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2013年10月16日 (水)

平成26年度診療報酬改定の動向(51) 在宅歯科医療

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 10 月 16 日 平成26年度診療報酬改定の動向(51)

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診療報酬改定結果検証部会のとりまとめのうち、「在宅における歯科医療と歯科診療で特別対応が必要な者の状況調査」については次の評価が行われています。
① 在宅歯科医療の実施状況調査
・歯科訪問診療を実施するきっかけは、「自院に通院していた患者・家族等からの依頼」が最も多く、次いで「患者が入院していた医科の医療機関からの依頼・紹介」や「有料老人ホーム、グループホーム等の居宅系高齢者施設からの依頼・紹介」が多かった。
・歯科訪問診療の患者総数(延べ人数)は増加した。
歯科訪問診療料に係る算定患者の延べ人数も増加している。
特に歯科訪問診療料2(同一建物居住者に対する歯科訪問診療)が顕著に増加している。
・歯科訪問診療を行う患者総数は、歯科訪問診療を受ける患者のみならず患者を支える家族等関係者からの要請次第で、大きく変化すると思われる。
・歯科衛生士を同行する歯科訪問診療件数については、診療報酬改定の一定の効果があった。
・歯科の医療機関との連携先は、病院歯科が最も多く、次いで歯科大学病院もしくは歯学部附属病院となっていた。
医科の医療機関との連携先は、一般診療所が最も多く、次いで病院(救急医療機関)となっていた。
各機関と連携することで、安心感が高まる等の効果が期待されるが、課題としては、「歯科訪問診療があることが知られていない」、「介護保険の口腔関連サービスが知られていない」、「相談窓口や治療に関する情報が不足している」等があげられている。
連携を図るためには、歯科訪問診療に関する情報等の周知が重要である。
・歯科訪問診療を行っていく際の課題として、歯科訪問診療用の装置・器具の購入コストや歯科訪問診療に際しての時間の確保等があげられている。
・歯科訪問診療を受けた患者の年齢は、平均79.6歳であった。
歯科訪問診療を実施している歯科医師を知ったきっかけとしては、「入居している介護施設等に来てくれた」が最も多く、次いで「以前、通院していた歯科診療所・病院」、「ケア
マネージャーからの紹介」となっている。
歯科訪問診療が必要な患者に対して適切に歯科訪問診療が提供されるためには、患者や患者を支える家族等関係者に対する歯科訪問診療の周知と理解が重要である。
・歯科訪問診療を受診しての満足度は高く、患者の歯科訪問診療に対するニーズが非常に高いことが伺える。
② 特別対応が必要な患者に対する歯科医療の実施状況調査
・特別対応が必要な患者専用の歯科ユニットを持つ施設は、「障害者施設内歯科診療所」が最も多く、次いで「歯科大学病院もしくは歯学部附属病院」、「口腔保健センター、障害者歯科医療センター」となっている。
特別対応が必要な者に対する歯科医療を日常的に実施している医療機関では、これらの患者に対する診療環境が整備されていると思われる。
・来院する患者に対する治療は、鎮静法等を用いない複数のスタッフで対応した治療が最も大きく、通常の歯科治療と比べて負担が大きいと思われる。
・通常時に連携している医療機関について診療所では「病院歯科」、病院歯科では、「他の歯科診療所」、歯科大学病院もしくは歯学部附属病院では「病院の医科の診療科(救急医療機関を除く)」、口腔保健センター、障害者歯科医療センターでは「病院歯科」、障害者施設内歯科診療所では、「歯科大学病院もしくは歯学部附属病院」がそれぞれ最も多い連携機関となっている。
・緊急時に連携している医療機関について、診療所では「病院歯科」、病院歯科では、「病院の医科の診療科(救急医療機関を除く)」、歯科大学病院もしくは歯学部附属病院では「病院の医科の診療科(救急医療機関を除く)」及び「病院(救急医療機関)」、口腔保健センター、障害者歯科医療センターでは「病院歯科」、障害者施設内歯科診療所では、「病院歯科」がそれぞれ最も多い連携機関となっている。
・各機関と連携することで、安心感が高まる等の効果が期待されるが、課題として、「特別対応が必要な患者に対応できる設備が整っている施設が少ない」、「特別対応が必要な患者の歯科医療が知られていない」、「相談窓口や治療に関する情報が不足している」等が上位となっており、特別対応が必要な患者に対する歯科医療を進めていく上では、特別対応が必要な患者に対する歯科医療についての周知と、診療を行うことが可能な設備の増加が課題となる。
・「歯科診療特別対応連携加算」の届出をしない理由として、歯科診療特別対応加算を算定した外来患者数が施設基準を満たさないと回答した医療機関が約6割程度あった。
・特別対応が必要な患者を受け入れる上での課題は、「診療に時間がかかる」「採算が合いにくい」「全身状態の管理が必要になる」「医療職の負担が大きい」等の回答が多く、特別対応が必要となる患者の歯科医療を実施する上での問題点と課題等については、「一般診療の合間に行うことは難しく特別に時間とスタッフを確保して行っている」という意見が最も多かった。
・特別対応が必要な患者の歯科医療を受けた患者の年齢は、平均36.9歳であり、受診しての満足度は高い。
歯科医療を受けるにあたり希望することとして、「患者の全身状況や周囲が患者の状態を理解する環境」「どこの歯科保険医療機関でも安心して診療が受けられる環境」「専門性の高い歯科保険医療機関で安心して診療が受けられる環境」等があげられた。
③ 歯科医療に関する意向調査
・歯科訪問診療の実施意向については、「今後、実施したいと考えている」という施設が6.0%、特別対応が必要な患者の歯科医療の実施意向については、「今後、実施したいと考えている」という施設が8.1%あった。
・歯科訪問診療を実施していない理由としては、「歯科訪問診療の要請がない」が最も多く、以下「一般外来歯科診療を行っており、歯科訪問診療を行うための時間を確保することが難しい」、「歯科訪問診療用の装置・器具の購入にコストがかかる」があげられていた。
・特別対応が必要な患者の歯科医療を実施していない理由としては、「特別対応が必要な患者の歯科医療の要請がない」が最も多く、以下「自院の医療スタッフが不足している」「特別対応が必要な患者の歯科診療に必要な装置・器具の購入にコストがかかる」があげられていた。
・歯科訪問診療及び特別対応が必要な患者の歯科医療を始めるために整えてほしい環境として、「診療に適した装置・器具を揃えるための支援」が最も多く、以下「診療報酬上のより一層の評価」「他機関・他職種との連携をするための支援」「研修受講に関する支援」等の要望があげられていた。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼かささぎ日誌

朝。アップしようとしたら、文字がとてつもなく大きくなっていた。
帰宅後、長男になぜだろうと尋ねたら、ここ・・・ほら、1000%に拡大されとる。
これを100%にすれば・・元にもどるよ。
なーんだ。
そういう仕組みもよく知らないまま。
沢都さんと最後にやり取りしたメールも、携帯のことだった。
どうもよくわからないよね、って。

歯科のこと。
母がしばらく何も食べようとしないときがあった。
なぜ?と聞くと、歯が調子が悪いからという。
入れ歯があってないからと。
そんなら、合うように作ればいいじゃん。
というと、それがなかなか難しいんだと。
でも、ぴたっと合うまで何度も作ったほうがいいよ。
というのはたやすいけれどね。入れ歯か。昔より進歩しているんじゃないの?

もひとつ。
ふたたび、真武湯について。
連休前に、母の真武湯が切れた。
母はしかし、病院へいきそびれ、ふたたび下痢。
休みがあけ、かかりつけ医に、胃腸科でもらった真武湯がとても効くので、出してくださいとお願いしたところ、なかったそうで、すぐ仕入れてくださり、夕方、届けてくださった。
飲んだら、からだがあったかくなり、おなかの調子もよくなるらしい。
今回、切らせないというのがよくわかった。

(現在、夜の八時半。
まただ。また消防車のサイレン!
窓を開けて屋根にのぼり、西の空をみる。
煙があがっているのがみえる。火事はおそろしいねえ。
こないだ、近火見舞をはじめて頂きました。
そのことばも、はじめてしりました。
火の始末、気を付けようと思う。)

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