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2015年4月 2日 (木)

医師国家試験(4) 客観的臨床能力試験の導入

医師国家試験(4)

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OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)による評価は卒後臨床研修を開始する前に行うべきですが、合否判定を伴う医師国家試験への導入については、議論があります。
OSCEは臨床技能を評価するのに筆記試験より優れており、態度やコミュニケーション能力など筆記試験では測れない部分の評価を行うこともできます。
OSCEは、全80医学部のうち54校で卒前の臨床実習終了時に実施され、うち29校では卒業認定に用いられています。
OSCEを医師国家試験として実施する場合、統一的な模擬患者、評価者、実施場所等の確保が困難であること等の課題があります。
OSCEを医師国家試験としてではなく各医学部で臨床実習終了時に実施すれば、医学生の臨床実習への意欲をより高めることが可能となること、6年間の卒前教育に携わった者が態度やコミュニケーション能力などについて細かな評価を行うことが可能であること等の利点があります。
現状では医学部毎に評価者や会場等の実施体制、問題の数や質の差が大きいこと等の課題がありますが、医療系大学間共用試験実施評価機構において、現在、全ての医学部における統一的な臨床実習終了時のOSCEを導入する準備が進められており、平成32年度を目処に全国的に正式実施が開始される見込みです。
なお、医師国家試験において客観的に臨床能力を評価する手法として、コンピュータの導入が考えられます。
コンピュータを使用することにより、静止画像のみならず、動画や音声等を活用し、臨床現場に近い形での出題が可能となります。
医師国家試験にコンピュータを導入するためには、コンピュータの特性を活かした出題手法の開発、新たな合格基準の設定、諸経費等の問題について検討が必要となります。

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

▽ことば抄

医療系大学間共用試験実施評価機構;

理事長あいさつ

>準備のための4回の試行(トライアル)を行った後,平成17年12月から共用試験(2006年度)が開始されました。第1回から第5回(2010年度前期共用試験)まで無事終了し,現在まで約50,000名を超える学生が共用試験を受験し,臨床実習に参加しています。

社団法人 医療系大学間共用試験実施評価機構
理 事 長  髙 久 史 麿
 

http://www.cato.umin.jp/01/0101greeting.html

ここをよんだら、つぎにここ。必読。

日本医学会史;http://jams.med.or.jp/chairman/

しぇからしか、全文引用!

写真

第6代 日本医学会長
髙久 史麿

明治35年(1902)4月2日から5日まで、16の医学関係の分科会が合同して第1回日本聯合医学会を上野の東京音楽学校において開催した。この会が本会の公式な創設日となっている。第3回からは日本医学会と改称し、以後4年ごとに開催、今日に至るまで昭和22年開催の第12回総会が、終戦直後のため1年延期された場合を除いて継続されている。

日本医学会は、日本医師会と密接な連携の下に、「医学に関する科学および技術の研究促進を図り、医学および医療の水準の向上に寄与する」ことを目的としている。
現在、日本医学会に加盟している学会は123である。この123の学会は各々その専門分野に従って臨床部門(91学会)、社会部門(18学会)、基礎部門(14学会)の3分野に属している。

日本医学会の主要な行事は、4年毎に開催される日本医学会総会で平成27年には第29回日本医学会総会2015関西が開催される。その他、日本医学会シンポジウム、日本医学会公開フォーラムの開催、日本医学会医学用語辞典の編集出版(現在はWEB辞典他)、日本医学雑誌編集者会議、日本医学会臨床部会会議、日本医学会分科会利益相反会議の開催などの事業を行っている。

日本医学会の活動は学問が中心であるが、最近の急速な医療情勢の変化に対応するため臨床部会、社会部会では必要に応じて委員会を設け、社会に向けて日本医学会としての意見表明ならびに提言を行ってきた。今後、日本医学会のさらなる発展を目指して社会と共に活動を行いたい。

▽かささぎのひとりごと

たかくふみまろ。

まろ、というのは、貴族的なクラッシックなひびきがありますよね。

俳句の季語に、人丸忌があって、それは、

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)の忌日 。
陰暦3月18日。《季 春》

調うたまる。しらべうたまる。
このひとのなまえも、うたまろがなまってうたまるになったもの。
(だとおもう)。

3月27日、懐良親王(かねながしんのう)の命日に星野の大圓寺でのお祀りにみえました。

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