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2015年6月30日 (火)

死体血輸血も視野に

現代医療のジレンマ

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本日の「医療・医学の現代的課題」は、私の担当コマの最終回で、臓器移植、人工臓器、延命治療、死の判定などを題材に現代医療の課題を解説しました。
臓器移植には、死体から臓器を採取して移植するものと生体からのものとがあります。
生体からの移植は、身内間でしか行われない限定的なものです。
死体からの移植には脳死体からの移植もあります。
来世への旅立ちに身体の一部が欠けることを望まない宗教的抵抗感から死体からの移植も普及が難しい時代がありましたが、近年は生前の意思を表明するドナーカードの普及と相俟って、宗教的抵抗感は薄れてきています。
しかし、やはり臓器を求めている人の数と提供される臓器の数とにアンバランスがあります。
輸血も血液を採取して移植するもので生体臓器移植のひとつと解釈することができますが、献血者数が減少しておりアンバランスが進行しています。
血液中の赤血球は酸素を全身へ運ぶ役割をはたしていますが、その大きさや形状にも意味があり、人工的に合成した酸素運搬媒体では完全な代替はできません。
輸血医療は戦争によって発展した医療技術です。
戦場での死因には失血死が多く、戦死者の血液を用いて輸血した事例もあるようです。
この場合は死体移植(死体血輸血)ということになりますが、旧ソ連で行われていました。
死亡後6時間以内に無菌的に採血された血液は、輸血用血液としての有効性は献血血液とあまり変わりません。

今後、献血者数がさらに減少するような事態となれば、アンバランス是正のため、死体血輸血を検討すべき時代が訪れるかもしれません。

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

▽かささぎ日誌

死亡後6時間以内に無菌的に採血された血液は、輸血用血液としての有効性は献血血液とあまり変わりません。

ということは。
肉体は死亡といっても、血はまだ生きて居るわけですね!!
おそろしや!はじめてしったなあ。

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