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2014年9月 4日 (木)

水月師に学ぶ「漢字の仏教式読み」

水月師の読み指導
ページ数は飛ばしてごらんください。
第1章
143頁1行目……『教行証文類』→きょうぎょうしょうもんるい
           『浄土文類聚鈔』→じょうどもんるいじゅしょう
144頁1行目……衆生→しゅじょう
    10行目……『一(さんずい、に、帝)録』→いったいろく
            「往覲偈」→おうごんげ
            「定善義」→じょうぜんぎ
    12行目……畢竟→ひっきょう
            弘願→ぐがん
    13行目……『敬信記』→きょうしんき
    17行目……修した→しゅした
 
第2章
145頁6行目……七祖→しちそ
            「序分義」→じょぶんぎ
145頁11行目……法照→ほっしょう
            『五会法事讃』→ごえほうじさん
    13行目……出拠→しゅっこ
            道綽→どうしゃく
    17行目……十方西方比�>"*$8$C$]$&!&$5$$$[$&!&$R$-$g$&
            引文→いんもん
146頁1行目……このような文→このような・もん
           『悲華経』→ひけきょう
    4行目……白く→もうさく
           言く→のたまはく
    6行目……此土→しど
    8行目……五濁悪世→ごじょく・あくせ
           弥陀因位→みだ・いんに
    9行目……無諍念王→むじょうねんおう
           転輪聖王→てんりんじょうおう
    11行目……成道→じょうどう
    12行目……発心発願→ほっしん・ほつがん
            授記→じゅき
    15行目……「定善義」→じょうぜんぎ
147頁1行目……已来→このかた
    3行目……曠遠劫→こうおんごう
    4行目……湛然→たんねん
           『法華文句記』→ほっけ・もんぐ・き
           薬王品→やくおうぼん
           釈下→しゃっか
 

コメント

 

水月さんを困らせてしまいましたね。

宿縁は宿世の
複数の渡る世間のあいだにうまれるのかなと思って

うまれかわることとか前世の記憶とかも

.>何故「四世にわたって」なのだろう。
→私にもわかりません。初耳です。

>仏教でもそういうだろうか?
→教義の上ではそういうことはないと思います。

人名と生没年をメールして送っておきました。

親鸞聖人が「遠慶宿縁(遠く宿縁を慶べ)」といわれたのは、拙論では学術的に考察しておりますが、簡単にいってしまえば、「私」がいま、ご信心をいただき、お念仏申す身にならせていただいたのは、わが力ではなく、阿弥陀さまのはかりしれない過去世からの「お育て」があったからだと慶んでいらっしゃるのです。

はい。

ごそとしちそとあるんですね。
朝、懐感をしらべていた。
よみがわからなくて、かいかんだろうかと調べたら、えかん、ででました。えかんは慧感というお坊さんもいらっしゃいますが、おなじ音なんですね。

▼懐感
7世紀頃の唐代の僧。長安千福寺に住した。感禅師とも呼ぶ。

 初め唯識を学び、のち善導に師事して浄土教の要義を学び、念仏三昧を証得したという。

 著書に『釈浄土群疑論』七巻(懐惲補筆)がある。法然は『類聚浄土五祖伝』等で、浄土五祖の一人とした。

2の全文をうちこんだだけで、まだ自分は読んだとはいえません。
少なくとも人名の生没年の前に、よみをつけねば。それをするには、調べなければならない。
それなのに、宿世の「世」に囚われています。
世界のセ。
しょうしんげの一節おわりちかくに、

せのもうみょうをてらすなり。

というのがありますが、あれはなぜ、よのもうみょうとよまないのか。

といつもおもってしまうのでした。
考えてもわからないので、お経は常のよみと違うものねえ。とかたづけてきた。
そのおなじノリで、
宿世を思う。

すく‐せ【▽宿世】.

をグー辞書でぐぐると、

《「すく」は「しゅく」の直音表記》

1 過去の世。前世。

2 前世からの因縁。宿縁。宿命。「―によって結ばれる」

とかかれている。
前世と来世とこのいまのセと三つしか、ふつうは思わない。それを四つとさらっとかいてのけた、あの小説家は、裏に深い勉強があったのだろうか。

というのが、香川宜子先生の小説が日の目を見る過程を観察する機会を与えられてひとさまの感想文もさまざま読ませていただいているうちに、連句的に、わかる。

今日の朝、遅くなりましたが、國武先生の8頁にわたるお手紙をお送りしました。ところが昼に帰ってくると、また先生から今度は13頁に及ぶお手紙が届いていました。もう一日待つんだった(>_<)

「世」は、よくわかりませんが、「世界」と書けば「せかい」ですよね。「正」という字も「正月」と書けば「しょうがつ」、「正当」と書けば「せいとう」。

これは漢字の音(おん)によるものと思います。仏教では基本的に呉音(ごおん)で読みます。一般には漢音(かんおん)です。それで仏教の漢字が読みづらい、読めないという現象がおこるのでしょう。ただ一般にも呉音と漢音が入り乱れている場合もあります。たとえば今いった「正月」と「正当」がそれです。

「世」を「せ」、「正」を「しょう」と訓むのが呉音か漢音か、辞典で調べてみなければなりませんが、仏教では必ず「せ」「しょう」ですから、おそらく呉音なのではないかと思います。

前世・今世・来世の三世のほかに四つというのは、これもわかりませんが、中有(ちゅう・う)を入れているのかもしれません。前世があり、今世があり、それが終わると、来世にどこへ行くか、きわめて善人は天、きわめて悪人は地獄に行くとすぐ決まりま
す。けれども、そのあいだの人は、まあ簡単にいえば7日ごとに裁判をうけます。それで少しでも良い所に行けるように、残された家族などの人たちは、お経などをあげ、その功徳を亡くなった人の善根(ぜんこん)に加えるわけです。ただし七分獲一(しちぶん・ぎゃくいち)といって、7分の1しか届きませんが。そして最終の裁判が77、49日です。その49日までのあいだを中有(ちゅう・う)というのです。これを加えて四つといっているのかもしれませんね。

ただし、いまいったことは浄土真宗ではいいません。浄土真宗では命終わると同時に浄土に生まれ、即座に無上涅槃を得ると説きます。

「宿世」は「しゅくせ」と訓み、「宿」は「宿昔(しゅくしゃく)」の意で、過去世のことです。もっとも宿善(しゅくぜん、過去世における善根)を論ずる場合は、単に過去世だけのことでなく、今世における信心獲得(しんじん・ぎゃくとく)の前までと意味を広げます。

余計なことと思いつつ、漢字の訓みを第3章までメールしておきました。引用している文献の漢字もと思いましたが、あまりにも数が多いので気力がありません。

ムカっ。

こんな字まで、、、ふん、よめるわい!
と思ったり、
おや、これはこんなよみなんだ。
と驚いたり。
まことに漢字にルビを振るのは至難の技ですな。

しかし、なにはともあれありがとうございます。
たすかります。それをいつ反映さすかが問題。ねむい。

うわっ、怒らせてしまったようですね。そんなつもりはなかったのですが……。ただ仏教では通常の訓みと違う訓みをしますから、それがしみこんでいますので、日常生活の中で、どれが仏教訓みなのか、通常の訓みなのか、わからなくなっています。そこで失礼に及んだことになりました。どうぞ御海容ください。それでも、「修した」を「しゅうした」でなく「しゅした」とか、「引文」を「いんぶん」でなく「いんもん」とか、「法華文句記」を「ほっけもんくき」でなく「ほっけもんぐき」とか、「出拠」を「しゅっこ」と訓むとか、独特の訓みがありますので、記したまでです。

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