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2014年10月 9日 (木)

健康保険組合の財政状況 ~  半分近くを高齢者医療に

健康保険組合の財政状況

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平成25年度決算の健保組合の経常支出は7兆4575億円ですが、その44%の3.3兆円は高齢者医療への拠出金に充てられています。
この拠出金は前年度よりも約1400億円増加しています。
健保組合全体の8割は単年度赤字で、健保組合の3割は26年度に保険料率を引上げています。
健保組合の平均保険料率は8.63%から8.86%となっており、対前年度伸び率は2.6%です。
健康保険組合の保険料率は、保険者間において差があり、平成26年度の健康保険組合の保険料率の最低は4.8%最高は12.1%です。
協会けんぽの保険料率(10.0%)を超えている健康保険組合が123組合あります。
なお、健康保険組合は、健保法で定められた法定給付に上乗せする形で独自に付加給付を支給することができますので、付加給付の分だけ財政への影響が及びます。
 付加給付には次のものがあります。
一部負担還元金、家族療養費付加金:レセプト1件につき、高額療養費に相当する額を除く自己負担額について25000円を超える分を支給
訪問看護療養費付加金、家族訪問看護療養費付加金:訪問看護療養費明細書1件につき、支払った自己負担額について25000円を超える分を支給
傷病手当付加金:法定給付の傷病手当金(1年6か月を超えない期間において、労務に服さない1日につき、標準報酬日額の3分の2に相当する額を支給)に上乗せして、3年を超えない期間において、労務に服さない1日につき、標準報酬日額の85/100に相当する額(傷病手当金に相当する額を除く)を支給
出産手当付加金:法定給付の出産手当金(出産の日以前42日目から、出産の日の翌日以後56日目までの範囲内で、労務に服さない1日につき、標準報酬日額の3分の2に相当する額を支給)に上乗せして、出産手当金の支給期間において、労務に服さない1日につき、標準報酬日額の85/100に相当する額(出産手当金に相当する額を除く)を支給
埋葬料付加金、家族埋葬料付加金:法定給付の埋葬料(5万円)に相当する額の範囲で付加金を支給
出産育児一時金付加金、家族出産育児一時金付加金:法定給付の出産育児一時金(42万円、産科医療補償制度に加入していない医療機関等の場合39万円)に相当する額の範囲で付加金を支給
合算高額療養費付加金:被保険者又は被扶養者が支払った自己負担額から高額療養費に相当する額を控除して得た額から、1人につきそれぞれ25000円を控除して得た額を支給

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

▼泥棒かささぎことば抄

健保の付加給付制度

付加給付制度とは、大手企業などの健康保険組合において、1ヶ月間の医療費の自己負担限度額決めておき、限度額を超過した費用を払い戻す制度のことを言います。

国民健康保険の高額療養費制度による払い戻しに、さらに上乗せして独自に「付加給付」を行っているということになります。なお、国民健康保険に加入する自営業者には、この制度はありません。

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コメント

国民皆保険制度。
この恩恵の大きさを、今回つくづく感じました。

孫の一人が、受診した小児口腔外科。
保険適用外の自由診療のため、毎回、万円の医療費がかかるの。検査の今回は三万円で、次回は診断と検査で、四万円くらいかかりそう。この負担は大きいよ〜。

それは大変ねえ。でも必要だものね。
娘が五年生のころ、歯列矯正しましたが、沢山かかりました。
がむばってくだされや。

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