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2013年10月13日 (日)

平成26年度診療報酬改定の動向(47)(48) 中医協の診療報酬改定結果検証部会報告

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 10 月 13 日 平成26年度診療報酬改定の動向(48)

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9日に開催された中医協の診療報酬改定結果検証部会では、次の6項目の特別調査(平成24年度調査)の結果がとりまとめられています。
(1) 救急医療機関と後方病床との一層の連携推進など、小児救急や精神科救急を含む
救急医療の評価についての影響調査
(2) 在宅医療の実施状況及び医療と介護の連携状況調査
(3) 訪問看護の実施状況及び効率的な訪問看護等に係る評価についての影響調査
(4) 在宅における歯科医療と歯科診療で特別対応が必要な者の状況調査
(5) 医療安全対策や患者サポート体制等に係る評価についての影響調査
(6) 後発医薬品の使用状況調査
「救急医療機関と後方病床との一層の連携推進など、小児救急や精神科救急を含む救急医療の評価についての影響調査」については次の4つの評価が行われています。
① 小児特定集中治療室管理料の新設や救急医療管理加算における乳幼児加算の引上げ・小児加算の新設など小児救急に関する評価:
一定程度効果あり。
依然として病床利用率が高く後方病床との一層の連携推進が必要な状況。
新設された小児特定集中治療室管理料は、本調査では届出施設が1施設もなかった。
② 救急搬送患者地域連携受入加算の引上げと届出・算定要件の緩和など後方病床に
おける取組に関する評価:
救急搬送患者に関する地域連携に一定の効果があった。
③ 夜間休日救急搬送医学管理料の新設や院内トリアージ実施料の新設、地域連携夜
間・休日診療料等の引上げなど二次救急医療機関等の救急外来に関する評価:
地域における救急医療体制の構築に貢献している。
院内トリアージの導入促進に大きく貢献している。
院内トリアージの効果は限定的だが、患者においては、トリアージの導入に肯定的。
④ 精神科救急搬送患者地域連携紹介加算・精神科救急搬送患者地域連携受入加算の
新設など精神科救急に関する評価:
現時点ではその効果は明確ではない。
要件緩和の効果があった。
救急医療に関しては医療機関間の連携が進んできている。

2013 年 10 月 12 日 平成26年度診療報酬改定の動向(47)
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中医協の診療報酬調査専門組織の一つである「入院医療等の調査・評価分科会」は、8月に「中間とりまとめ」を公表しましたが、それに対する中医協での意見を反映し、また、平成25年度調査分(13対1、15対1入院基本料を算定する病棟における特定除外制度の見直しの検証、一般病棟における7対1入院基本料の算定要件の見直しに係る経過措置、入院医療や外来診療の機能分化の推進や適正化に向けた検討)の検討結果も加え、10月10日に「とりまとめ(案)」が公表されました。
「とりまとめ(案)」には、さらに、平成25年7月に実施された日本医師会と四病院団体協議会が行った調査結果(7対1、10対1を算定する医療機関で90日を超えて入院している患者はそれぞれ4.4%、7.6%であり、うち、特定除外患者に該当する者はそれぞれ3.9%、6.8%)も追記されています。
平成25年度調査分のうち、13対1、15対1入院基本料を算定する病棟における特定除外制度の見直しの検証については、『13対1、15対1入院基本料を算定する病棟において、90日以上の入院患者は減少傾向であり、多くが自宅や療養病床等の一般病床以外の病床へ退棟していることから、13対1、15対1入院基本料を算定する医療機関における特定除外制度の廃止については、大きな問題はなく、このまま継続することが妥当である』とされています。
一般病棟における7対1入院基本料の算定要件の見直しに係る経過措置については、『経過措置を届け出ている施設数が減少傾向であり、経過措置を届け出ている医療機関のうち約9割が今後の意向を固めていることから、7対1入院基本料を算定する医療機関の経過措置は、平成26年3月31日をもって終了することが妥当である』としています。
入院医療の適正化に向けた検討については、『平成24年度診療報酬改定後、金曜日入院、月曜日退院、正午までの退院に関して、医療機関の動向に大きな変化はみられないが、これらの評価については今後も継続することが妥当である。また、入院医療のさらなる適正化について、引き続き検討が必要である』としています。

外来の機能分化の推進については、『地域の拠点となるような病院が、診療所等の主治医機能を持った医師と連携し、紹介率及び逆紹介率をあげる必要がある。すでに、500床以上の病院(特定機能病院と地域医療支援病院を除く。)でも、紹介率40%以上の施設が69%、逆紹介率30%以上の施設が60%であることから、さらに機能分化を進めるため、許可病床数が500床以上の全ての病院について、平成24年度診療報酬改定と同様の取扱いとすることが必要である。また、特に、逆紹介の取組を推進していくことも必要である』とされています。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼病院の火事

福岡市での夜の病院の火事。
たいへん恐ろしい、いたましい事故で、つい先日間近に火事をみたこともあり、生々しく感じられる。
気になる出火の原因はなんだろう。
ホットパックのあったあたりが最も激しく燃えていたとあった。
通電はしっぱなしだったという。(そんなふうに私はうけとったが、はっきりわからない)
これをよみ、記憶をたぐる。
最初に勤めたクリニックでも、ホットパックは頻繁に使用していた。
昔からあるポピュラーな器具で、これが原因とは思えない。

気になってくる。
原因究明は時間がかかるにしても、目下のニュースはりつけておきます。

福岡・整形外科火災 7カ所の防火扉が1つも閉まらず

 福岡市の病院で11日未明に起きた火事は、無残にも入院患者ら男女10人の命を奪った。この病院では、2週間前に避難訓練をやっていたということだが、7カ所の防火扉が1つも閉まらなかったことが、被害拡大につながったとみられている。発生から20時間が経過した火災現場。火事があった医院の入り口、ドアの上部は黒く焼け焦げ、さらに足元には破片が散らばっていた。

 火元は1階とみられ、医療機器の周りで、激しく燃えた形跡があるという。安部整形外科・安部龍暢院長は「(出火場所と)ちょうど言われてる場所というのは、ホットパックといわれる、ぬくめる道具があって、それを入れる大きいお湯を沸かすような、金属製の箱があって、同じ空間にたくさんの機械を置いてるんですよ、いろんな機械を。夜間帯は全部、それに関しては全部電源を切ってる状態なので、ほかの機械っていうのは考えにくいと思う」と話した。

 なぜこれほどの犠牲者を出してしまったのか。福岡市消防局は会見で「通報が遅かった。それと初期消火がなされていなかった」と述べた。最初に火災に気がついたのは、当直の看護師。2階で出火に気づき、一度外へ出て、付近を通ったタクシーの運転手に通報を求めた。
運転手が110番をし、さらに警察が消防に連絡をしたという。

 福岡市消防局は会見で「(消防の)先着隊が着いたときには、1階の窓、あるいは開放部から、もう火炎が噴き出していたことを考えますと、やはり、最初の出火時から時間が経過していたと思う」と述べた。病院側の説明によると、夜間帯に1人で勤務する際の防火対策マニュアルは、作成していなかったという。元小田原市消防本部職員・永山政広氏は「初期消火が成功しているとすると、これほどまでに煙が拡散しなかったであろう」と話した。

 原因は、煙による一酸化炭素中毒とみられている。煙などを防ぐため、1階から4階、あわせて7つの防火扉があり、火事の際には自動で閉まるはずだったが、今回、それらが自動では作動せず、全てが開いたままの状態だった。

 安部整形外科・安部龍暢院長は「開かなかったといわれてる防火扉も、ちょうど開け閉めを(9日に)確認した。9日なんですけど、確認をしておったんですよ。ただ、2階に限ってが、給食を運ぶときに限っては、お茶が来たりとか、食事を運ぶ配膳車が(防火扉前)に来たりとかいうことで、もしその20分、その時間にもし火災が起こった場合に限っては、閉まらないということが発生します」と述べた。

 消防によると、防火扉は業者が管理しており、6月に検査した際には、目視の確認しか行っていなかったという。(以上、抜粋記事につき全文は下記にて)

上記事の著作権は[FNNニュース]に帰属します。

夜勤の看護師は一人で、なにかあったら、住み込みの看護学生二人も駆けつけるようになっていた、とほかの記事でみました。
こういう大事があると、いかにこころもとないことか、よくわかります。

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これ読んで、又記憶新た。
新聞の初命日特集見開き二頁、よんで心打たれた。
新聞報道はいいですね。
じっくり考えられる。

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