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2013年9月 4日 (水)

平成26年度診療報酬改定の動向(40)中医協中間とりまとめから

保健医療経営大学学長

橋爪 章
2013 年 9 月 4 日 平成26年度診療報酬改定の動向(40)
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8月21日に開催された中医協総会では、入院医療等の調査・評価分科会の中間とりまとめが公表されています。
この分科会は、前回改定時の中医協答申附帯意見のうち、次の附帯意見に関すること等について、平成26年度診療報酬改定に向けた検討に資するデータを収集・分析することを目的として設けられたものです。
~~~(附帯意見)~~~
・病院機能に合わせた効率的な入院医療を図るため、一般病棟入院基本料、亜急性期入院医療管理料等の見直しについての影響を調査・検証するとともに、その結果を今後の診療報酬改定に反映させること。
特に、一般病棟入院基本料(13対1、15対1)算定病棟における特定除外制度の見直しについても、平均在院日数の変化等の影響を調査・検証をすること。
さらに、一般病棟(7対1、10対1を含む)、療養病棟、障害者病棟等における長期入院の詳細かつ横断的な実態の調査も含め、慢性期入院医療の適切な評価の見直しについて引き続き検討を行うこと。
・以下の経過措置については、現場の実態を踏まえた検討を行い、必要な措置を講ずること。
ⅰ)一般病棟における7対1入院基本料の算定要件の見直しに係る経過措置
ⅱ)特殊疾患病棟や障害者施設等から療養病棟に転換した場合に対する経過措置
・医療提供体制が十分ではなく医療機関の機能分化を進めることが困難な地域に配慮した評価の見直しについて影響を調査・検証するとともに、診療所を含む当該地域全体の医療の状況の把握なども踏まえ、その結果を今後の診療報酬改定に反映させること。
・平均在院日数の減少や長期入院の是正など、入院医療や外来診療の機能分化の推進や適正化について引き続き検討を行うこと。
・診療報酬における包括化やIT化の進展等の状況変化を踏まえて、診療報酬の請求方法や、指導・監査等適切な事後チェックに資するための検討を引き続き行うこと。
・医療機関における褥瘡の発生等の状況に関する調査・検証
入院基本料の見直しについての影響および慢性期入院医療の適切な評価の見直し
~~~~~~~~~~~~
データ分析の結果として導かれた方向性は次の通りです。
~~~(方向性)~~~
① 7対1入院基本料については、平成18年度診療報酬改定時に、看護配置の手厚い医療機関を評価するために設定されたものであるが、今後、病床の機能分化をさらに進めていくには、まず、7対1入院基本料を算定する医療機関の果たすべき機能を明確にした上で、要件を設定することが必要である。
② 7対1入院基本料を算定する医療機関は、一般病棟入院基本料の中で最も人員配置の手厚い医療機関であり、その機能は、症状の安定した病態の患者に対して長期療養を提供することや、特定の領域に特化し標準化された短期間の医療を提供するのではなく、主に「複雑な病態をもつ急性期の患者に対し、高度な医療を提供すること」と考えられる。
③ なお、中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織(DPC評価分科会)及び中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題小委員会においては、平成19年のDPC対象病院のあり方の議論の中で、急性期の定義を「急性期とは患者の病態が不安定な状態から、治療によりある程度安定した状態に至るまで」としている。
④ この7対1入院基本料を算定する医療機関に期待される機能を踏まえ、平均在院日数の具体的な見直しの方向性として以下の2点が考えられる。
ⅰ)平均在院日数の算出において、治療や検査の方法等が標準化され、短期間で退院可能な手術や検査の対象となる患者については、平均在院日数の計算対象から外すこと。
ⅱ)7対1、10対1入院基本料を算定する病棟において、特定除外項目に該当する患者については、平成24年度診療報酬改定において実施した13対1、15対1入院基本料と同様の取扱いとすること。
⑤ なお、このように入院基本料等の平均在院日数の規定を見直す場合、7対1入院基本料を算定する病棟における治療が必要とされる診療を終えた患者が、スムーズに自宅や次の医療機関へ移行できる仕組みや、受け皿となる医療機関、病床の整備等についても併せて考えていく必要がある。
⑥ こうした見直しの方向性については、一律に制度を見直すのではなく、個別の手術や検査、個別の特定除外項目について検討を加える必要があるとの意見や、13対1、15対1の特定除外項目に該当する患者と7対1、10対1の該当患者の病態は異なるため、同様の取扱いとすべきかどうか慎重に判断するべきという意見があった。
一方、7対1入院基本料を算定する医療機関に期待される機能を踏まえれば、特定除外制度の廃止は、後述の亜急性期を担う病床の充実とあわせ、一連の見直しとして対応するべきとの意見もあった。
⑦ また、医療現場への影響を考慮し、一定期間の経過措置を設けるべきとの意見があった。
~~~~~~~~~~~
激変緩和のための何らかの措置がなされるとは思いますが、急性期病棟については、
○短期間で退院可能な手術や検査の対象となる患者については平均在院日数の計算対象から外す
○特定除外項目に該当する患者については、平均在院日数の計算対象とするか、平均在院日数の計算対象としないが、療養病棟入院基本料で算定する、かのいずれかを選択する
という方向性が明確に打ち出されています。

これ以外の方向性も打ち出されています(次回)

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼松嶋菜々子さん主演の「救命病棟24時」

を、ときどき見ています。

その中でナースプラクティショナー研修会というのが出てきました。

熱心な看護師が二名、その研修会に参加予定、という筋だった。

三年前にここでも学びました。
平成の医療維新ナースプラクティショナーとフィジシャンアシスタント
http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/nurse-practitio.html

きのう、長崎忌平和祈念俳句大会作品集が送られてきました。
前川弘明先生およびスタッフの皆様、ありがとうございました。
のちほどご紹介いたします。
八女の青翠えめさんの一句が高野ムツヲさんの特選にとられていた。
ほかにも田中恵美子、一ノ瀬凛の一句が入選していた。
では行ってきます。

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コメント

エメさんの特選句は他の選者でも入選句になっていましたね。
句に優劣が全くなければ、一般の部で誰かに特選か入選に選ばれる確率は823分の540なので、2句を投句すれば1句が選ばれる計算なのですが、実際は優れた句を複数の選者が同時に選ぶので、確率はぐっと低くなります。
複数の選者が選んでいる句は、確かに、私なんか足下にも及びません。

(訂正)
828分の540でした。
823はエメさんの特選句。
828のオオトリはうたまるさん。

乙四郎句はゆたりとしたよみぶりの句でした
優雅すぎたんじゃないですか
長崎忌は文月、広島忌は水無月で、あいだに立秋がはさまります、かね?
地獄絵をハイクには詠めないから、おのずと周辺を意識はさまよう。
かささぎは四つもボウズだったけど
来年度頑張る
チョウコク忌とはすごい発見だと思ったのになあ
肇国忌。
ひとつ時代がおわりひとつ時代がはじまる記念日のつもり
って言わなきゃ分からんかいな
九州俳句の岩坪英子さんの樹が素晴らしかった
彼女が今、面白い!

最近新聞の論壇批評でだったか被爆についての世論と被爆者の感情の流れをまとめたのがありました。
あれは考えさせられる内容でした。

統計をとってみました。
828の投句のうち、
選者に拾っていただけた句は39.4%
2人以上の選者が選んだ句は14.0%
3人以上の選者が選んだ句は6.6%
4人以上の選者が選んだ句は3.0%
5人以上の選者が選んだ句は1.3%(11句)
6人の選者が選んだ句が1句(52番)
これは、現代俳句協会長賞に入賞しています。
5人の選者が選んだ句は、
695番(特選3人、入選2人)大会大賞
186番(特選2人、入選3人)九州俳句作家協会賞
345番(〃)西九州現代俳句協会賞
148番(特選1人、入選4人)実行委員会賞
182番(〃)実行委員会賞
218番(〃)実行委員会賞
489番(〃)実行委員会賞
629番(〃)実行委員会賞
539番(入選5人)空がまた揺れだす気配八月忌
741番(入選5人)長崎の夜景よ通夜の灯もあろう
4人の選者が選んだ句は、
115番(特選3人、入選1人)長崎県議会議長賞
392番(〃)長崎県教育委員長賞
777番(〃)長崎新聞社賞
63番(特選2人、入選2人)長崎平和推進協会賞
418番(〃)優良賞
526番(〃)優良賞
748番(〃)八月の大きな石に腰おろす
29番(特選1人、入選3人)八月九日朝垂直に切る豆腐
503番(〃)被曝図のかげろえるまで沖を見る
28番(入選4人)噴水にゆがむ日輪ナガサキ忌
415番(〃)八十路一団よろよろとゆく爆心地
515番(〃)八月の水の底にも消えない火
712番(〃)いくさあるな昼寝の園児足伸ばす
727番(〃)闇を抱く母に添寝の八月忌

うわ。どうもありがとう。
これをはりつけるだけですぐ食べられます。
ありがたいなあ。
えめさん。この大会は今年第六十回だとあります。すごいシンクロだわ。
やはりあの句はいい線いきましたねえ。

ぱっと読んだときにイメージが二重に浮かびました。

噴水が砕く青空原爆忌   えめ

噴水が真っ黒のきのこぐもに暗転する怖さ。
さらっとこんな句がでてくるえめさんはすごい。

おお、エメさんの句が特選句に選ばれたのですね。
それがこの噴水が、、、の一句でしょうか?
素晴らしい、おめでとう!

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