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2014年4月14日 (月)

後期高齢者医療事業状況報告(4) 統計が語るものに耳を澄ませる

保健医療経営大学学長

橋爪章

2014 年 4 月 14 日 後期高齢者医療事業状況報告(4)

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九州7県の1人当たり後期高齢者医療の保険料は次の通りです。
医療費を保険料で分かち合うという保険制度の本質に照らせば、医療費の高さと保険料との間には強い相関があるべきところですが、実際はそのようになっていません。
福岡県は医療費は全国第1位であるにかかわらず、保険料は第1位ではありません。
佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、鹿児島県は全国平均より1割以上医療費が高いのに、保険料は全国平均より1~3割も安くなっています。
1人当たり保険料  1人当たり医療費(全国順位)
全 国 計 6万6860円     91万9452円
福 岡 7万9349円( 5) 117万 750円(1)
佐 賀 5万7076円(23) 104万6281円(7)
長 崎 5万2220円(33) 106万5839円(5)
熊 本 5万2758円(32) 100万7960円(11)
大 分 5万5761円(26) 101万2356円(9)
宮 崎 4万6869円(41)  90万2945円(24)
鹿 児 島 4万7246円(40) 102万4900円(8)

1人当たり課税対象額(所得割)が低いために保険料が安く調定されているためですが、地域内で調達できない医療費の財源は地域外から調達するしかありません。
すなわち、九州の後期高齢者は九州外の人々の税金や保険料(拠出金)で医療費を補填していただいているということになります。

全国的に税負担や保険料負担が増大している中、この構図がいつまでも続いていいはずはありません。

2014 年 4 月 13 日 後期高齢者医療事業状況報告(3)
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後期高齢者100人当たりの入院件数(入院受診率)は次の通りです。
100%を超えているのは、複数月にわたって同一人がダブルカウントされている事例が多いことを意味します。
九州7県では、別の病院への転院も多いようです。
今回改定では在宅復帰率が施設基準に組み込まれているものが多いのですが、九州7県では厳しい改定となりそうです
全 国 計  84.93%
福 岡 120.57%
佐 賀 114.66%
長 崎 119.67%
熊 本 118.60%
大 分 114.77%
宮 崎  97.39%
鹿 児 島 121.07%

入院1日当たり医療費は次の通りです。
九州7県の入院1日当たり医療費が低いのは、入院の長期化や療養病床入院などの要因が推定されます。
1日当たり医療費が低い分、病床利用率を高めなければ経営が苦しくなります。
患者の病態に相違がなくても、在院日数が長くなれば、病床利用率は高くなります。
下に、病院報告(平成24年)による病床利用率と平均在院日数を付記します。
  日あたり医療費 病床利用率 平均在院日数
全 国 計 2万9467円 81.5% 31.2日
福 岡 2万7614円 85.3% 38.1日
佐 賀 2万5943円 88.1% 45.9日
長 崎 2万5601円 84.7% 39.9日
熊 本 2万4324円 85.7% 43.5日
大 分 2万7056円 85.8% 34.9日
宮 崎 2万5125円 82.1% 40.3日
鹿 児 島 2万4452円 83.9% 46.0日

診療報酬改定による在院日数短縮への政策誘導は、九州7県の病床利用率を低め、経営を直撃します。

(保健医療経営大学 学長ブログ転載)

▼かささぎの独り言

リアルタイム足跡というのは、旧生ログ。
早く眠ったらものすごくはやく眼がさめたので、開いた。
四時ころのアクセス。
開いてあった頁にメモ書きしているのでまとめることができます。
じゃじゃん、すごいですね。
上記学長ブログの本文の最後一文とピタリ重なる項目を読んでおられた。
これです。
http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-305a.html?cid=106837448#comment-106837448

▼かささぎ映画日誌

一週間に一日しか休めない週はギチギチだ。
ふりかかる火の粉を真正面から受けていると、時間がなくなってくる。
親鸞と行空のことなんですけどね。仏教用語は独特なものだから、。

先々週の日曜に借りてきた映画4本のうち、
舟を編む、俺はまだ本気出してないだけ、は見れたけど、見る時間がなかったあとの二本をまた借りてきた。
一本、みる。
「プリンセス・トヨトミ」
大阪夏の陣!
富士山のふもとに白いくるすが何本も!
なぜ、とはおもわなかった。
みれてよかった。
わたしは、去年なくなったなかしまさんをいたく思った。
また、くるす野の竹橋おつしろうの筍の句をおもった。
滋賀から大坂夏の陣のとき落ち延びてきた、渋谷ゆうさいさんのご先祖をおもった。
八女の水神、中島内蔵助の直系のなかしまさんからのお便りにあった、わが父の実家の高塚(八女三河地区)も大坂夏の陣から落ち延びた家だったかもしらん。ともおもった。

冬樹蛉さんの書かれた留め書きのように、全宇宙の始まりから終わりまで関係なく存在しておる無存在というべき存在がおって、こんどの宇宙はどうだったこうだった、と批評のぼやきをぼそっとつぶやくってのがあったら、じぶんのかかえている謎について、そいつに聞けるんだけど。

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