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2013年12月18日 (水)

平成26年度診療報酬改定の動向(109) 電子レセプト請求の義務付け

保健医療経営大学学長

橋爪章

2013 年 12 月 18 日 平成26年度診療報酬改定の動向(109)

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電子レセプト請求の義務付け対象となっている医療機関は、明細書を無料で交付しなければなりません。
しかし、明細書発行機能が付与されていないレセコンや自動入金機の改修が必要な場合については、「正当な理由」として無料発行が免除されており、その届出を行っている医療機関は6.1%あります。
明細書発行の費用を徴収する場合は実費相当とされていますが、5千円以上の料金を徴収している例もあります。
中医協総会では、400床未満の病院についても、一定の経過措置を設けて、明細書の無料発行を義務づける方向性が示されています。
また、無料発行に対応できない「正当な理由」に該当する医療機関については、レセコンを改修する時期などを届出させる方針です。
明細書発行に1000円を超える料金を徴収する場合は、実費相当であることが患者にも分かるよう、料金設定の根拠等を提示することも求められます。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼用語解説

1電子カルテとはパソコンで作成管理するカルテ。
以下、IT用語辞典より引用。

紙のカルテを利用する場合に比べ、保存や管理が容易で、院内の別の場所で必要なときネットワークを通じてすぐに呼び出すことができ、後から研究などに利用する際にも再利用性が高いといった利点がある。一方、入力の自由度や簡単さは紙の方が上であり、停電時には使えないといった弱点もある。セキュリティに留意してシステムを構築しないと、改ざんや大規模な盗難が紙よりも容易に実行できてしまう危険性もある。

カルテは医師法・歯科医師法に基づいて作成される公的な書類であり、5年間の保存が義務付けられている。1999年に当時の厚生省が電子カルテの法的な裏付けとなる通達を発行し、真正性・見読性・保存性の3つを十分に担保できることを条件にカルテの電子化を認めた。

電子カルテのデータ形式には公的な規格や業界標準がなく、各社のシステムごとにばらばらの形式で記録・保存している。このため、転院や紹介などで他の病院にカルテの内容を送るときは、相変わらず紙に印刷したものを患者が持参するほかないのが現状である。カルテはその性質上、症状などを表現するのに自由記述の文章や手書きの図を多用せざるを得ないため、データを構造化して表現するのが難しいのが一因である。日本ではMedXMLコンソーシアムが「MML」(Medical Markup Language)と呼ばれるXMLベースのマークアップ言語を提唱している他、欧米では「HL7」(Health Level 7)などの規格が検討されている。

レセコンとは

レセプトコンピュータの略。
レセプト(診療報酬明細書)を作成するコンピュータの事を指す。一般的にはレセコンと略される。(ウィキ)

以下、現状詳報をテクターゲットジャパン記事からまるごと引用。

電子カルテ導入をためらわせる原因

 2013年現在、診療所の電子カルテの普及率は2割を超えたところ。製品誕生から15年が経過していますが、診療所での電子カルテ導入は進んでいるとはいえない状況です。

 電子カルテがそれほど普及しない要因には「電子カルテの操作性の問題」「PC操作レベルの問題」「患者が多く入力時間が取れない問題」などが考えられます。中でも、「電子カルテの費用対効果が見いだせない」点が最も大きな要因だと思います。

 現在、医療機器を導入すると診療報酬の加算点数が付きます。しかし、電子カルテの場合、導入しても点数加算の恩恵はありません。そのため、「電子カルテには点数が付かないから導入しない」という意見を、電子カルテ導入をためらう医師から聞きます。電子カルテはあくまで「設備投資」と捉えられている現状があるため、導入を見合わせるのは当然でしょう。

電子レセプト請求について

http://www.ssk.or.jp/zdyhbs/rezept/index.html

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コメント

朝十五分で学長ブログを転載し、気になる用語をあちこちからコピペした文章でパッチワークしたんだけどもさ。
いまきちんと読んでみたら、それぞれ言っていることが微妙に違っていない?
IT用語辞典記事だと、電子カルテの様式はてんでんバラバラだというが、最後にひっぱった公的機関のサイトの説明では、請求のレセプト形式は統一されている。
あ。そっかそっか。レセプトとカルテって別物じゃんね。それを忘れていました。

だけど。しらんかった。
調剤薬局の収入が医院の収入より多かったなんてさ。
これはどういうことじゃろう。
そういうことを目的に医薬分業にしたんだろうか?
患者の視線だと院内処方のほうが安くてめんどくさくなくて、さらにいえば、足労も必要なくて、よい気がします。
昔、医薬分業がスタートしたころの、それに対するイメージは、医業に対する薬業からの批評、つまり第三者的な目線があたかも出来うるかのように連想させられていた。だって、言葉では、分業なんですものね。
ところが、なんのことはない、たいがい経営はおなじところであります。
だれもなぜそれをいわないんだよっ!てなはなし。

深夜ここが読まれていた

ここ、開きっぱなしで眠って、朝一で続きをよんだ。
電子レセプトや電子カルテについて読みながら、かささぎが強く思うのは、住民票などの役場の文書についてでした。
籍がある八女市まで昼休みに往復しなくちゃいけない、パソコンがあるのに、なぜ、できないのだろう。
勤務先近くの広川町役場で受け取れない理由はなんだろう。
この三年間に芽生えた疑問です。

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