりこの人はただものではない。
次は鹿児島、とあきに指摘されてた。

学長、げんぱつ、大丈夫なんですかね?

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