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2014年2月27日 (木)

平成26年度診療報酬改定の動向(155)            精神科の在宅医療

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2014 年 2 月 27 日 平成26年度診療報酬改定の動向(155)

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精神科の在宅医療については、24時間体制の多職種チームによる在宅医療が「精神科重症患者早期集中支援管理料(月1回)」として次のように評価されます。
1 保険医療機関が単独で実施する場合
イ 同一建物居住者以外の場合 1,800点
ロ 同一建物居住者の場合
(1)特定施設等に入院する者の場合 900点
(2)(1)以外の場合 450点
2 訪問看護ステーションと連携して実施する場合
イ 同一建物居住者以外の場合 1,480点
ロ 同一建物居住者の場合
(1)特定施設等に入院する者の場合 740点
(2)(1)以外の場合 370点
[対象患者]
以下のすべてを満たす者。
① 訪問診療を月1回以上及び精神科訪問看護を週2回以上(うち月2回以上は精神保健福祉士又は作業療法士が訪問)実施している患者に対し、退院した日から起算して6月以内の期間に限り算定する。
② 1年以上精神病床に入院して退院した者又は入退院を繰り返す者※。
※ 直近の入院が、措置入院、緊急措置入院又は医療保護入院であり、かつ当該入院の入院日より起算して過去3月以内に措置入院、緊急措置入院又は医療保護入院をしたことのある者。
③ 統合失調症、気分障害又は重度認知症の患者で、退院時のGAF40以下の者。
④ 精神科を標榜する保険医療機関への通院が困難な者。
⑤ 障害福祉サービスを利用していない者。
[施設基準]
① 当該保険医療機関内(訪問看護ステーションと連携した場合は連携する訪問看護ステーションを含む)に常勤精神保健指定医、常勤看護師又は常勤保健師、常勤精神保健福祉士及び常勤作業療法士の4名から構成される専任のチームが設置されていること。また、いずれか1人は専従であること。
② 上記4名を含む多職種会議を週1回以上開催すること。うち、月1回以上は保健所又は精神保健福祉センター等と共同して会議を開催すること。
③ 24時間往診及び看護師又は保健師による訪問看護が可能な体制を確保していること。
④ 以下のア、イ、ウのすべてを満たすこと。
ア) 精神保健福祉法上の精神保健指定医の公務員としての業務(措置診察等)について都道府県に積極的に協力し、診察業務等を年1回以上行う。
イ) 都道府県や医療機関等の要請に応じて、地域の精神科救急医療体制の確保への協力等を行っていること。具体的には、aからcまでの要件を合計して年6回以上行う。
a. 時間外、休日又は深夜における救急患者への対応に関し、精神科救急情報センター等の相談員からの問合せに対応する。
b. 時間外、休日又は深夜における外来対応施設での外来診療や、救急医療機関への診療協力(外来、当直又は対診)を行う。
c. 所属する医療機関が精神科救急医療体制整備事業に参加し、当該精神保健指定医が当直又はオンコール等に参加していること。 – 105 -
ウ) 標榜時間外において、所属する保険医療機関を継続的に受診している患者に関する電話等の問合せに応じる体制を整備するとともに、必要に応じてあらかじめ連携している保険医療機関に紹介できる体制を有していること。具体的には、a又はbのいずれかの要件を満たす。
a. 時間外対応加算1の届出を行っている。
b. 精神科救急情報センター、都道府県、市町村、保健所、警察、消防(救急車)、救命救急センター、一般医療機関等からの患者に関する問合せ等に対し、原則として当該保険医療機関において、常時対応できる体制がとられている。
○連携する訪問看護ステーションには、訪問看護療養費に「精神科重症患者早期集中支援管理連携加算 6,400円(月1回)」が算定されます。
算定要件と施設基準は次の通りです。
[算定要件]
① 精神科重症患者早期集中支援管理料を算定する患者の主治医が属する保険医療機関と連携し、当該医療機関の職員と共同で会議を行い、支援計画を策定する訪問看護事業所であること。
② 精神科訪問看護を週2回以上実施していること。
③ 多職種会議を週1回以上開催し、うち、月1回以上は保健所又は精神保健福祉センター等と共同して会議を開催すること。
[施設基準]
① 精神科訪問看護療養費の届出を行っている訪問看護事業所であること。
② 24時間対応体制加算の届出のある訪問看護事業所であること。
○精神科重症患者早期集中支援管理料を算定する患者に対して、1日に2回又は3回以上の訪問看護を行った場合、精神科訪問看護・指導料にそれぞれ、「精神科複数回訪問加算 450点(1日に2回)」「精神科複数回訪問加算 800点(1日に3回以上)」が加算されます。
○精神科重症患者早期集中支援管理料を算定する患者に対して、1日に2回又は3回以上の訪問看護を行った場合、精神科訪問看護基本療養費にそれぞれ、「精神科複数回訪問加算 4,500円(1日に2回)」「精神科複数回訪問加算 8,000円(1日に3回以上)」が加算されます。
施設基準は次の通りです。
① 精神科訪問看護療養費の届出を行っている訪問看護事業所であること。
② 24時間対応体制加算の届出のある訪問看護事業所であること。

(保健医療経営大学 学長ブログの転載)

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