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2014年6月11日 (水)

地域医療ビジョン(10)2025年の外来患者数 & 時間学シンポジウムの報告

保健医療経営大学学長

橋爪章

2014 年 6 月 11 日 地域医療ビジョン(10)

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入院受療率は、病床数等の条件による地域間相違が甚だしいため、2010年時点での基準値は当該県の入院受療率を用いなければ不正確ですが、2025年時点の推計値(地域医療ビジョンの達成目標値)は、都道府県による全国平均へ近づけようとする介入があるため、全国平均値を用います。
そのやり方だと入院患者数が半減するなどハードランディングとなる地域については、補正を加えたソフトランディング目標が設定されることになるかもしれませんが、現時点において補正の方針が見えていませんので、とりあえずは全国平均値を用いることにします。
外来受療率についても、医療施設密度など、アクセス条件により上下しますが、アクセス条件は地域医療ビジョン介入の影響を受けにくいので、人口構成の変化によるおおまかな傾向を推定する目的であれば、基準値も推計値も、ともに全国平均の受療率を用いて比較検討してもよいでしょう。
有明医療圏の2025年の外来患者数を推計します。
外来患者の年齢階級別受療率(全国平均)を有明医療圏の2010年と2025年の年齢階級別人口推計に掛け合わせると、次の表が得られます。

有明医療圏 外来患者数
男 2010年 2025年

総数 5947 5525
0歳 63 44
1~4歳 244 168
5~9歳 230 155
10~14歳 160 111
15~19歳 102 70
20~24歳 81 66
25~29歳101 83
30~34歳 122 96
35~39歳 150 106
40~44歳 165 140
45~49歳 211 182
50~54歳 284 238
55~59歳 418 271
60~64歳 617 367
65~69歳 597 526
70~74歳 729 787
75~79歳 736 927
80~84歳 568 592
85~89歳 273 376
90歳以上 94 219

有明医療圏 外来患者数
女 2010 2025

総数 9034 8010
0歳 57 38
1~4歳 224 150
5~9歳 206 141
10~14歳 149 104
15~19歳 131 94
20~24歳 152 114
25~29歳 198 155
30~34歳 241 173
35~39歳 270 184
40~44歳 269 205
45~49歳 313 254
50~54歳 413 340
55~59歳 585 387
60~64歳 788 499
65~69歳 823 689
70~74歳 1091 1074
75~79歳 1228 1285
80~84歳 1017 931
85~89歳 588 665
90歳以上 290 530

有明医療圏では、後期高齢者人口の増加の影響で75歳以上の後期高齢者の外来患者数は730人(男442人、女288人)増加しますが、75歳未満の外来患者数は2176人(男864人、女1312人)も減少(2割減)します。
有明医療圏では、2025年には、入院患者の7割が後期高齢者となりますが、外来患者でも、4割を後期高齢者が占めることになります。

What’s 時間学 ? (その33)

「日本時間学会第6回大会」あれこれ

 What’s 時間学?(その33)」では、九州の地で初めて開催され、成功裏に

すべてのプログラムを終えることができた日本時間学会6回大会」の様子を

お届けします。

(1)

 日本時間学会第2日目のプログラムは午前中の総会議事の後、今は昼食・休憩に

 入っています。 この大会直前に駆け込み会員となった私にとっては、数時間後に

 迫ったすべてのプログラムの終了(6/816:00予定)の時まで、「日本時間学会

 第6大会」の一コマひとコマがとても興味深く進行しているです。

(2)「時間学公開学術シンポジウム2014

 第1日目(6/7土)の午後、会場の大講義室(収容人員200名)はほぼ8割方が埋ま

 り、途中からは補助椅子数脚を追加するほどでした。大会関係者40名と本学学

 5(会場設営とマイク係り他を応援してくれました)のほかは、参加者の多くが

 みやま市民はじめ一般の人たちの参加でした。

 「体内時計の効果的な活用は可能か─学習・スポーツ・仕事への生かし方」という

 テーマは、多くの人の心を掴んだようです。6人の講演者の発表が終わる都度、質

 の挙手が続きました。

 例えば、「体内時計とスポーツ」を担当された講師へは、高校で運動部を指導され

 ているという教師から次のような質問がありました。

 早朝練習に際して体内時計をスポーツ選手強化指導のためにどのように効率的に

 活用すればいいだろうか、といった具体的内容でアドバイスを求めるものでした。

 筑紫磐井の乱の頃とあまり変わっていないであろう田園風景が広がる自然豊か

 な筑後の大地「みやまです。そこ時間もまた、磐井の乱の時代と同じように

 ゆったりと健康的に推移しているのではないでしょうか。

 このような環境の中で、今回のシンポジウムでは多くの地域の人たちと一緒なっ

 「時間」を多くの観点から考えることができたと思います。

(投稿者:松永伸夫)

時間学、と「学」がつけば、とたんに足かせがつくのかもしれませぬなあ。(かささぎ)

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