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2015年2月 2日 (月)

地域医療構想策定ガイドライン(11)(12)

地域医療構想策定ガイドライン(12)

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策定プロセスの各段階における検討会の見解は次の通りです。
3)構想区域の設定
○地域医療構想の検討を行うため、まずは構想区域の設定を行い、構想区域及び医療需要に対応する医療供給(医療提供体制)を具体化する必要がある。
○構想区域の設定に当たっては、現行の二次医療圏を原則としつつ、あらかじめ、人口規模、患者の受療動向、疾病構造の変化、基幹病院までのアクセス時間の変化など将来における要素を勘案して検討する必要がある。
○なお、現行の二次医療圏と異なる構想区域を設定することも可能であるが、その場合には、以下に示す検討過程において将来における要素を必ず勘案する必要がある。

4)構想区域ごとの医療需要の推計
○平成37 年(2025 年)における各医療機能別の医療需要(推計入院患者数)は、患者住所地を基にした基礎データを厚生労働省が示し、これを基に都道府県が構想区域ごとに推計する。
[医療需要の推計の考え方等は、議論等を踏まえて追加・整理予定]

5) 医療需要に対する医療提供体制の検討
○都道府県は、構想区域ごとの医療需要を基に必要病床数(病床数の必要量)を推計するが、都道府県間を含む構想区域間の医療提供体制の役割分担を踏まえ、医療需要に対する供給数(構想区域内の医療機関が入院医療を行う患者数)の増減を見込む必要がある。
○その際、構想区域の将来の医療提供体制を踏まえた上で、増減を見込む構想区域双方の供給数の合計が一致することを原則に、増減数を調整する必要がある。このため、大都市圏など特に都道府県間や構想区域間の医療提供体制の分担が必要となる構想区域の都道府県においては、まず都道府県間の供給数の増減を調整した後で、自都道府県内の構想区域間の供給数の増減を調整しなければならない。
○また、地域連携パスの共有など、上記の調整を踏まえて関係する都道府県や構想区域の医療機関との間で具体的な施策に関する協議が必要な場合には、地域医療構想調整会議や医療計画に係る圏域連携会議において合同会議を開催する等により、関係する構想区域の保健所長や医療機関等を交えて協議を行うことが望ましい。
○なお、構想区域間の供給数の増減の調整については、以下のようなプロセスで行う。
(1) 各都道府県の構想区域ごとに、患者住所地に基づき推計した医療需要(①)と、現在の医療提供体制が変わらないと仮定した推定供給数(他の構想区域に所在する医療機関により供給される量を増減したもの)(②)を比較する。
(2) 都道府県間の①と②の乖離が大きい場合や都道府県間の医療提供体制の分担が課題になっている場合には、まずは、関係する都道府県との間で供給数の増減を調整する必要がある。
(3) 都道府県間で供給数の増減を調整する場合には、都道府県の企画部局(地方自治法の総合計画を所管)や介護部局(介護保険事業支援計画を所管)、医療関係者の意見を踏まえ、自都道府県の考え方をまとめる。
また、自都道府県内の構想区域間の供給数の増減を調整する場合も同様に、自都道府県の考え方をまとめる。
(4) その際、既に医療計画において二次医療圏における医療提供体制が定められている、がん、脳卒中及び急性心筋梗塞については、医療計画を踏まえて構想区域ごとに改めて確認・検討することとし、同様に、認知症疾患医療センターや難病医療拠点病院(予定)といった関連する法・制度に基づく医療提供体制についても、構想区域ごとに確認・検討することが望ましい。また、これら以外の疾病(例えば、発生頻度の高い、肺炎や骨折等)についても、適宜、地域の実情に応じて、構想区域における医療提供体制に関して検討することとする。
(5) 以上の考え方を踏まえ、各都道府県は、関係する都道府県や都道府県内の医療関係者との間で供給数の増減を調整し、将来のあるべき医療提供体制による推定供給数(③)を確定する。なお、調整にあたっては、丁寧かつ十分な協議を行い、特に都道府県間の調整においては、通常の議事録の作成に加え、合意を確認できる書面を作成するなどして、取りまとめておくことが適当である。

6)医療需要に対する医療供給を踏まえた必要病床数の推計
○将来のあるべき医療提供体制を踏まえ構想区域間の供給数の増減を調整し推定供給数(③)を基に、都道府県は、各構想区域における2025 年の必要病床数(④)を算出する。

7)構想区域の確認
○都道府県は、人口規模や基幹病院までのアクセス等を踏まえ、構想区域を確認する。

地域医療構想策定ガイドライン(11)

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策定プロセスの各段階における検討会の見解は次の通りです。
1)地域医療構想の策定を行う体制等の整備
○地域医療構想は、医療計画の一部であることから、医師会等の診療又は調剤に関する学識経験者の団体の意見を聴くとともに、都道府県医療審議会及び保険者協議会の意見を聴く必要がある。
○また、策定段階から地域の医療関係者及び住民の意見を聴くことが望ましいことから、都道府県においては、タウンミーティングやヒアリング、アンケート調査、パブリックコメント等、患者・住民の意見を反映する手続をとることや、構想区域ごとに既存の圏域連携会議等の場を活用して地域の医療関係者の意見を反映する手続をとることを検討する必要がある。
なお、この段階で策定後を見据えて地域医療構想調整会議を設置し、意見をまとめることが望ましい。
○現行の医療計画のプロセスと同様に、地域医療構想の策定に当たっても、都道府県医療審議会の下に専門部会やワーキンググループ等を設置して集中的に検討することが考えられる。
○在宅医療の課題や目指すべき姿については、市町村介護保険事業計画との整合性に留意する必要があることから、地域医療構想の策定段階から市町村の意見を聴取することが必要であり、その際には、既存の圏域連携会議等の場を活用することが考えられる。

2)地域医療構想の策定及び実現に必要なデータの収集、分析、共有
○地域医療構想の策定に当たっては、医療提供体制の構築だけではなく、地域包括ケアシステムの構築についても見据える必要があり、そのためには、医療機関の自主的な取組や、医療機関相互間、地域の医療関係者との協議等による連携が不可欠となる。
○また、地域医療構想の実現に向けて、各医療機関の自主的な取組及び医療機関相互の協議を促進するためには、共通認識の形成に資する情報の整備が必要となる。また、こうした情報は、患者が理解することにより、より適切な医療機関の選択や医療の受け方につながることから、情報に対する丁寧な説明も不可欠となる。
○なお、これらの基礎となるデータは、厚生労働省において一元的に整備して都道府県に提供(技術的支援)することとするが、各都道府県は、関係者と共有し、協議や協力により整備することが必要となる。また、医療機関の協力を得て、病床機能報告制度等により、有用なデータが報告・提出されていることから、これらの活用も必要な視点となる。
○以上のことを踏まえ、地域医療構想の策定及び実現に必要な情報(データ)を別紙に示す。
(別紙)
地域医療構想の策定及び実現に必要な情報(データ)
1 病床機能報告制度に基づく医療提供体制の状況
医療機関が選択した現在及び将来にわたって担うとしている医療機能ごとの病床数、構造設備や人員配置、具体的な医療の内容について、病床機能報告制度により報告された内容をもとに地域別、医療機関別に示す。
なお、当該情報について、都道府県が、患者や住民、医療機関等に対し、ホームページ等で積極的に公表すべき項目やその手段については、引き続き検討する。
2 各医療機能別の医療需要に対する医療供給(医療提供体制)の状況
高度急性期、急性期、回復期及び慢性期の各医療機能別に、平成37 年(2025 年)における医療需要に関して、患者住所地別の需要及び現在の医療提供体制が変わらないと仮定した推定供給数を示すこととする。
なお、同一都道府県内においては、現在の二次医療圏別の上記の状況の把握が可能なマトリックス表を提供するとともに、都道府県別にも同様のマトリックス表を提供することが必要となる。
3 疾病別の医療需要に対する医療供給(医療提供体制)の状況
医療計画においては、がん、脳卒中、急性心筋梗塞に関して、地域連携パスの作成等による医療提供体制の構築を促しているところであるが、これを更に推進するためには、各医療機関が自主的に取組む際に参考となる主な疾病に関する情報が必要となる。
4 疾病別のアクセスマップと人口カバー率
がん、脳卒中、急性心筋梗塞の3疾病について、治療を行っている医療機関までの移動時間を解析したアクセスマップを示す。これにより、入院医療へのアクセスのしやすさを検討することが可能となる。
5 介護保険関係の整備状況
医療提供体制は、単に入院医療の機能の分化や連携だけではなく、地域包括ケアシステムとの一体的な整備によって、住民にとって安心なものとなるだけではなく、関係者にとっても効率的な医療の提供が可能なものとなる。
このため、介護保険施設の整備状況等についてのデータを介護担当部局と連携して把握しておく必要がある。また、小児や障害者など介護保険の対象でない患者に関しても、福祉担当部局と連携して同様に整備することを目指す必要がある。
6 2025 年における二次医療圏別の人口推計
※出典:国立社会保障・人口問題研究所による『日本の地域別将来推計人口(平成25(2013)年3 月推計)』
構想区域の設定や、各医療機能の推計の基礎となる。
また、2040 年における見通しやアクセスの確保に加え、医療以外の関連する施策に関する協議においても、共通ツールとして活用される。

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

▽かささぎ日誌

週末、テレビドラマにしんだじいちゃんそっくりの農夫。
目が釘付け。その農夫もなくなってしまいましたが。
ひさびさ、そりまち主演ドラマ、限界集落株式会社。
役者は井川比佐志さん。そっくりだったなあ。

きのう、救急医療でのたらいまわしを何としてもなくそうと奮起する公務員のルポを見ました。
現場に行って、最前線で働く救急隊員のあのかおをみてしまっては。
ということをいっておられた。感動しました。

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