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2014年7月 4日 (金)

反響

はじめて反響のお便りをうけとった。
九州俳句誌に連載させていただいている『かささぎの旗』(21)http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-539d.htmlに対しての感想である。
くださったお方は熊本の俳人で、編集部を介してかささぎの住所を知り、一筆なさった。
一読し、わたしはここにその手紙を転載しなければとの義務感に駆られる。
自分の書いた文章は人様のかかれたもののおかげで成り立つものだからであり、文芸の世界はひとりひとりの個の集合体でできているからだ。

実名を出していいでしょうか。
わたしは出すべきと思いますが、まだ断っておりません。
いつもなら、即、独断で出してしまうところですが、今回は、わたしにまずお便りを出してもいいかと聞かれた経緯があり、それに教えられました。
ですので、お便りを先にご紹介いたします。

「こんにちは  はじめまして
私は熊本市に住む俳句愛好者。いま連載中の「かささぎの旗」に同感しています。
森山光章様の句を初めて知ったのも、連載の御かげです。
高野ムツオ氏の人気句集「萬の翅」に関しては 先の震災と切り離して読めない時事句との谷口氏のご指摘にうなずく所があります。
「円錐」誌から。草田男の知られた「勇気こそー」の句、前書があったことは知らなかったので、草田男を永遠の指導者だと拝する結社の会員さんは驚きます。
私は「北野民夫」句集(自解)、俳人協会編を持ってます。
味元昭次氏の提示したお話を、私が知ることになり、知識の一つと感じました。
次回の「かささぎの旗」を読むのが今から楽しみです。
お身体大切に。

     川崎史門(しもん)52才

姫野様

※すみません。やはり出してしまいました。ご勘弁ください。

連衆の谷口先生(先生と呼ぶわけは、学校の先生みたいだからで。じっさいにそうであられる。また、私がはじめて結社誌に入ったとき、谷口先生はそこから独立されたばかりだったので、親しみと敬愛をこめてそう呼ばせていただきます)と『円錐』誌を贈呈くださる横山康夫先生(先生であります。姫野が二度目に門をたたいた運命の『樹(たちき)』にいらっしゃいました。今は亡き沢都、天野おとめ=やめしの自動相談室長とそのお子たちといっしょに巻いた連句の文音に入ってくださった、ベテランの知識にたくさんおそわりました)。
どうかお読みください。はじめての反響です。

それと個人的に。
味元昭次氏の原文をまるごと引いていたのが、手違いで消えてしまって、時間がないかささぎは打ち込めなくて、手短にまとめますと、味元氏も川崎氏とおなじく、前書きがあったなんて知らなかった、それを教えてくれたのは飯島晴子の一文だったそうです。
それを読んだとき、はっとしました。
れぎおんで連句を学んでいたころ、飯島晴子氏は自裁された。
そのとき、草門会のある歌仙の留書のなかで、東京の川野りょうそう(蓼艸)先生が追悼文をしるされたことがあった。うつだったようだ、と。
当時、鷹同人で俳句・連句誌『摩天楼』を主宰しておられた星野石雀師のところに、かささぎも「影ふみあそび」という随想を連載させてもらっていて、飯島氏のお名前はよく目にしていた。
作品集も拝読したが、すぐれた一流の俳人であった。ことばにならない感覚。
霊的というのがいちばんふさわしい。
その人がかきとめたことというのが目にとまったわけです。
わざわざ書き記しただいじなことだったのですね。

さあ。
ますますわたしは気になります。草田男のこころの軌跡。
美しい作品、叙情が詩型をくいやぶって噴出した(上野千鶴子の表現)、というような。
そういう句をたくさんのこした草田男が、慚愧の念を押し殺した?
肝腎のまえがきをとっぱらった理由は何だったろう。

中村草田男。しきやきょしとおなじ、えひめ出身の俳人です。

(まだなにもしらべておりません。そういえば最近読んだ、上野千鶴子の『ひとりの午後に』という題の文庫本にある「俳句」のなかで、草田男の大ファンであることが述べられている。
ひかれていた句は、

萬緑の中や吾子(あこ)の歯生え初むる  草田男

咲き切つて薔薇の容(かたち)を超えけるも  草田男

上野千鶴子先生。
草田男は、どういう生涯をおくった人だったのだろう。
ウィキにはふしぎと一切でておらぬ。
これからだれかによってなされるべき仕事なのだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E8%8D%89%E7%94%B0%E7%94%B7

 

出陣近き教え子に語りて、次の一句を示す

勇気こそ地の塩なれや梅真白  中村草田男

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