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2014年8月31日 (日)

デングウイルスの侵入(1)渡航歴がないデング熱の患者発生

デングウイルスの侵入(1)

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海外渡航歴がないデング熱の患者が69年ぶりに国内発生した事がニュースになっています。
この患者以外にも2人の感染が確認され、計3例の国内発生です。
発症してもデング熱が疑われないままに自然治癒している例は、確認例の数倍はあるでしょう。
昨年の9月にも、直行便往復で2週間の日本旅行をしたドイツ人が帰国後にデング熱を発症しています。
デング熱はデングウイルス(Dengue virus)が原因の感染症で、ヤブカ属のネッタイシマカ(Aedes aegypti)やヒトスジシマカ(Aedes albopictus)などの蚊が媒介します
これらの蚊が常在している110か国以上ではポピュラーな疾患です。
世界中で毎年5千万人から1億人が感染し、2万人が死亡しています。
とりわけ東南アジア諸国での流行は常態化しており、「フィリピン出血熱」、「タイ出血熱」、「シンガポール出血熱」などと称されることもあります。
これらの国を旅行中にヤブカに刺された人が帰国後にデング熱を発症することがありますが、日本でも毎年100例以上の輸入発症症例が報告されています。
発症してもデング熱と診断されない例や、ウイルスを持った蚊に刺されてウイルスが体内に侵入しても発症しない例が報告症例の数倍から数十倍はあると思われますので、日本には、毎年、数千から数万の人が、海外からデングウイルスを持ち込んでいると推定されます。
日本にはヒトスジシマカが常在していますが、たまたま持ち込まれたデングウイルスと蚊との接点が乏しかったため、流行が起きなかっただけのことでしょう。
第二次世界大戦中は、戦地から持ち帰られたウイルスがヒトスジシマカによって媒介され、長崎市、佐世保市、広島市、神戸市、大阪市などで流行し20万人が発病したことがあります。
デングウイルスの媒介力はヒトスジシマカよりネッタイシマカのほうが強力ですが、幸い、日本にはネッタイシマカは常在していません。
しかし、かつてネッタイシマカが沖縄や小笠原諸島に常在していたこともあり、また温暖化の影響もあり、日本にネッタイシマカの生息条件が整っていないわけではありません。
1944年の熊本県牛深町でのデング熱の流行はネッタイシマカが媒介したものです。
成田空港でもネッタイシマカの幼虫や成虫が見つかっています。

隣国の台湾では2007年に500人以上のデング感染が報告されています。
ネッタイシマカが根絶されたとされるハワイでも、2001年から2002年にかけて60年ぶりにデング熱患者が発生し、100人以上の患者が報告されています。
今年はフィジーで1万人以上の流行があり、11人が死亡しています

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

▼かささぎ日誌

かささぎ、これが読みたかった。

最初にこのニュースを見たときは、ええっ、ついに日本にもエボラウイルスが入ってきたんか!と勘違いし、いやまてよ、なまえがちがう。なになに、天狗熱?

いやそうじゃない、デングだ。ピングーみたいなつづり。

ニュース映像はきのう、代々木公園の消毒を映し出していた。

ちょうどおなじ時間帯のニュースでおなじ名前の予備校がとりあげられた、別件で。

(大手予備校の代々木ゼミナールが、全国20校の校舎閉鎖と生徒募集の停止を発表しました。合わせて講師約300人の契約を更新せず、40歳以上の職員約400人の希望退職も募る)

なんなんだ、これは!
とその偶然の一致に驚きつつ。

しかも。住んでいるところはバラバラでも、おなじ学校の生徒がかかった。
それはなぜかを洗い出し、代々木公園が浮上したとき、トウキョウのその他鬱蒼とした公園各地は明日は我が身かと思っただろう。
それほど緑がたくさんある都市。
こわい。

せんそう、日本の私たちがしらないうちに巻き込まれているのかもしれない、。

▼かささぎのかささぎ的宿縁、連句的。

午前中、水月坊さんの親鸞における宿縁の研究を考えていて、そのあたまのまま、手元にとっちらかっていた本のなかの宮部みゆき&北村薫編の『名短編、さらにあり』(ちくま文庫)にあった、『雲の小径』久生十蘭著を読み返した。

とてもリアルな物語、体験談みたいでありながら、印象は雲を踏むようなのだ。
霊媒に亡くなった恋人の霊をおろしてもらって、会話をする。
これは昔からあることなんだろうが、それをきちんと物語にされると、ひきずりこまれてしまう。
たとえば。
いや、やっぱりここには書くまい。
水月さんの法話を打ち込まねば。

ただ、作者の久生十蘭が紹介した素材のなかのことばで検索をかけてるときにぶつかった若手の表象文化学者。
気になってその人の書いた本をめくっていると、おおお。
アウシュビッツ関連がヒット。
つい、よみたくてたまらず、中古のを、ネット注文。
・・・届いたら紹介します。

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