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2015年6月23日 (火)

自己評価マニュアル~病院の価値は厠で決まる!

医療の評価

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本日の「医療・医学の現代的課題」では、医療の評価に関する課題を講義しました。
医療には密室性があり、「評価」のモノサシを当てなければ、同じ病気に対して病院ごとに異なる医療が施されていたとしても、その病院の医療が優れているのかどうかがわかりません。
日本では、医療法第25条第1項の規定に基づいて保健所等の医療監視員による立入検査が行われています。
医療施設が医療法や関連法令によって規定された人員や構造設備を有し、適正な管理を行っているか否かについての立入検査で、すべての病院について毎年1回実施されています。
医療監視の結果、改善を要すると指導された場合は、病院開設者や管理者に改善計画書の提出が求められます。
改善指導を受けると何かと大変なので、医療監視の前数週間は病院事務局は徹夜の準備作業となります。
毎年、厚生労働省から監視の重点事項が都道府県へ示されますので、重点事項に落ち度がないよう、万全を期さなければなりません。
院内感染の防止が重点事項とされることが続いていますので、全国の病院では、院内感染対策が徹底してきています。
楽観視はできませんが、仮にMERSが日本に入ってきたとしても、隣国のような広がり方はしないのではないかと思います。
医療監視は全国の医療施設の水準を一定以上に保つのに貢献しています。
私も保健所勤務していた若い頃、医療監視員として病院へ立入検査し、医療行為がカルテにちゃんと記載されているかどうかなどをチェックしたことがありますが、カルテにドイツ語で殴り書きがしてあり、読むと、「医療監視対策で余計な仕事が増え忙しい。こんなカルテチェックに何の意味があるのだ!!」と書いてあったりしました。
意味はあります。
重要な判断や治療の経緯をカルテに記載しない医師がおり、そういうことでは医療の質を検証することもできず、質の高い医療を維持することができません。
医療監視は官制の医療評価システムであり、日本の医療界は、法を遵守しているか否かの立入検査を受けることに対する抵抗はあまりないのですが、治療成績の評価や医療技術の適切性など、法的規制とは別の尺度で「官」が立ち入ることに対しては警戒します。
1995年に設立された公益財団法人日本医療機能評価機構は「医療機関の機能を学術的観点から中立的な立場で評価し、その結果明らかとなった問題点の改善を支援する第三者機関」であり、評価結果と診療報酬とのリンクを避けるなど、「官」的なものを排除して運営しています。
しかし、受審・認定が直接病院の収益にはつながらないことや、受審のための作業負担が過大であることなどにより、全国の病院の半数以上は受審していません。
設立の参考にしたアメリカの民間組織医療施設認定合同機構の場合、医療費の支払いを受けるために受審・認定が条件とされることが多いため、多くの病院が受審しています。
病院機能評価は1976年に日本医師会が検討を開始したのが始まりですが、1985年、日本医師会と厚生省が合同で病院機能評価研究会を設置したのが評価制度導入の流れを決定づけました。
この合同研究会の事務方として調査や資料作りをし、会議運営をしたのが私です。

日本医師会と厚生省が合同の会議を持つ、というのは画期的なことでした。
最初の成果物は「自己評価マニュアル」でした。
厳選したチェックポイントの中に「
職員は名札を付けているか」「トイレは清潔か」といったものを入れたのですが、全国の病院で名札着用が習慣化し、トイレが綺麗になってきたのは、この自己評価マニュアル以降のことです。

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

▽かささぎ日誌

今日はちゅーずでい、ランチのアッコちゃんの日だ。

連佛美佐子、ふつうの独身女子役があまりにもぴったりで、リアル。
上司役の戸田菜穂さん、とてもすてきです。ほこらかで、しゃんとしていて。
先週はきつくて、十一時十五分までおきていられず。
きょうはどうだろうね。

おひるは、用事がない限り食堂でたべます。
女子工員には檀氏行員とはべつの仕事がみっつある。
月に一度のトイレ掃除(四人組)、食堂そうじ(ひとりで)、軍手洗濯当番(ひとりで)。

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コメント

今日は朝にしこんだハンバーグを焼き、たべたら眠くなり、一眠りして目覚めると、ちょうど11時でした。
ランチのアッコちゃん、一回みそびれたあいだに蓮佛さんは派遣から契約社員になっていました。
山川部長から販促会議のお茶係りと司会を任され、アッコさんにこぼします。
すると、アッコさんは、こう言います。
お茶を制するものは座を制す。
だったかな。そんなうんちくを利休を引き合いに出し、伝授するアッコさん。
蓮佛さんは、イギリス式の正式なお茶をサービスするアッコさんを、会議のたびに三十分だけ雇う約束をします。

もののみかた、を、おしえてくれるドラマです。

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