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2015年6月 8日 (月)

在宅医療/在宅看取り

医療の機能分化

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本日の「医学・医療の現代的課題」では医療機能分化と在宅医療と在宅看取りの講義をします。
医療の現場と隔たりがある新入生には難しい内容かもしれませんが、彼らが卒業して就職する頃には、どの医療施設でも最大の課題となっているはずですので、まさに「現代的課題」です。
病院には地域性があり、病院は地域の高度急性期の患者も急性期の患者も回復期の患者も慢性期の患者も等しく扱ってきた長い歴史があります。
ところが、診療報酬の入院基本料の政策誘導により形式的な機能分化が進行し、結果として高度急性期や急性期を機能分担しているはずの7対1入院基本料や10対1入院基本料の病院に回復期や慢性期の患者も多く入院している状況となりました。
そこで、近年は、機能分化を形式的なものから実質的なものへとするための政策誘導がなされています。
医療法改正により病床機能報告制度が始まり、病棟ごとに入院患者の実態(平均像)が明らかにされ、診療報酬の高い入院基本料の病棟が機能的には回復期病棟や慢性期病棟だというようなミスマッチが起きないようになってゆきます。
また、医療資源投入量が少ない患者については在宅医療へと政策誘導されています。
しかし、医療資源投入量が少ない療養病床に入院している患者であっても、時に病状が急変し、救命のためには多くの医療資源の投入が必要となることがあります。
在宅医療への政策誘導がうまくいくか否かは、急変時の入院対応ができるか否か、あるいは在宅で入院時の急変対応に相応する医療資源の投入ができるか否かにかかっています。
そのための最近の政策誘導の工夫(地域包括ケア病棟、在宅療養支援病院、地域包括診療料など)を講義します。
また、在宅医療の先には在宅看取りがあります。
在宅看取りの体制について、解決すべき課題について講義します。

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