無料ブログはココログ

« もうひとりのセイコさん | トップページ | 天然酵母パン屋さんで »

2015年3月19日 (木)

「保健医療2035」策定懇談会~ブレインストーミングの中から

「保健医療2035」策定懇談会

Share on Facebook


9日、社会保障担当参事官室が実施する標記懇談会の第二回会合が行われています。
議論は非公開ですが、第二回開催に際し、2月24日に行われた第一回会合の議事要旨が次の通り公開されています。
議事要旨を読む限り目新しい意見はないようですが、まだブレインストーミングの段階であるようです。
議事がお膳立てされているような運営ではないようですので、この懇談会から何らかの新機軸、新しい着眼点が生まれてくることを期待します。
<議題>
2035年を見据えて保健医療政策において優先して取り組むべき課題について
<議事>
○20年後の2035年を見据えた保健医療政策のビジョンについて、6月中のとりまとめを目指し、月2~3回開催することが確認された。
○自由闊達で創造的な議論を促すため、議論は非公開とすることが確認された。
○次回以降は継続的な議論を促すために、前回の議論の論点をまとめた資料を事務局にて用意することとした。
○2035年を見据えた保健医療政策において優先して取り組むべき課題について、以下のような意見があった。
・地域包括ケアを進めるにあたって、プライマリ・ケアは極めて重要。20年後を見据えて、総合診療医なども含めて医療との連携を進めるべき。
・健康づくりのインセンティブをもたらす仕組みを考えるべき。
・ユニバーサル・ヘルスカバレッジ(UHC)の持続可能性を20年後にも保つために必要な対策を講じていくべき。
・医療の中身についても納得して選択したいという国民の欲求にどのように応えていくか。必要な負担をしてもらうことへの納得感をいかに醸成するか。
・「医療従事者の幸せ」。どうしても我々は患者や利用者ばかりに目が行きがちだが、医療現場で働く人々が誇りを持って働くことが大切。
・自らが受けた検査データを、クラウドで把握することができるようにすること等により、医療の満足度の向上に繋げることができる。
・財政的な制約を考慮し、医療の質や効率性を高めるインセンティブをうえつける必要があるのではないか。
・コンパクト化を推進する仕組みやインセンティブも必要ではないか。収益性を高めさせたり、差別化を図らせたりするためのインセンティブをどうつけていくかが重要。
・現行制度は患者が選択できる部分が限られている。患者の選択の余地を広げられないか。
・コストをどこにどれだけかけるか、医療の質の評価や費用対効果の観点も必要。
・日本のヘルスケアシステムを、アジアをはじめとした全世界に発信していくことが考えられる。
・エビデンスに基づかない健診は非効率的ではないか。
・平均寿命までは自立した生活を送ることを目標に、健康寿命を延ばし、年齢に関係なく元気に働けるエイジレスな社会を目指すべき。
・医療の需要がピークアウトする2030年以降も見据えた戦略が必要。
・日本は保健医療の分野におけるリーダーシップを発揮し、「世界の厚労省」を目指すべき。
・新たな技術開発を促進するイノベーションが必要。

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

▽かささぎ日誌

>日本のヘルスケアシステムを、アジアをはじめとした全世界に発信していくことが考えられる。

大東亜戦争での失敗があり、極力おしつけがましいことはしない。
放っていてもいいものは自然と伝わるのもある。
健康を支える普段の食生活も、和食がすぐれていることを欧米人が気づいて、実践し始めたということに、それがいちばんあらわれているとおもいました。

▽ことば抄

ブレインストーミングとは

集団で考えをだしあい、ぶつかりあったりもまれたりするうち、思いもかけぬ新展開を得るなどの成果を期待できる。~これは日本古来の文藝である、連句の発想法にも通ずるものである。

ブレインストーミングの4原則

判断・結論を出さない(結論厳禁)
自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。
粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。
量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。
アイディアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。

« もうひとりのセイコさん | トップページ | 天然酵母パン屋さんで »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「保健医療2035」策定懇談会~ブレインストーミングの中から:

« もうひとりのセイコさん | トップページ | 天然酵母パン屋さんで »

最近のトラックバック

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31