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2015年7月12日 (日)

平成28年度改定のスケジュール案とプライマリ・ケアについて

平成28年度診療報酬改定(1)

旧ブログ(学長のひとりごと)で何回か連載していましたが、平成28年度診療報酬改定について、このブログにおいて、あらためて連載を開始します。
昨日(7月9日)、社会保障審議会医療保険部会が4月以上ぶりに(前回は2月20日開催)に開催され、次のことが議題となっています。
1.持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の公布等について(報告)
2.「経済財政運営と改革の基本方針2015」、「『日本再興戦略』改訂2015」、「規制改革実施計画」について(報告)
3.「保健医療2035提言書」について(報告)
4.当面の医療保険部会の議論の進め方について
5.次回の診療報酬改定に向けた検討について

最後の議題については、平成28年度改定のスケジュール(案)として次の方針が示されました。
夏以降、社会保障審議会(医療保険部会、医療部会)において平成28年度診療報酬改定の基本方針の議論。
並行して、12月まで、中央社会保険医療協議会において、検証結果も含め、個別項目について集中的に議論。

10月~11月、医療経済実態調査の結果報告。
11月下旬~12月初旬、平成28年度診療報酬改定の基本方針の策定。
12月上旬、薬価調査・材料価格調査の結果報告。
12月下旬、内閣において、予算編成過程で、診療報酬の改定率を決定。

平成28年1月中旬、厚生労働大臣が中医協に対し、予算編成過程を通じて内閣が決定した「改定率」、社会保障審議会で策定された「基本方針」に基づき改定案の調査・審議を行うよう諮問。
厚生労働大臣の諮問を受け、中央社会保険医療協議会において具体的な診療報酬点数の設定に係る調査・審議。
公聴会、パブリックコメントの実施。

2月中旬、中央社会保険医療協議会から厚生労働大臣に対し、改定案を答申。
3月上旬、診療報酬改定に係る告示・通知の発出。
4月1日、診療報酬改定施行。

平成28年度診療報酬改定(2)

「当面の医療保険部会の主要な事項に関する議論の進め方」については、盛りだくさんの事項についての議論が予定されています。
改正法の施行関係については、国保改革、医療費適正化計画、後期高齢者支援金の加算・減算措置、紹介状なし大病院受診の定額負担、患者申出療養などがあり、それぞれ専門的に議論されている協議会、調査会、検討会から報告を受け、医療保険部会で議論を整理することになります。
改正法施行関係以外でも、平成28年10月の短時間労働者の適用拡大に向けた対応に関する議論、診療報酬改定の基本方針に関する議論、骨太の方針「経済・財政再生計画」の改革工程の具体化に関する議論なども必要となります。
医療保険部会が4か月以上も開催されなかった皺寄せで議論が上滑りにならないことを望みます。
(保健医療経営大学前学長橋爪章ブログ転載)
▽かささぎ日誌
いったい、日本国の保険医療制度(保健医療より直截的にひびくね)
を支えるために、いくつの委員会や部会や公聴会・勉強会があるのだろう。
ずっと転載を続けてきたのに、はっきりと名前をあげれるのは、「ちゅういきょう」
だけだ。
ちゅういきょう、すなわち、中医協。
なんの略か、正式名称をのべよ。
中央医療協議会。
ブブー、さっそくまちがっていますよ、かささぎさん。
ただしくは、
中央社会保険医療協議会といいます。
 
厚生労働大臣の諮問機関で、2年に1回、診療報酬 の価格を決める。
健康保険組合連合会(健保連)など支払い側の7人と、日本医師会な
ど 診療側の7人、そして公益代表6人の3者による計20人の委員で
構成される。
前に一度しらべていたのに、きれいに忘れていた。

あとは、社会保障審議会。
でていますねえ。
でもしらべると、年金用語に分類されている。
ほかにも、いろいろまだあったと思います。
日本医師会福岡支部会とか、ありそうだ。
しらべた。あった。
これが全国のです。https://www.med.or.jp/link/list.html
あと、おもいつくのは、それぞれの職種ごとの委員会。
たとえば、看護師協会とか、介護士協会、麻酔医協会、放射線技師協会、リハビリ師協会等々。
確認すると、名称は少し異なるものの、公益社団法人として存在する。
それぞれにプロとしての目で日常の業務の中から今の課題を指摘し、その都度改善していかれていると思うと、とてもありがたいです。

むしろ、そのありがたさにきづかないことが心苦しい。
というのも、会議に報酬がでるとはおもえないからだ。
(サービス残業扱いではなかろうか?)
けさの西日本新聞の提言で、久留米の詩人丸山豊師の息子さんが、患者に寄り添う医療を、という見出しで、プライマリケアの重要性を説かれていました。
この丸山泉先生は、日本プライマリケア連合学会理事長であり、以下のあいさつ文をネットにひろいました。ここに転載させていただきます。

設立趣旨

 本学会は、人々が健康な生活を営むことができるように、地域住民とのつながりを大切にした、継続的で包括的な保健・医療・福祉の実践及び学術活動を行うことを目的とする。

理事長挨拶

平成24年6月9日
丸山 泉

 前沢政次先生の後を継ぎ、平成24年6月9日より理事長を務めることになりました。学会の運営には、普遍的なものと、変えていくべきものがあります。普遍的なものについては、初代理事長である前沢先生の文章をこのページに残すことで、ご理解いただくようお願い申し上げます。
 変わるべき問題は一つです。他は各論にしか過ぎません。2010年4月1日に合併して満2年が経過した今、新しい学会として、真に生まれ変わらなければならないということです。「プライマリ・ケア」という言葉のもとに、私たちが参集したのは、何のためだったのでしょうか。賢明な会員には十分お分かりのことだと思います。これからの2年間の私と、私と共に汗をかく理事会の使命は、一体感の醸成です。そして、一体感を持ちつつ、さらにプライマリ・ケアの持つ重要性を反芻し、共有化し、そのための研鑽を十分に支援することのできる学会を作ることです。
 このページをご覧になる、会員でない方々にご説明いたします。
 私共がプライマリ・ケアを大切な言葉としているのは、これからの日本の医療にとって、プライマリ・ケアの現場のあり方こそが、もっとも重要な課題であると考えているからです。在宅医療を考えるだけでも、ご承知のように、いくつもの解決すべき問題があります。これからの十年を考えても、数十万規模で増加すると考えられている在宅での看取りが、可能な限り幸せな形であることを願っています。子供からお年寄りまでが最適の医療を受けられるように願っています。ご本人に限らず、ご家族や、そしてお住まいになっているコミュニティの幸せのための力になれればと願っています。診療所であろうと、病院であろうと、介護施設であろうと、薬局に勤めていても、それぞれが、そのために日々の修練を続けています。医師が大半ではありますが、プライマリ・ケアの医療や介護を取り巻く全ての職種に、会員としての門戸を広げているのはそのためなのです。そして、お互いがリスペクトし合いながら仕事を全うし、皆様の幸せこそが自分の幸せである、そのような会員を育む場が私共の学会でなければならないと考えています。これからこのホームページ上で私共の考えを皆様にご説明しながら、また、皆様のご意見も伺いながら、社会にしっかりと目を据えた、質の高い学会に共に育てていただきますよう、お願い申し上げます。

出典;http://www.primary-care.or.jp/about/index.html

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