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2015年4月30日 (木)

大牟田市の地域包括ケア

大牟田市の地域包括ケア

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本日、保健医療経営大学の公開講座「経営と医療のセミナー」が開催されました。
テーマは「大牟田市における地域包括ケアシステム」で、講師は大牟田市長(古賀道雄氏)でした。
大牟田市での取り組みは、地域包括ケアシステムの構築事例のひとつとして、厚生労働省のホームページはじめしばしば紹介されています。
大牟田市では「認知症になっても安心して暮らせる市民協働によるネットワークづくり」がなされており、次の特徴があると評価されています。

・認知症の行動・心理症状が見られた場合でも、在宅生活を継続できている。
・地域住民にも、自主的に見守りを実施するなど、認知症に対する意識の変化が見られている。
・認知症ケアのための人づくり・チームづくり・地域づくりが、長期的視点で段階的に展開されている。

具体的には、認知症コーディネーター養成研修(2年間)、もの忘れ予防・相談検診(介護予防教室「ほのぼの会」)、小中学校での認知症絵本の読み聞かせとグループワーク(認知症の理解啓発活動)、徘徊行方不明発生時のSOSネットワークなどが実施されています。
「認知症サポートチーム」(精神科・老年内科の専門医3名、認知症サポート医2名、認知症医療センター神経内科医師2名、認知症コーディネーター6名、認知症連携担当者1名)が構成されており、事例検討会(月1回)や相談窓口(毎週水曜日午後)、困難事例への対応アドバイス、若年認知症本人交流会、介護家族交流会などが実施されています。
大牟田市における取り組みは付け焼刃ではなく、介護保険制度開始当初から10年以上の実績があります。
介護保険制度開始当初、認知症の人へのケアが手探り状態であったため、介護サービス事業者が認知症ケアを体系的に学ぶ機会としての勉強会「認知症ケア研究会」(現:認知症ライフサポート研究会)が発足しました。
この勉強会には大牟田市の担当者も参加しており、事業者と市で課題認識が共有されることになります。
その結果として、「認知症になっても安心して生活できる環境整備」が市全体で進められています。
本年初めには「認知症の人とともに暮らすまちづくり宣言10周年」記念イベント(1200名参加)が行われています。
『大牟田市は、子どもから大人まで、あらゆる世代の市民が心を一つにして、認知症の人やその家族の願いに寄り添い、地域社会において、誰もが人として尊重され、安心して暮らせるまちづくりを推進してまいります。』(認知症の人とともに暮らすまちづくり宣言2015)

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

▼かささぎ日誌

以前、テレビで大牟田の認知症対策の先進的対応をみて、すごいなあと感心して、どこかに書いたと思うのですが、探し切れず。

そのかわり、此の記事がでました。

http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-09ef.html

▽リンク記事

古賀市長に来校頂き「経営と医療のセミナー」を実施しました 

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2015年4月28日(火曜)16:20~17:50、本学のお隣、大牟田市から古賀市長にご来校頂き、「大牟田市における地域包括ケアシステム」をテーマに、ご講演いただきました。

DSC00822

大牟田市は、人口に占める高齢者の比率が全国平均の先駆け的存在であり、大牟田市の認知症サポートチームによる徘徊ネットワークなど、他の市町村の参考になる施策を考案・実施されています。認知症の方本人だけでなく、家族にとっても、安心して住める「認知症の人とともに暮らす」街づくりに対する思いが伝わりました。

DSC00817

ご講演を快諾いただきました古賀市長、および担当の大牟田市役所保健福祉部の職員の皆様方、本当にありがとうございました。

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