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2013年8月15日 (木)

平成26年度診療報酬改定の動向(20)かかりつけ医と大病院との一線

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 8 月 15 日 平成26年度診療報酬改定の動向(20)

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国民会議報告書の「医療保険制度改革」の「3-(2)医療給付の重点化・効率化(療養の範囲の適正化等)」に記載されている事項は次の通りです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・限りある医療資源を効率的に活用するという医療提供体制改革に即した観点からは、医療機関間の適切な役割分担を図るため、「緩やかなゲートキーパー機能」の導入は必要となる。
・大病院の外来は紹介患者を中心とし、一般的な外来受診は「かかりつけ医」に相談することを基本とするシステムの普及、定着は必須である。
・紹介状のない患者の一定病床数以上の病院の外来受診について、一定の定額自己負担を求めるような仕組みを検討すべきである。
・上記のような受診行動が普及するには、医師が今よりも相当に身近な存在となる地域包括ケアシステムへの取組も必要であり、医療の提供を受ける患者の側に、大病院にすぐに行かなくとも、気軽に相談できるという安心感を与える医療体制の方が望ましいことを理解してもらわなければならず、患者の意識改革も重要となる。
・今後、患者のニーズに応える形で入院医療から在宅医療へのシフトが見込まれる中、入院療養における給食給付等の自己負担の在り方について、入院医療と在宅医療との公平を図る観点から見直すことも検討すべきである。
・(法律上は2割負担だが)暫定的に1割負担となっている70~74歳の医療費の自己負担の特例措置については世代間の公平を図る観点から止めるべきである。その際は、既に特例措置の対象となっている高齢者の自己負担割合は変わることがないよう、新たに70歳になった者から段階的に進めることが適当である。
・高額療養費制度の所得区分について細分化し、負担能力に応じた負担となるよう限度額を見直すことが必要である。
・後発医薬品の使用促進など既往の給付の重点化・効率化策についても効果的な手法を講じながら進めるとともに、患者の自己負担について「年齢別」から「負担能力別」へ負担の原則を転換するなど、引き続き給付の重点化・効率化に取り組む必要がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大病院の1件あたり医療費は開業医の1件あたり医療費より高額なので、かかりつけ医によるゲートキーパー機能の普及には医療費削減効果があります。
ゲートキーパーを経由しない患者へ新たな定額自己負担を求めること、在宅医療との差を縮小するために入院医療の自己負担を増やすこと、70~74歳の自己負担割合を上げること、高所得者の高額療養費の限度額を上げることは、いずれも、医療費の財源として「自助」(自己負担)の部分を大きくすることです。
「共助」(保険料)は保険財政難のため、「公助」(税金)は国家・地方の財政難のために大きくできないのであれば、「自助」を大きくするしかありません。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼かささぎの一人ごと

あのさあ。いろんな税金や支払うべきものが多い、多すぎるよね。
公的なお金。どんだけいろんな種類があるんだよ、もう。
わたしひとりだったら、とても支払えない。
車関連だけでも何種類もあって、いやになる。


年金の母がいてくれるから、なんとか生活できているけど。

その母がずうっとこの二ヶ月くらい、おなかの調子がよくなくて、少し食べては下痢をする、という繰り返しに、とうとうザリガニおっちゃんが母を公立病院へ連れてゆきました。盆前の話です。
血液検査やレントゲンではがんなどの異常はみつかりませんでした。
しかし、血圧が200を越していた。

血圧のくすり、飲まなかったのですか?とナース。
あ、なにも食べないで検査するというので、薬、一切のみませんでした。と母。

おそろしいよね。
一回降下剤をのむのをさぼっただけで、200をこす血圧。
びっくりしました。そんなに高血圧のヒトというのは高いのかと。

(のんでもよかったのだろうか?いや、のむべきだったのだろうね。)

それなら血圧の薬をだしてください、と母がいうと、

いいえそれはできません。かかりつけの先生にもらってください。とナース。

(学長ブログの御説のとおり、かかりつけ医と大病院とのあいだに、明確な一線が引かれました。)


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