無料ブログはココログ

« スエザキバイク屋さんのミニ動物園で | トップページ | 平成26年度診療報酬改定の動向(77) »

2013年11月11日 (月)

平成26年度診療報酬改定の動向(74)(75)(76) ~方向性の確定

保健医療経営大学学長

橋爪章

2013 年 11 月 11 日 平成26年度診療報酬改定の動向(76)

Share on Facebook


確定した「方向性」は次の通りです。(前回のつづき)
(平成25年度調査分)
1. 13対1、15対1入院基本料を算定する病棟における特定除外制度の見直しの検証
(ア) 13対1、15対1入院基本料を算定する病棟において、90日以上の入院患者は減少傾向であり、多くが自宅や療養病床等の一般病床以外の病床へ退棟していることから、13対1、15対1入院基本料を算定する医療機関における特定除外制度の廃止は、病床の機能分化を進める観点から、このまま継続することが妥当である。
(イ) なお、特定除外項目に該当する患者に対して、退棟後、必要な医療が提供されたかどうかを確認するべきという意見もあった。
2. 一般病棟における7対1入院基本料の算定要件の見直しに係る経過措置
(ア) 7対1入院基本料の算定要件の見直しに係る経過措置については、経過措置を届け出ている施設数が減少傾向であり、経過措置を届け出ている医療機関のうち約9割が今後の意向を固めていることから、7対1入院基本料を算定する医療機関の経過措置は、平成26年3月31日をもって終了することが妥当である。

2013 年 11 月 10 日 平成26年度診療報酬改定の動向(75)
Share on Facebook


確定した「方向性」は次の通りです。(前回のつづき)
6. 医療機関における褥瘡の発生等
(ア) 褥瘡対策による褥瘡の減少やその効果を把握することは重要であり、褥瘡の定義を明確化し、有病率や発生率等の基礎データを収集した上で、褥瘡ハイリスク患者ケア加算の見直しを含めた有効な褥瘡対策へつなげていくことが必要である。
(イ) また、在宅で褥瘡が発生している者も多いと推定されることから、在宅においても、褥瘡を発生させないためのアセスメントや治療を一層推進する必要がある。
なお、今後の課題として、褥瘡を発生させない努力を評価すべきとの意見がある一方、褥瘡が発生した場合はペナルティを課すべきとの意見や、既存の調査では、褥瘡の発生場所を特定できないことから、褥瘡の発生場所を把握する調査や仕組みが必要であるとの意見があった。

2013 年 11 月 9 日 平成26年度診療報酬改定の動向(74)
Share on Facebook


確定した「方向性」は次の通りです。(前回のつづき)
5. 診療報酬点数表における簡素化
[栄養管理実施加算及び褥瘡患者管理加算の包括化について]
(ア) 平成24年度診療報酬改定で、入院基本料等の要件に包括された栄養管理実施加算及び褥瘡患者管理加算については、病院においては両加算、有床診療所においては褥瘡患者管理加算を入院基本料等に包括する評価を継続することは妥当である。
有床診療所の栄養管理実施加算の入院基本料等への包括については、要件となっている、管理栄養士の確保が進んでいないことから、これを踏まえた対応を検討する必要がある。
(イ) また、有床診療所の入院患者は高齢者の割合が高く、栄養管理が必要な患者も含まれることから、例えば、包括から除外して評価することとしても、他の医療機関や栄養士会等との地域連携で栄養管理を行うことを検討する必要がある。
[入院基本料等加算の簡素化について]
(ウ) 算定率が低いとされた入院基本料等加算については、加算の対象となる患者の一定程度は当該加算を算定しており、一定の役割を担っていることから、全体の入院基本料等の算定回数を分母とした場合の算定率をもって、一律に包括化・廃止することについては慎重に対応する必要がある。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

« スエザキバイク屋さんのミニ動物園で | トップページ | 平成26年度診療報酬改定の動向(77) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« スエザキバイク屋さんのミニ動物園で | トップページ | 平成26年度診療報酬改定の動向(77) »

最近のトラックバック

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31