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2013年11月22日 (金)

平成26年度診療報酬改定の動向(84) 健康保険組合連合会による分析

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 11 月 22 日 平成26年度診療報酬改定の動向(84)

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20日の中医協総会では、医療経済実態調査結果に対する見解が、保険者側、診療側、双方から提出されています。
健康保険組合連合会による分析は次の通りです。
【全体の損益差額率】
一般診療所、歯科診療所及び保険薬局の経営状況は、継続して黒字であり、安定している。
一般病院も国公立、社会保険関係法人を除いて黒字を確保している。
【一般病院の損益差額率】
療養病床60%以上の病院は安定して黒字を確保している。
病床規模別にみると、50~200床未満の中小規模病院は過去3年間黒字となっている。
また、公立病院を除いた場合は、全ての病床規模区分において安定した黒字であり、500床以上でも損益は3%を超えている。
全体では赤字が続いているが、回答に占める公立病院の構成比が実際の全国施設数における構成比よりも高いため、その影響を補正すると全体として黒字である可能性が高い(公立病院は赤字が多いため。医療施設動態調査の開設者別施設数で単純に加重平均し直すと全体で黒字となる)。
【公立病院の経営状況】
損益差額率は改善傾向が見られるものの赤字が続いている。
但し、補助金等を加えた総損益差額は黒字となっている。
赤字の要因を医療法人と比較すると以下の点が考えられる。
100床当たりの常勤医療従事者が多く(特に常勤医師・看護職員は医療法人のそれぞれ2倍、1.5倍)、医師1人当たりの収益が医療法人より2割強少ない。
収益に占める医薬品・材料・委託費の割合が高い。
看護師・医療技術員・事務職の給与単価が高い。
【一般診療所の損益差額率】
開設者別、および有床・無床別のいずれにおいても、安定して黒字を確保している。
診療科別に見ても、すべての診療科で黒字であり、特に眼科、皮膚科、小児科などが高い傾向にある。
【医師の年収等】
院長の年収は、一般病院院長、一般診療所院長とも概ね増加傾向を示している。
特に医療法人の有床診療所院長のH24年度の平均年収は、H21年度に比べ約13%増の3340万円で最も高い。
一般病院の医師の平均年収は、H21年度から増加している一方で、一般病院の看護職員や医療技術員の平均年収は減少している。
【歯科診療所、保険薬局の損益差額率】
歯科診療所および調剤薬局は、横ばいであるが安定して黒字を確保している。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼かささぎのひとりごと

学長ブログの統計記事で、歯科医師はとっても多いということを学んだが、多いからといって、決して経営不振に陥っているわけではない、ということを、このことは教えてくれる。

▼西日本新聞朝刊トップニュース

有床診療所の診療報酬が増額されるそうです。
地域への貢献度を評価するということらしい。

検索すると、中日新聞記事☟がトップです。
そのままひっぱります。ありがとうござんす。

有床診療所の診療報酬増額 2014年度改定で厚労省

 医療機関に支払われる診療報酬の2014年度改定で、ベッド数が19床以下の有床診療所(有床診)への報酬増額を検討することなどを盛り込んだ基本方針案を厚生労働省がまとめたことが21日、分かった。

 団塊の世代が75歳以上になる25年を見据え、病院機能の再編と在宅医療の充実による医療費の抑制を目指しており、地域に密着した医療を担う有床診の役割を高く評価する必要があると判断した。10月に福岡市で高齢者10人が死亡する火災が発生し、与党内にも防火設備の充実に向けて報酬を引き上げるべきだとの声もあった。

(共同)
ちょいとちょいと。
火事で同情を一身にあつめた有床診療所。
その院長の報酬はめちゃめちゃ高いん?
特に医療法人の有床診療所院長のH24年度の平均年収は、H21年度に比べ約13%増の3340万円で最も高い。」
ーたかっ!
この世は矛盾に満ちているなあ!
ではきょうも元気に働こう。
 

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