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2014年1月 5日 (日)

地域包括ケア(1)(2)

保健医療経営大学学長

橋爪章

2014 年 1 月 5 日 地域包括ケア(2)

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厚生労働省のサイトを訪問すると、
ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 福祉・介護 > 介護・高齢者福祉 > 地域包括ケアシステム
で「地域包括ケアシステム」の解説ページに辿り着きます。
導入部(1.地域包括ケアシステムの実現へ向けて)の要点は次の通りです。
~~~~~~~~~~~~
・日本は、諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行している。
・65歳以上の人口は、現在3,000万人を超えており、2042年にピーク(約3,900万人)となる。
・団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年(平成37年)以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加する。
・厚生労働省は、2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進している。
~~~~~~~~~~~~
そして、「地域包括ケアシステム」の解説の要点は次の通りです。
~~~~~~~~~~~~
・団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していく。
・今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が重要。
・75歳以上人口が急増する大都市部、人口が減少する町村部等、高齢化の進展状況には大きな地域差がある。
・地域包括ケアシステムは、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要。
~~~~~~~~~~~~
「地域包括ケアシステム」の重要性は述べられていますが、「地域包括ケアシステム」が具体的にどのようなものであるかについては、最初の項目の「地域包括ケアシステム」の形容で推定するしかありません。
『住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される』システムのようです。
そして、地域包括ケアシステムを作り上げるのは『保険者である市町村や都道府県』だと丸投げしています。
これでは市町村や都道府県が困るはずです。

2014 年 1 月 4 日 地域包括ケア(1)
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医療・介護の今後を読み解くキーワードのひとつとして「地域包括ケア」が急浮上してきています。
先月、社会保障審議会医療保険部会・医療部会がまとめた「平成26年度診療報酬改定の基本方針」の中でも、次の4か所に登場します。
「このため、社会保障・税一体改革においては、消費税率を引き上げ、その財源を活用して、医療サービスの機能強化と、同時に重点化・効率化に取り組み、2025(平成37)年に向けて、医療提供体制の再構築、地域包括ケアシステムの構築を図ることとされている。具体的には、診療報酬改定、補助金の活用、医療法改正等により、・・・」(Ⅰ-1-ウ)
「地域包括ケアシステムの構築を目指していく中で、有床診療所の評価について検討を行う必要がある。」(Ⅱ-1-(1)-①-イ)
「一人暮らしや高齢者のみの世帯でも住み慣れた地域にできるだけ長く暮らせるように、地域ごとに地域包括ケアシステムを構築することが重要である。」(Ⅱ-1-(1)-③-ア)
「限られた医療資源の下、急性期から在宅医療、介護まで、患者がどのような状態であっても、状態に応じた療養環境で適切な医療を受けることができるよう、地域ごとに患者の立場に立った地域包括ケアシステムを構築するため、地域の実情に応じた「地域完結型」の医療のネットワークを構築する必要がある。」(Ⅱ-1-(1)-④-ア)
「超少子高齢社会の医療ニーズに合わせた医療提供体制の再構築、地域包括ケアシステムの構築については、直ちに完成するものではなく、平成26 年度診療報酬改定以降も、引き続き、2025(平成37)年に向けて、質の高い医療が提供される診療報酬体系の在り方の検討も含め、医療機関の機能分化・強化と連携、在宅医療の充実等に取り組んでいく必要がある。」(Ⅳ-ア)
地域包括ケアシステム構築のプロセスは、「市町村では、2025年に向けて、3年ごとの介護保険事業計画の策定・実施を通じて、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じた地域包括ケアシステムを構築していきます。」(厚生労働省ホームページ)ということですので、市町村が構築するということになっていますが、「地域包括ケア」をどうやって構築すべきか悩んでいる市町村が多いようです。
地域包括ケアの構築には多くのステークホルダーの協力が必要となりますが、市町村長が発揮できる権限は限定的です。
そもそも「地域包括ケア」とは何であるか、概念が共有できているかどうかも疑問です。
私自身の頭の整理も兼ね、連載解説に取り組みたく思います。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼けふ、かささぎが身辺で拾ったものたち

朝日新聞(12月20日)に掲載されていた憲法学者・長谷部恭男氏の秘密保護法についてのインタビューがよかった。「特定秘密法は国を守るために必要」「第三者機関は無意味」「情報を公開しやすくする仕組みをつくれ」これがリベラルな知識人の真っ当な意見。

☝橘玲1月2日ツイッター記事

ヘルスケア社が国内の電子カルテやレセコンのトップシェアなため、そのビッグデータ(診断書や処方箋などプライバシーにかかわるため「センシティブデータ」とも呼ぶ)が海外、とりわけ中国に流出する恐れがあると指摘したものだ。

パナソニック「投げ売り」の見境なさ

純債務を含め1650億円で売却し、共同持ち株会社をつくって20%出資するという津賀一宏社長の判断が軽率なものだったのではないかという批判が噴出しているのに加え、関係省庁への詳しい説明が必要になったためだ。売却先の選定をやり直した方がいいのではないかという社の内外から出ているという。

パナソニックの経営中枢さえ知らなかった裏側を本誌が報じたのだから、それも当然だろう。1650億円で売れてホクホクしていたのが、そんな高い値の裏に何があるのか、考えをめぐらす知恵もないとは情けない。

医療データがどういう価値を持っているのか、センシティブデータの扱いがどれほど難しいかが少しでも分かっている金融関係者は、一様に眉をひそめて「(PHCの売却を)どうにかして止めさせないとね」と危機感を表すほどだから、今回のPHC売却がいかにお粗末な経営判断であるかが分かる。

☝阿部重夫・ファクタ記事:12月24日、31日付ブログ記事

2014・謹賀新年

☝紅白での泉谷しげるのおかお

昨年暮れの番組でタレントのイモトアヤコの人生を変える言葉として「憂鬱でなければいい仕事はできない」という話がありました。「苦悩するからこそ意味がある」まさにフランクルの思想そのものであるとイモトの姿に感銘しました。

☝思考の部屋・一月一日付記事

僕の友人でもある、堀江貴文さんは、例の事件の後、しみじみと言っていました。

「反感の持つパワーが、これほどまでに強いとは思わなかった」

 当時の自分があまりにも合理的に物事を推し進めたため、あのような結果を招いたことを、堀江さんは言っているのです。その時堀江さんは、初めて、ビジネス社会に存在する隠れたマナー(掟)の重大さに気づいたのだと思います。

☝『憂鬱でなければ、仕事じゃない』のなかの藤田晋のことばを紹介した『琥珀色の戯言』

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コメント

堀江貴文さんの「ぜろ」という本が評判です。私も読んで今娘に貸してあります。
子育て中の人も働く人にもわかり安いとても良い本です。何よりも八女のことや両親のこと、久留米のふせつ高校のことが赤裸々に書かれていて、堀江さんはなぜあのように時代の寵児になったのかがよくわかります。一番好きなところが、かささぎさんの記事に書かれている下記の部分。
「当時の自分があまりにも合理的に物事を推し進めたため、あのような結果を招いたことを、堀江さんは言っているのです・・・・」

自分を素直に分析して反省しているところが感動します。
拘置所にいた時のことは号泣します。

文字訂正
本の名前は「ゼロ」です。

ひやー、さくらさん、もう読まれたのですか。
わたしも立ち読みしましたが、そんなに面白いなら、ちゃんと買って読まなきゃいけませんね。
堀江さんは太りすぎだったので、留置所で規則正しい生活を送られたのは、神様があたえてくれた恩恵だったのだろうと思いました。
タイトルがゼロ、いいお題ですね。

きのう、おば二人と母連れて、鳥栖の吉祥寺へいってきました。真言密教系のお寺。独特です。
お堂のなかには、地下の真っ暗な迷路がこさえてありまして、階段をおりて、その暗闇のなかを手探りですすみますと、ほの明かりの灯る祈祷室があります。そこで手をあわせて、また暗闇にもどり、地上へもどる。
還暦の年に、生まれ変わった気分になれました。産道を通り抜けたような。

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