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2015年6月15日 (月)

保健師・助産師・看護師・准看護師の就業場所

平成26年度厚生統計要覧(45)

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看護師の就業場所は多い順に次の通りです。

就業場所   就業数       12年→24年
総 数   101万5744人 36万2127人増
病 院    74万7528人 23万0600人増
診療所    12万5782人  5万6977人増
介護保険施設等 6万2495人  5万2167人増
訪問看護ステ  3万0225人  1万1650人増
教育研究機関  1万4664人    4562人増
社会福祉施設  1万3737人    1115人減

准看護師の就業場所は多い順に次の通りです。

就業場所   就業数       12年→24年
総 数    35万7777人  3万1074人減
病 院    15万8315人  6万1403人減
診療所    11万6510人  1万1191人減
介護保険施設等 6万4841人  4万8420人増
社会福祉施設    9229人    7282人減
訪問看護ステ    3165人      73人増

どの職場でも准看護師数が減少している中、介護保険施設等と訪問看護ステーションでは増加しています。
介護保険施設等では看護師の就業数と准看護師の就業数とはほぼ同じで、准看護師が大きな戦力になっていることがうかがえます。
法的に看護師と准看護師の業務は同じですので同年代年収が100万円低い准看護師を採用したほうが人件費が抑制できます。
ただし、看護師と准看護師の法的な相違点として、看護師は独自の判断で療養上の世話の業務を行えるのに対し、准看護師は医師・歯科医師または看護師からの指示がなければ独自の判断で療養上の世話の業務を行うことが許されていません。
医療機関では指示者たる医師が常在しているので准看護師のみで看護師不在でも准看護師は業務を行えますが、医師が常在していない介護保険施設等では准看護師のみで看護師不在では准看護師は業務に大きな制約があります。
訪問看護ステーションも、医師は常在していませんので、看護師が必要です。

平成26年度厚生統計要覧(44)

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「第2-51表 就業保健師・助産師・看護師・准看護師数,年次×就業場所別」によると、保健師の就業場所は多い順に次の通りです。

就業場所 就業数    12年→24年
総 数  47279人 10498人増
市町村  26538人  5892人増
保健所   7457人   173人減
事業所   4119人  2447人増
病 院   3019人  1249人増
診療所   1661人   273人増
教育研究  1119人   478人増

増率が大きいのは事業所に就業する保健師です。
産業医を補完する存在として保健師には活躍の場があります。
医療施設に就業する保健師が少なからずいるのは、医療の「地域化」の流れを反映しているのかもしれませんが、看護師として働いている人がたまたま保健師の資格を持っているだけのことかもしれません。
保健師国家試験受験資格が得られる4年制の看護大学の急増に伴い、保健師の国家資格を有している人が必ずしも保健師になる強い意思を持っているとは限りません。

助産師の就業場所は多い順に次の通りです。

就業場所 就業数    12年→24年
総 数  31835人  7324人増
病 院  20784人  2870人増
診療所   6663人  3799人増
助産所   1742人   116人減
教育研究  1414人   776人増

増率が大きいのは診療所に就業する助産師です。
12年間で倍増しています。
産科診療所の数は増えていませんので、個々の産科診療所が機能を充実してきているのでしょう。

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

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