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2014年9月16日 (火)

都道府県別医療費(20)(21)療養病床・介護療養病床の分析

都道府県別医療費(21)

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療養病床の類型のひとつとして「介護療養病床」があります。
介護療養病床は2017年度までの廃止が決まっている病床であるために減床が進んでおり、地域によっては無床となっています。
当初は2011年度までに廃止されるはずだったのですが、介護老人保健施設などへの転換がうまく進まなかったため、廃止期限が6年間先送りされています。
しかし、介護療養病床の機能としてのターミナルケアや看取りのニーズは増大していますので、介護療養病床の存続を求める国会質疑(本年2月)に対し田村厚労相は「
名前や制度を今のままにするかどうかは別にして、必要なものは何らかの形で残していく」と答弁しています。

具体策は来年度の介護報酬改定で示される予定です。
療養病床のうち介護療養病床が占める割合は、全国平均21%です。
都道府県別割合は高い順に次の通りです。
30%以上  京都(51%)、富山(42)、新潟(38)、高知(33)、長野(31)、徳島(31)
21~30% 奈良、広島、青森、東京、福井、熊本(25)、香川、三重、愛媛、秋田、山口、静岡、佐賀(22)、石川、宮崎(22)、北海道、和歌山
10~20% 福岡(20)、愛知、茨城、島根、千葉、神奈川、兵庫、群馬、鳥取、岩手、埼玉、岐阜、岡山、大分(15)、滋賀、福島、栃木、大阪、長崎(13)、鹿児島(12)、沖縄
10%未満  山梨(9)、宮城(6)、山形(1)
介護療養病床の人口10万対入院患者数は全国平均49人です。
都道府県別には多い順に次の通りですが、当然のこととして、介護療養病床割合が低い県では少なくなっています。
九州各県は大分県以外は全国平均を上回っています。
200人以上   高知(275)
100~199人 富山、徳島、山口、熊本(123)、京都、佐賀(107)
49~99人   広島、北海道、福岡(80)、愛媛、石川、新潟、福井、宮崎(66)、奈良、香川、鹿児島(58)、静岡、和歌山、長崎(53)、長野、三重、青森、島根
20~48人   秋田、鳥取、兵庫、東京、群馬、愛知、岡山、大分(32)、茨城、大阪、沖縄、岩手、栃木、滋賀、千葉、埼玉、福島、神奈川、岐阜、山梨
19人以下    宮城(7)、山形(2)
介護療養病床の平均在院日数の全国平均は309日です。
都道府県別には多い順に次の通りです。
平均1年以上在院の道府県がある一方、療養病床の平均在院日数全国平均(168日)より短い県もあります。
365日以上   秋田(499)、山口、北海道、沖縄、栃木、京都、神奈川、長崎(394)、宮崎(393)、青森、高知、東京、石川、兵庫
309~364日 奈良、愛知、三重、福岡(346)、徳島、新潟、佐賀(337)、群馬、岩手、大阪、広島
168~308日 鹿児島(305)、静岡、富山、埼玉、滋賀、香川、千葉、愛媛、熊本(231)、福島、茨城、和歌山、大分(195)、福井、山梨
167日以下   岡山、島根、宮城、岐阜、長野、鳥取(76)、山形(21)

都道府県別医療費(20)

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病院の療養病床の人口10万対入院患者数は、指定都市、特別区、中核市では多い順に次の通りです。
九州の各都市は全国平均以上ですが、大分市のみ全国で3番目に少なくなっています
500人以上   高知市(938)、下関市(806)、富山市(584)
400~499人 金沢市、北九州市(462)、鹿児島市(462)、熊本市(451)、堺市、豊橋市、久留米市(420)、旭川市、長崎市(400)
300~399人 札幌市、相模原市、いわき市、函館市、松山市、福岡市(300)
232~299人 盛岡市、広島市、浜松市、京都市、宇都宮市、宮崎市(261)、静岡市、尼崎市、新潟市、青森市、倉敷市、川越市、岐阜市
200~231人 西宮市、和歌山市、大阪市、秋田市、姫路市、福山市
200人未満   高崎市、神戸市、豊中市、岡崎市、大津市、郡山市、那覇市、奈良市、東大阪市、名古屋市、岡山市、長野市、高松市、東京都区部、前橋市、横須賀市、千葉市、さいたま市、横浜市、高槻市、柏市、川崎市、豊田市、大分市(82)、仙台市、船橋市
療養病床の平均在院日数は、指定都市、特別区、中核市では長い順に次の通りです。
都市の療養病床の平均在院日数は都道府県平均より長く、病床の機能分化のあらわれかもしれません。
九州各県の都市では、宮崎市と北九州市のほかは全国平均より短くなっています。
機能分化が進んでいないのかもしれません。

300日以上   相模原市(326)
200~299日 札幌市、富山市、豊橋市、柏市、長野市、豊中市、川崎市、横須賀市、京都市、川越市、秋田市、静岡市、金沢市、さいたま市、高知市、宇都宮市、浜松市、大津市、いわき市、千葉市、堺市、郡山市
168~199日 新潟市、松山市、那覇市、広島市、大阪市、和歌山市、宮崎市(185)、北九州市(183)、盛岡市、高槻市
100~168日 東京都区部、下関市、旭川市、久留米市(162)、高松市、東大阪市、西宮市、奈良市、函館市、横浜市、長崎市(155)、神戸市、岐阜市、尼崎市、福岡市(149)、名古屋市、岡山市、大分市(146)、仙台市、岡崎市、熊本市(139)、姫路市、豊田市、倉敷市、鹿児島市(130)、前橋市、船橋市、高崎市
100日未満  青森市、福山市(78)
療養病床の平均在院日数が全国平均になったとしたら人口10万対入院患者数はどうなるか補正すると次の通りです。
九州各県の都市は全国平均を上回っていますが、大分市のみ大きく下回っています。
500人以上   下関市(831)、高知市(709)、鹿児島市(597)、熊本市(545)
400~499人 青森市、久留米市(436)、長崎市(435)、福山市、北九州市(425)、旭川市
300~399人 堺市、金沢市、函館市、富山市、福岡市(338)、倉敷市
232~299人 盛岡市、尼崎市、松山市、高崎市、広島市、豊橋市、いわき市、岐阜市、姫路市、西宮市、宮崎市(238)
200~231人 札幌市、浜松市、岡崎市、和歌山市、神戸市、大阪市、新潟市、宇都宮市
100~199人 京都市、奈良市、名古屋市、静岡市、相模原市、東大阪市、川越市、秋田市、那覇市、岡山市、前橋市、郡山市、大津市、高松市、東京都区部、豊中市、船橋市、豊田市、横浜市
100人未満   仙台市、大分市(95)、高槻市、千葉市、長野市、さいたま市、横須賀市、川崎市、柏市(52)

補正後の人口あたり入院患者数をカテゴライズすれば次の通りです。
一般病床入院患者密度が高く療養病床入院患者密度も高い
函館市、盛岡市、熊本市、久留米市、旭川市、倉敷市、岐阜市、高知市、鹿児島市、北九州市、金沢市、秋田市、長崎市、福岡市、宮崎市、富山市、福山市、松山市、姫路市、下関市、尼崎市、西宮市、広島市
一般病床入院患者密度が高く療養病床入院患者密度は低い
前橋市、高槻市、札幌市、和歌山市、大阪市、郡山市、岡山市、長野市、仙台市、京都市、大分市、大津市、高松市、名古屋市、柏市、東京都区部、神戸市、那覇市、新潟市、川越市
一般病床入院患者密度が低く療養病床入院患者密度は高い
青森市、堺市、高崎市、豊橋市、いわき市
一般病床入院患者密度が低く療養病床入院患者密度も低い
浜松市、奈良市、相模原市、千葉市、静岡市、横須賀市、豊田市、横浜市、川崎市、宇都宮市、船橋市、さいたま市、東大阪市、豊中市、岡崎市(302)
多くの都市では、一般病床の患者密度が高いところは療養病床の患者密度も高く、低いところは低くなっています。

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

いつもあんまり関係のないことを書きますが、お許しくだされ。
久留米の従姉(かささぎよりすこし年上)は十年ほど前から、母たち三姉妹を休みごとに温泉に連れて行ってくれます。そのおかげで、母たちは八十を超した今でも元気です。
おかげで姉妹三人仲良く助け合ってがんばっています。

▼かささぎ日誌

きのうは叔母たちと母とを連れてその従姉の民謡のおさらい会を見学した。
去年見学したことが有り、さらに多くの民謡を知ることができた。
およそ100曲、朝の九時半から四時近くまで、座って聞いていたが、楽しめた。
連句で歌仙を36句巻き上げるのに要するのとおなじ時間だなと思った。
司会者の先生が曲を紹介するとき、背景の説明を挟まれるのもよかった。
プログラム86番からは指導者の先生たちの自由曲。
従姉は端唄の「さのさ」を歌い、若柳香紅先生がしっとりとした舞踊を披露された。
民謡と座敷唄と日本舞踊の取り合わせを目にしていると、「わ」について思い及ぶ。
和とは輪であり、間であるなあとおもう。
尺八をみなさんが歌っておられる時に常に背後で吹いておられたたぶんいちばん偉いベテランの先生(男性)が終わり近くで歌われた、もみじのしたには鹿がいる、という猟師に狙われる鹿の視線で歌われている民謡が、こころに響いた。
なんという歌なのか知りたくて、歌詞の断片を書いて調べると、秋田おはら節。
おはら節は鹿児島だけじゃなかったんだね。
ネットから引用します。

「秋田おはら節」(秋田)
  《野越え山越え 深山越え
あの山越えれば もみじ山
もみじの下には 鹿がおる
鹿がぽろぽろ 泣いておる
鹿さん鹿さん なぜ泣くの

私の泣くのは 外じゃない
はるか向こうの 木の陰に
六尺あまりの 狩人が
五尺二寸の 鉄砲かつぎ
前には赤毛の 犬つれて
後に黒毛の 犬つれて

あれに撃たれて 死んだなら
死ぬるこの身は いとわねど
後に残りし 妻や子が
どうして月日を送るやら

思えば涙が おはら先にたつ》

  津軽の小原節を「秋田小原節」として唄いだしたのは秋田市在住の村岡一二
三である。昭和の初期のものは津軽色が濃かった。現在のようになったのは戦
後のことで、彼女に浪曲の素養があったためか、この唄は独特の語り口調が聞
かせどころ。」(引用ここまで)

ところで、これを歌われた先生は突然思い立って歌われたのですが、伴奏は従姉の三味線を希望された。曲目を指定されて、突然言われても、といいながら、ちゃんと演奏できていた。
どちらもすごいと感心した。歌、長いのに、きちんと頭に入っている先生。そして曲がすっと出てくる従姉。
そこまで来るのには相当年季がいるのでありましょうねえ。

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