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2013年9月24日 (火)

介護保険の課題と論点(1) 社会保障審議会介保険部会でのまとめ

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 9 月 24 日 介護保険の課題と論点(1)

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18日に開催された社会保障審議会介保険部会において、介護保険の現状と課題が整理されています。
在宅サービスについては、総論として、次のように整理されています。
○ 今後、在宅において、重度要介護者、独居や夫婦のみの高齢者世帯、認知症の高齢者が増加していくことを踏まえると、通常の訪問介護や通所介護等の普及に加え、利用者の日常生活全般を支えるため、毎日必要に応じて複数回利用者と接することが可能なサービスや生活支援サービスの普及が必要である。また、これを実現するための適切なケアマネジメントの普及が必要である。
○ 在宅サービスに関して
① 個々の事業所単位だけではなく、広く事業所間で連携し事業運営できる仕組みの構築
② 地域で不足している看護職員等の人材を柔軟に配置できるような連携体制の構築
③ 介護事業者が地域における生活支援サービスに積極的に取り組むことができる体制の構築という方向で見直しを検討することにより、地域における人材の確保や包括的な支援体制の整備を進めていく必要があるのではないか。
各論としては、通所介護の現状と課題は次の通りです。
○ 平成24年度末現在、通所介護の利用者は、約160万人(平成13年度の約2.5倍)で介護サービス(介護予防含む)利用者全体(約463万人)の概ね3人に1人が利用している。
また、平成24年度の通所介護(介護予防含む)の費用額は、約1.4兆円(平成13年度の約3.7倍)で、平成24年度費用額累計約8.9兆円の15.6%を占める。
○ 通所介護については、介護や機能訓練に重点を置いたもの、レスパイト中心のもの、サービス提供時間の長短、事業所の規模など、様々なサービス提供の実態がある。
○ 特に小規模の事業所については、介護報酬単価が高く設定されており、実際に参入事業所数も、小規模事業所の増加が顕著な状況にある。
※ 小規模型事業所: 7,075事業所(H18.4) → 17,963事業所(H25.3)(+153%)
通所介護全体:19,341事業所(H18.4) → 35,453事業所(H25.3)(+ 83%)
○ 通所介護事業所が自主事業で宿泊サービスを提供する形態(いわゆる「お泊まりデイサービス」)については、泊まりの環境が十分でない等の問題点も指摘されている。
社会保障制度改革国民会議報告書では「デイサービスについては、重度化予防に効果のある給付への重点化を図る必要があろう」という方向性が示されています。
通所介護に関する論点は次の通りです。
① 通所介護は、そこで提供される事業内容の自由度が高く、様々なサービス提供の実態があるため、その機能に着目した上で、通所介護の事業内容を類型化し、それに応じて介護報酬にメリハリをつけることを検討してはどうか。【省令等改正】
② 柔軟な事業展開を促進する観点から、サービス提供実態を踏まえた上で、人員基準の緩和を検討してはどうか。【省令等改正】
③ 事業所数が増加している小規模の通所介護については、少人数で生活圏域に密着したサービスであることから、運営委員会等を通じた地域との連携や運営の透明性を確保するため、市町村が指定・監督する地域密着型サービスに位置づけてはどうか。【法律改正】
④ また、選択肢の一つとして、事業所の経営の安定性を図るとともに、柔軟な事業運営やサービスの質の向上の観点から、人員基準等の要件緩和をした上で、通所介護(大規模型・通常規模型)事業所のサテライト事業所に位置づけることや、小規模多機能型居宅介護の普及促進の観点から小規模多機能型居宅介護のサテライト事業所に位置づけることも可能としてはどうか。【省令等改正】
地域密着型サービスに位置づける場合、市町村の事務が増大することから、移行に際しての事業所指定の事務、運営推進会議の開催頻度等、事務負担の軽減を併せて検討するべきではないか。【省令等改正】
⑥ 通所介護の設備を利用して法定外の宿泊サービスを提供している場合については、泊まりの環境が十分でない等の問題点も指摘されている。
このため、利用者保護の観点から届出、事故報告の仕組みや情報の公表を行い、サービスの実態が把握され、利用者やケアマネジャーに情報が提供される仕組みとするべきではないか。【省令等改正】
小規模型通所介護は、①地域との連携や運営の透明性を確保するため市町村が指定・監督する地域密着型サービスへの移行、②経営の安定性の確保、サービスの質の向上のため、通所介護(大規模型・通常規模型)や小規模多機能型居宅介護のサテライト事業所への移行が検討されています。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼かささぎ日誌

母をばあちゃんと呼ぶときがある。
おもに、人に対してあるいは息子たちに対して何かを述べるとき。
土曜日、かささぎの仕事はなかった。いつもならどっさりあるのに。
そこですかさず有給をとった。月に一回はとるべきという思いがある。
若い子に対しては、ばあちゃんを病院へ連れて行きたいから。
と説明した。

ばあちゃん?おかあさんのこと?

うん、そう。ほんとのばあちゃんは99で亡くなった。

ふうん。ひめのさんなら、150まで生きるね。

けっ。どういう意味よ。

(母、もう半年近く消化不良が続いている。
先月はとうとうザリガニおっちゃんが公立病院へ連れて行ってくれた。
検査をしたが、がんではない。どこも悪くない。
それでもまだおなじ状態が続いている。
さしみはたべますが、おかゆとやわらかな汁物以外、受け付けない。
友達の母親にひとり似たタイプの方がいて、体重三十キロちょっと。
うちの母はまだ三十五キロから三十七キロはあります。
家の経済、農業のこと、冠婚葬祭のこと、すべて母ひとりが担う。
いくらなんでもあんまり非道いか。と思うが、それがあるから、この世に執着できるってもの。ははは。
ろくな娘ではないのだ。ばってん、親不孝も親孝行のうちたい。)

▼きのうのNHKのドラマ

コーラスの。とってもいいドラマだったねえ。
榮倉奈々に松本潤、生地そのまま。
主役ともいうべき少年が朴訥でよかった。
声がきれいで、さわやかで。
萩。懐かしい町。

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ワタキューメディカルニュース
をブックマークしたなり。
まだ読んでない、残業中。

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