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2015年5月20日 (水)

What’s 時間学 ?その49・50  キリスト教

What’s 時間学 ? (その50)

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What’s 時間学 ? (その49)に続いて、「宿題としてのキリスト教」
(時間学研究会第23回配布資料) の要旨をお届けします。

1.「宿題としてのキリスト教」の要旨(後編)
1ー4.世界標準のキリスト教文明と日本
 キリスト教文明ははじめ、ヨーロッパの辺境の、遅れた文明だった。
それがいつのまにか、中国文明やイスラム文明を追い越し、世界の
主役に躍り出た。キリスト教文明から、世界標準の世俗的な制度が
スピンオフした。市場経済、民主政治、科学技術、文化芸術と言った
制度である。これらを日本は、そっくり輸入した。
 これらの制度は、仕組みさえわかれば、キリスト教の信徒でなくて
も運用できる。けれども、キリスト教を理解しないと、ほんとうには使
いこなせない。
日本が苦しんでいるのは、そこではないか。

1ー5.法律の自由な制定
 キリスト教文明が、世界の覇権を握ったのは、キリスト教徒が、自
由に法律をつくれるから。社会が進歩するためには、法律が自由に
制定できなければならない。
 ヴェーバーは、キリスト教文明が、勤勉のエートス(*)をうみだし
た点を重視した。ホッブスは、プロテスタント神学にもとづいて、自由
な人間からなる自然状態を想定し、人間が理性を用い契約によって、
国家権力(リヴァイアサン)を創造するという、政治学の基本原理を
樹立した。マルクスは、家族(人間の類的本質)を基礎におき、労働
力の再生産の理論をこしらえた。・・・・・偉大な社会科学者たちは、
キリスト教の知識を踏まえ、そこからうまれた世俗化の制度である
社会と立ち向かっている。
(*)【ethosギリシャ】①人間の持続的な性格の面を意味する語。
②ある民族や社会集団にゆきわたっている道徳的な慣習・雰囲気。
エトス。←→パトス
1ー6.キリスト教の理解
 社会科学がもっと切れ味をまし、社会を理解しようとする人びとの
助けとなるようにしたい。それには、キリスト教をもっと理解すること
が入り口になる。それを私は、「宿題としてのキリスト教」とよぶこと
にしたい。

2.知識としての「キリスト教」の主な項目
 クリスマス、十字架、教会、讃美歌、洗礼、聖書、聖母マリア、ア
ダムとイブ、ノアの洪水、モーセの十戒、バビロン捕囚、隣人を愛せ、
最後の晩餐、パンとぶどう酒、復活、最後の審判、カトリックとプロ
テスタント、神父と牧師、修道院、マルチン・ルター、宗教改革、
ピューリタン、・・・・。

キリスト教の事は何も解からずにいた15歳の中学生が、母親の
指図によってクリスマスに姉妹と3人揃って洗礼を受けました。
その時から、優に半世紀をこえてしまいましたが、今も「宿題とし
てのキリスト教」を追い求めています。強引にキリスト教の入口
までつれていってくれたな母に感謝しています。

What’s 時間学 ? (その49) 
「宿題としてのキリスト教」(その2)

 

 

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「宿題としてのキリスト教」(その2)

しばらくの間、時間学研究会第23回配布資料の中からその内容を
お届けします。

1.「宿題としてのキリスト教」の要旨(前編)
1ー1.小室直樹博士へのQ&A
 Q.「これから日本人は、なにに気をつけたらいいですか」
 A.「キリスト教をちゃんと勉強することですね、日本人は、もう一回」
「日本人は、近代を理解していない。理解できない。そのため、近代の
いろんな制度が、うまく性能を発揮しない。しょっちゅう逆機能して、と
んでもない結果になる」。小室博士はこれを「危機の構造」とよんで、
生涯、警鐘を鳴らし続けた。
1ー2.小室博士の真意はなんだろう。
 キリスト教の理解は、知識の問題ではない。キリスト教理解にはその
発想の核心を、とらえなければならない。キリスト教がどういうものの
考え方をするのか、その骨格をつかみ取らないと、キリスト教をわか
ったことにならない。──小室博士が言いたかったのは、こういうこと
ではないか。
1ー3.キリスト教の勉強
○ 一神教と多神教
 キリスト教は一神教。神道は、多神教。違いはなにか。一神教は、
神中心。神がすべての規準である。神に価値があり、人間は価値が
ない。だから人間は、神に認められよう、神の意思に従おうとする。
神の意思が律法なら、律法に従う。愛なら、愛に生きようとするの
である。
○ 人間は死んだらどうなるか
 キリスト教は、復活を信じる。イエス・キリストは、十字架にかかっ
て死んだ後、三日目に復活し、天に昇った。人間が死ぬのは、間違
いなのだ。アダムとイブは楽園を追放され、その罰で死ぬことになっ
た。最後の審判の日に、死者は全員復活する。そして赦されれば、
神の国に入れてもらえる。赦されなければ、生きたまま永遠の火に
焼かれる。
○ 誰が救われるのか
 誰を救うか、神が自由に決める。人間には「原罪」があるから、ほん
とうなら誰も救われない。それならとイエス・キリストが、人間の罪を
負って死んだので、救われる可能性が出てきた。人間には、神を信じ
る自由がない。「神に信じさせてもらっている」だけである。

みやま市図書館・高田分館で、経年除籍図書となっていたPR小冊子
(『本』/読書人の雑誌、講談社 June 2011 P.7~9)から、このように
多くの事を教えてもらっています。 

(保健医療経営大学オフィシャルブログより転載)   

▽かささぎ日誌

連休中よんだ文藝春秋五月号に、『皇后論』をかかれた方と林真理子
の対談がありました。

日本の皇室は、というより、日本の雰囲気は皇后できまる、という。

なにが皇后の心を支えるか。

「香淳皇后は戦時中、キリスト教徒で、幼児教育の第一人者だった
野口幽香と言う女性を宮中に迎え入れて、聖書の講義をさせてい」
たという。
(これははじめて知りました。)  
クリスチャンは美智子皇后だけとおもっていました。(厳格に言うと
美智子皇后のご実家)

保育の灯 野口 幽香②
上流・下層二つの世界

野口幽香;http://www.fukushishimbun.co.jp/series02/913

ところで。
かささぎの旗は、日本にはじめてキリスト教がはいってきた天文時代
に興味があります。
天文という元号の呼び名とともに。

http://www1.ocn.ne.jp/~koinonia/koen/chap7.htm

http://ja.wikipedia.org/wiki/1549%E5%B9%B4

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1281655757

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コメント

書式が合っていませんでした。
右側が切れていて、読めないです。
申し訳ありませんでした。
やり直します。

おかしいなあ。
早朝やり直したのに、直っていません、
なぜだろう。

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