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2014年4月20日 (日)

闇学へのいざなひ~仏教ってさ。わかんないよねえ!!どこまでが真実どこからが嘘。

闇学へのいざなひ

今朝、水月さんからいただいた論文の中にあった、親鸞の抗議文を読んでいて、ハタと思いついた。

弘法大師空海。親鸞と、どっちが古いか。

空海のほうが古い。

こういう本を持っていた。

最後のほうに、入唐沙門空海の上表文がついている、福田亮成師の解説つき。

それを全文転載、あとすこしで完成というとき、またもや、too long表示で消滅した。

これで何度目か。

なぜ転載したかったか、先の親鸞の教行信証のあとがきに響き付けしたかった。

空海の上表文は以下のとおり。

時に弘仁九年の春天下大疫す。
爰(ここ)に帝皇自ら黄金を筆端に染め、紺紙を爪掌に握って、般若心経一巻を書写し奉りたもう。
予講読の撰に範(のっとっ)て経旨を綴る。
未(いま)だ結願の詞を吐かざるに蘇生の族(やから)途に佇む。
夜変じて日光赫赫たり。
是れ愚身が戒徳に非ず、金輪御信力の所為なり。 ※1
但し神舎に詣せん輩此の秘鍵を誦じ奉るべし。
昔予鷲峯説法(じゅぶせっぽう)の莚(むしろ)に陪(はんべ)って、親(まのあた)り是の深文(しんもん)を聞き、豈(あに)其の義に達せざらんや而已(のみ) ※2
入唐沙門空海上表(にっとうしゃもんくうかい・じょうひょう)

何時間もかけて入力したものを打ち直す気力は59歳にはありませんで、人様のだいじなブログから拝借してまいりました。http://ruriko.hanagumori.com/koudoh/jikkanjou/hiken/hiken6_7.html

(まことにありがとうございました。熱く御礼もうしあげます。)

以下、解説は、福田亮成師の『般若心経秘鍵』(ノンブル社刊)によります。

※1 愚身の戒徳とは
愚身とは愚かな自分の謙遜した呼び名で、戒を守っているという徳、
私のような人間の努力によって出現した不思議ではないということ。

金輪とは大日金輪のこと、すなわち大日如来。諸仏のなかで最高の仏ということから金輪の名がある。要するに、大日如来の信仰の力によるものであること。

※2
むかし、わたしは釈尊の霊鷲山(りょうじゅせん)の説法の席にいて、親しく、この[心経」の深い意味を聴いたのであったが、ここに説いた『秘鍵』はその深い意味を余すところなく解き明かしてある。

これには鎌倉時代の日蓮聖人が目くじら立てて反論している。

その目くじらの文言(『報恩抄』ー昭和定本日蓮聖人遺文・第三巻1233頁)もきちんと入っていて、それを完璧に写し終えていたのだが。

▼この空海の上表文は、空海の書いたものではないとも云われる。
般若心経じゃりん記(じゃの字は虫偏に也、りんの字は鱗)という江戸時代の三等という名前の学僧が、七難をあげて偽作であろうと推定しているそうです。
とはいえど、福田師はこう書かれています。
弘仁九年818年といえば大師45歳、般若心経の執筆年代を考えるときの有力な根拠になる。上表文そのものは偽作という意見が強いが、この年代については、否定する理由は弱い。

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コメント

しらべものをしている途中なんですが、わすれないうちにメモ。
この原稿をうちこむとき、下書きをしたものが消滅したんですけど、その下書には日蓮の抗議書も打ち込んでいて、それがとてもなんというか、現代的で、痛いとこつくなあというかな。よくわかりました。にちれんさんをあんまりしらないが、印象的だったので一筆。

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