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2013年12月12日 (木)

平成26年度診療報酬改定の動向(103) 中医協VS自民党診療報酬引き上げ議員連合VS財務省

保健医療経営大学学長

橋爪章

2013 年 12 月 12 日 平成26年度診療報酬改定の動向(103)

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10日、超大型議連「国民医療を守る議員の会」の会合が開催され、「医療提供体制改革などを着実に進めるための財源の確保」が決議されています。
ここで「医療提供体制改革」として、次の各項目が挙げられています。
・診療報酬で急性期医療の機能を明確化
・急性期後の受け皿となる病床の確保
・在宅医療の充実
・有床診療所の適切な評価
・かかりつけ医を中心とした関係機関の連携強化
・口腔機能の維持・向上
・かかりつけ薬局機能の活用
これらはすべて中医協が方針として提示しているもので、議連が決議しなくとも既定路線です。
また、これらを実現するための財源については、(消費増税分を除いた)診療報酬の引き上げではなく、「薬価改定財源を活用」「消費増税分を含めて全体のプラス改定を」とトーンダウンしています。
このほか、「消費税率引き上げへの対応」も議決されていますが、政府は初診料など基本的な項目に上乗せする形で対応する方針で、これも議連が決議しなくとも既定路線です。
つまるところ、「国民医療を守る議員の会」の議決事項で決まっていないことは、薬価改定財源を活用するかしないかの論点だけです。
わずかなりとも薬価改定財源が診療報酬本体部分に上乗せできれば、300人超の与党議員の挙げたコブシの落ち着きどころとなります。
消費増税対応分としては、厚生労働省試算(1.36%)と財務省試算(1.23%)とに相違がありますので、初診料などへの上乗せ分が1.36%に近い決着となれば、財務省としては、1.23%への上乗せ分を、やむなく「薬価改定財源を活用」したと説明することができます。
なお、昨日の中医協総会では、「平成26年度診療報酬改定について」という意見書が厚生労働大臣へ提出されています。
「本協議会は、社会保険医療協議会法でその組織構成や、審議・答申事項等を法定されており、医療保険制度を構成する当事者である支払側委員と診療側委員、そして公益委員が、医療の実態や医療保険財政等の状況を十分考慮しつつ、診療報酬改定の責任を果たしてきた。…本協議会においては、これまでも医療制度全体を見渡す幅広い観点から、膨大な時間を費やしてデータに基づいた真摯な議論を積み重ね、診療報酬改定に取り組んできており、これからもそのように取り組み続けていく。今後とも本協議会こそが、責任をもって診療報酬改定の具体的検討を行う場である。」
「厚生労働大臣におかれては、これまでの本協議会の議論を踏まえ、平成26年度予算編成に当たって、診療報酬改定に係る改定率の設定に関し適切な対応を求めるものである。」と、財務省に診療報酬改定が主導されることへの不快感が述べられています。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼かささぎ日誌

いまさらながら。
中医協って何の略称だったっけ。
国民会議ってのもあるんだよね。
それにこんどは議員さんの会議。
みなさま、お疲れ様でございます。
それぞれに御苦労さまでございます。
本日の見出し、これでよろしいか。
(ちがっていても、気にしない気にしない。)

なぜなら、かささぎは残業三時間。
はあーつかれた。五十肩に間に合った。

締切のある仕事に、追われてます。
あすの午前中までに、東北行きの荷を仕上げねばならない。
二台が大型のスチコン、一台は中古の中型。
大型は意外と楽なんですが、問題は中古。
ものすごく汚れていたので、汚れ落としが大変。
備品も欠品があったので、補う。
備品リストを適当に見てやっていると、失敗する。
なんどもボケを積み重ねて、かしこくなった。
この一年、釘のこじ開けが天才的にうまくなる。
というのも備品の入れ忘れに気づいて、倉庫へ走り、マイナスドライバーをてこがわりにして、木枠をこじあけることが何度もあったから。
なにごとも、場数を踏むと動じなくなりますなあ。しみじみ。

おつかれさん。

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