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2015年1月29日 (木)

What’s時間学?(その46) 「天文年間」

What’s時間学?(その46) 「天文年間」

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 「天文年間&岩戸山古墳

What’s 時間学 ? (その46)では、「時間学研究会」の定例活動報告を、
時間学研究会(第21回)記録からお届けします。

 転勤族として、西日本各地(難波、讃岐、肥後、安芸そして肥前長崎、他)に
生活してきた私にとって、現在の生活拠点・筑後ほど歴史的に多くの興味をもて
る地域はないのではないか、といつも思っています。
 そして、今回の時間学研究会では、八女市にある「岩戸山古墳」に関する多く
の史実を興味深く聴くことができました。

(第21回時間学研究会記録より)

(1)日時  2014年11月20日(木)18:05~20:00 
(2)場所  学部長室 (3)参加者 5名

(4)発表者とテーマ
  発表者: 橋爪 章 先生  テーマ: 天文年間

(5)発表の詳細
 1)配布資料( A3サイズ表裏 一枚):
  (資料タイトル)天文年間(ユリウス暦1532年8月29日~1555年
          11月7日) 易経「仰以観天文、俯以察於地理」
 表面に「豊饒美濃守源鑑述奉納百首和歌『夏日侍』今伊勢寶前同詠百首和哥」
(「八女戦国百首和歌」)の九十九首全数が網羅記載されており、
裏面に「天文年間の出来事と干支」、「武寧王と磐井」、「七支刀の謎と荒木田
守武」及び「トリビア」の4項目があり、それぞれに関係する年号と歴史事項等
の記載がある。

 2) 内容 
 発表者は、この「八女戦国百首和歌」九十九首が、岩戸山古墳(八女市吉田)
敷地内にある「今伊勢宮」に奉納されていたものであること、原典は巻物にひら
がな表記であったものを発表者の級友が読み解いたことを説明した。
 続いて、資料「天文年間の出来事と干支」によって、天文の23年間にあった
国内外の、歴史上の重要な人物・出来事(宗教関連、科学的な発明・発見、他)
などを説明した。
2)-1
 そして「八女戦国百首和歌」九十九首について、発表者から
(仮説)として、① 百首和歌『夏日侍』は、千年前の何かを記念して奉納された
ものではないか? ② 岩戸山古墳の神社への奉納は、筑紫国造磐井(西暦528
年11月11日)関連か? ③実際の奉納は天文24年として、「癸卯卯月廿五日」
は記念日として意味があるのではないか?との、説明があった。
また、その(検証)として、「天文年間の癸卯の年、天文12年卯月25日は、
グレゴリオ暦では1543年6月7日。この約千年前の癸卯の年は、523年。」
との説明があった。
 2)-2
 また、 資料 「七支刀の謎と荒木田守武」によって、みやま市瀬高町大神地区
にある祠「こうやの宮」に「七支刀を持つ武士像」が安置格納されていることを
説明して、その謎に触れた。

 3)
 資料の詳細項目、説明等は次のようであった。

 3)-1 「八女戦国百首和歌」九十九首(巻物に書かれている)について
 ・全 九十九首は、整理(通し)番号、主題、本歌の順に解読・整理されている。
 ・日本の国家「きみが代」の歌詞に関係する語、句が多く散りばめられている
 らしいことの説明があった。(たとえば、君が代、千年、さゝれ石の、苔のむす
 まで、きみ、ちとせ、くるす、千、たち、雁、立かへるらん、かり、千代、君、
 きみが代、他)
 ・九十九首の、詠み人は26人(内、一人は詠み人不知)。詠み人とその句数は、
 1句(3人)、2句(11人)、3句(3人)、5句(3人)、6句(1人)、
 7句(2人)、8句(1人)、10句(1人)、12句(1人)、

 3)-2 資料「七支刀の謎と荒木田守武」よりの抽出転記
  369年 百済王が倭王の為に百済で七支刀を製作。
  372年 七支刀が百済から倭王へ贈られる。
       (「七支刀」は日本書紀では、ななつさやの「たち」)
  有明の月はいかにもひらくしてかうやひじりのきたるかささぎ  守武
  (仮説)天文九年に七支刀は筑後から奪われ、石上神社へ納められたのでは?
  (傍証)「こうやの宮」(磯上物部神)には、七支刀を運ぶ人形のほか五七桐
   紋の人形もある。五七桐紋は室町時代以降(九州王朝のシンボルとの説あり)

 (6)質疑応答他
・「八女戦国百首和歌」が九十九首であるのは、あと一首は神様のためにとって
  あったのだろうか?
・百首和歌『夏日侍』の、「侍」は待つの意味である。
・第一句(主題:立春、詠み人不知)
 「 君が代のためしにすめる千年川かはらぬたねに春や立つらむ」にある、「千年
  川」は筑後川の別名でもある。
・第五句(主題:若菜、詠み人:鑑秀)
 「 わかなゆへとしとし分てくるす野におほくのはるを我もつミけり」にある、
 「くるす」は、キリスト教の匂いがするのでは?
 ・ 岩戸山古墳は、未発掘調査のものがある。
 ・武寧王陵出土の環頭大刀(「トリビア」の項目で紹介)、四獣鏡とそっくりのも
  のが岩戸山歴史資料館にある。
 ・ 他

(7)その他
 1) 次回以降の発表担当者は次のようである。
   12月:(勉強会にかえて)忘年会とする。
   1月:中村寛樹先生(1月のみ、第四週に開催予定)

 

(投稿者:松永伸夫)

▽かささぎのひとりごと

世界最古で最短の国歌きみが代http://blog.livedoor.jp/oobaka1/archives/51832993.html

九州王朝起源説もあるウィキのhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%9B%E3%81%8C%E4%BB%A3

やまだよしお博士のきみがよへのあついおもいhttp://ja.wikisource.org/wiki/%E5%90%9B%E3%81%8C%E4%BB%A3%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

いわとやまこふんのにしのてっぺんにある、ほこらには、さけのかみさまがまつられていて、そこへおまいりされるときいた。きたや。はい。いまやせかいのさけ。
たかはししょうてんさんもおまいりされるんでしょうか。
北は北斗七星ひしゃく星。子の方。喜多とめでたい屋号にかわるまえは、白花酒造でした。

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