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2013年12月 6日 (金)

平成26年度診療報酬改定の動向(97) 精神科~投薬量と投薬料

保健医療経営大学学長

橋爪章

2013 年 12 月 6 日 平成26年度診療報酬改定の動向(97)

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精神科では、統合失調症に使われる抗精神病薬の処方量が多いことが課題です。
非定型抗精神病薬加算1については、使用している抗精神病薬の種類が2種類以下であることが加算条件ですが、非定型抗精神病薬加算2については特段の条件はありません。
現在、多剤処方に関する減算規定は、精神科継続外来支援・指導料にのみ規定されており、通院・在宅精神療法、心身医学療法には多剤処方の減算規定は含まれていません。
精神科継続外来支援指導料には、3剤以上投与した場合の減算規定が設けられていますが、その対象は抗不安薬と睡眠薬に限定され、抗精神病薬は含まれていません。
これらの現状を改善するため、次の方向性が示されています。
○適切な投薬を推進する観点から、非定型抗精神病薬加算2を削除する。
〇通院・在宅精神療法、心身医学療法について、精神科継続外来支援・指導料と同様に、多量の処方を行った場合の減算を行う。
○減算の対象薬剤に、抗精神病薬を加える。

保健医療経営大学学長ブログ転載

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コメント

ついに、12月20日角川から「アヴェ・マリアのヴァイオリン」が出版になります。地方は配送の加減で1,2日遅れます。みなさんで、買ってくださいね。増版できないと、文庫本になれず、ハンナちゃんたちの命は途絶えてしまうので回し読みではなく、ぜひ多くの人に買ってもらっていただけませんか?オフィシャルサイトはhttp://www.jannu.jp/です。9日からは宣伝動画もユーチューブでもアップされます。よろしくお願いいたします。

香川宜子先生、ありがとうございます!
とりあえずこちらに紹介させていただきました☟。
また改めて。

ブックマーク⬇

2014年度、向精神薬の多剤併用処方により通院・在宅精神療法の減算の案

ここ。
精神科投薬減算、で見えております。
周辺にある記事、たとえば、☟を読んでおくべし。

ウィキの引用コピペを全文つけます。

多剤大量処方(たざいたいりょうしょほう)とは、各種類の薬が複数処方され、処方量が多い処方のことである。多剤併用大量処方(たざいへいようたいりょうしょほう)とも言う。つまるところ、薬漬けである。複数の薬剤の使用を英語でPolypharmacyと言う。

原因は薬を多く投与したほうが効果が高くなるであろうという思い込みである[6]。そのため、薬理学的な考慮のない、危険性を無視した投薬となる。

とりわけ精神科医療において指摘されるその原因は、精神科医による薬理学の知識不足である[7][8][4]。そのため、完治させる薬ではないのに同じような薬を何種類も処方することになる[9]。それぞれが限度用量まで出されれば過量服薬になっていることが理解されていないということである[7]。精神科の薬の種類は、主に抗精神病薬、抗うつ薬、気分安定薬、覚醒剤、抗不安薬/睡眠薬(この二種類は、共にGABA受容体に作用するものが多い)であるが、こうした向精神薬の種類ごとに複数処方すれば多剤かつ大量となる。厚生労働省によれば、日本では諸外国より多剤投与が多く、これが過量服薬の背景になっていることが指摘されている[10]。個別の記事や論文では、時に致死的なほど大量に処方される薬の毒性についての言及がなされる。危険性のある薬でも、用量順守や血液検査のような適切な安全管理がなされていないため注意喚起がなされている[11][12]。過量服薬を自殺企図の手段とすることへの注意喚起もなされている[13]。

背景として日本独自の慣行が存在する。欧米では、向精神薬の登場により精神病院の病床数が減少していったが、日本では増大していった[14]。日本では、入院日数が長くなるほど、薬を使うほどに収入が増える社会保険のシステムにより(過剰診療、社会的入院)、多剤化、大量化、高価格化が促され、効果が不十分な患者に多量に薬を使うことが常態化していき、減量が簡単ではなく減薬の方略もないので半永久的な投薬の実態があった[9]。おおよそ精神科の薬は、精神疾患と区別しにくい副作用および離脱症状が生じる可能性があり、また複雑な相互の作用増減の関係があり、ある1剤により、他の薬剤の作用が増強され副作用が生じたり、また別の薬剤の血中濃度が下がり離脱症状が生じている可能性がある[15]。副作用および離脱症状が再発と誤診され、さらなる投薬がなされる可能性もある[16]。

まとめると一部の精神科医にとっては、これらの医薬品は各々を最大用量まで処方でき、薬理学的な薬剤間相互作用や副作用を考慮する必要のない医薬品であり、患者の具合が優れなければ効果を高めるために投薬種類と投薬量を増やしていけばいいということである。そして最悪の場合、薬物が有毒域に達するような1日13種類40錠[17]、一度に同じ種類の薬を7種類[18]といった投薬になり死亡する。

1971年の向精神薬に関する条約において、濫用されてはならない薬物が指定されており、覚醒剤については付表(スケジュール)II、抗不安薬や睡眠薬に多いバルビツール酸系やベンゾジアゼピン系は付表IIIおよびIVに指定されている[19]。国際条約に批准する日本でこれに該当する法律は、麻薬及び向精神薬取締法であり、条約の付表Iは法律上の麻薬、付表IIが第一種向精神薬、付表IIIは第二種向精神薬、付表IVは第三種向精神薬に該当する。2010年に国際麻薬統制委員会 (INCB) は、日本でのベンゾジアゼピン系の消費量の多さの原因に、医師による不適切な処方があると指摘している[20]。

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