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2015年3月31日 (火)

医師国家試験 ⑴

医師国家試験(1)

平成26年6月より、医道審議会医師分科会医師国家試験改善検討部会において、医師国家試験の評価と改善について議論が行われてきましたが、本日、報告書が取りまとめられています。
医師国家試験は、医師法第9条に基づき「臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能」について行うこととされています。
「医師として具有すべき知識及び技能」は医師国家試験のみで担保されるものではありません。
各大学医学部における卒前教育において、「医学教育モデル・コア・カリキュラム−教育内容ガイドライン−」に基づき、基本的臨床能力の習得のため、診療参加型臨床実習に参加する学生の能力と適正を事前に評価することで質を保証することになっています。
また、平成27年度より、全国医学部長病院長会議と医療系大学間共用試験実施評価機構が連携し、全ての医学部における臨床実習開始前の共用試験CBTの合格基準を設定することにより臨床実習開始前の医学生の基本的な知識が担保される予定です。
医師国家試験合格後も、平成16年度から必修化された卒後臨床研修の到達目標について、平成32年度の見直しに向けた検討が進められているところです。
専門医の「具有すべき知識及び技能」についても、日本専門医機構が認定基準等を策定し、平成29年度からの養成の開始を目指して準備を進めています。
医師国家試験改善の具体的な方向性としては、単に知識を問う問題ではなく、例えば、症候から優先順位を考慮しつつ鑑別診断や治療方針の選択を進めていくという臨床医の思考過程に沿った、臨床的な応用力を問う問題を出題するため、出題傾向として「臨床実地問題」に重点が置かれます。
基本的な知識については、共用試験CBT に合格した者が医学部を卒業することが前提となりますので、「一般問題」の出題数や合格基準が見直されることになります。
見直しは、共用試験CBT の合格基準の統一化により基本的な知識が担保された医学生が医師国家試験を受験する平成30年から適用ということになります。
Posted by on 2015 年 3 月 30 日.Categories: 政策研究

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コメント

佐賀藩は、嘉永4年(1851年)に、「佐賀藩免札医業姓名簿(さがはんめんさついぎょうせいめいぼ)」を発行します。
 旧来の世襲的な徒弟制度であった医師養成を改め、藩医学寮に入学し、医業の試験を受け合格しなければ、免許を与えないという医師免許制度ができます。これは、我が国で最初の医師免許試験制度と言われています。

以上、「さがらちあん」をぐぐっていてのメモ。
引用は↓

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