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2013年8月 5日 (月)

平成26年度診療報酬改定の動向(10)  改革の方向性

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 8 月 5 日 平成26年度診療報酬改定の動向(10)

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国民会議報告書(案)の「医療・介護分野の改革」の「1-(3)改革の方向性」の文章の中から、私の目に留まったフレーズを抜書きしてみます。
・日本のように民間が主体となって医療・介護サービスを担っている国では、提供者と政策当局との信頼関係こそが基礎になるべきである。(政策転換は)梯子を外されるにも似た経験にも見え、経営上の不確実性として記憶に刻まれる。それは、政策変更リスクに備えて、過度に危機回避的な行動につながり、現在の提供体制の形を歪めている一因ともなっている。
・政策当局は、提供者たちとの信頼関係を再構築させるためにも、病床区分をはじめとする医療機関の体系を法的に定め直し、それぞれの区分の中で相応の努力をすれば円滑な運営ができるという見通しを明らかにすることが必要であろう。
「地域完結型」の医療に見合った診療報酬・介護報酬に向け体系的に見直すことなどに、すみやかに、そして真摯に取り組むべき。
・患者のニーズに見合った医療を提供するためには、医療機関に対する資源配分に濃淡をつけざるを得ない。
・「いつでも、好きなところで」と極めて広く解釈されることもあったフリーアクセスを、今や疲弊おびただしい医療現場を守るためにも「必要な時に必要な医療にアクセスできる」という意味に変えていく必要がある。この意味でのフリーアクセスを守るためには、ゆるやかなゲートキーパー機能を備えた「かかりつけ医」の普及は必須。
・急性期から亜急性期、回復期等まで、患者が状態に見合った病床でその状態にふさわしい医療を受けることができるよう、急性期医療を中心に人的・物的資源を集中投入し、入院期間を減らして早期の家庭復帰・社会復帰を実現するとともに、受け皿となる地域の病床や在宅医療・在宅介護を充実させていく必要がある。
・病院のみならず地域の診療所をもネットワークに組み込み、医療資源として有効に活用していくことが必要となる。
・適切な場で適切な医療を提供できる人材が確保できるよう、職能団体が中心となって、計画的に養成・研修することを考えていくことも重要である。
・川上に位置する病床の機能分化という政策の展開は、退院患者の受入れ体制の整備という川下の政策と同時に行われるべきものであり、川上から川下までの提供者間のネットワーク化は新しい医療・介護制度の下では必要不可欠となる。
・地域により人口動態ひいては医療・介護需要のピークの時期や程度が大きく異なり、医療・介護資源の現状の地域差も大きい。医療・介護の在り方を地域ごとに考えていく「ご
当地医療」の必要性。
・実際の行政の取組としては、医療機能の情報を都道府県に報告する仕組みを医療法令上の制度として設けることなどが計画されてきたにとどまっており、改革が実現に至るにはなお長い道程。
・国民負担の増大の抑制と必要な医療・介護の確保という要請を両立させていくためには、ニーズと提供体制のマッチングを図る改革を待ったなしで断行していかねばならない。
・医療関連情報の電子化・利活用のインセンティブを医療提供者に持たせるように取り組むと共に、医療保険者がICTを活用してレセプト等データを分析し、加入者の健康づくりを行うなど疾病予防の促進等を図ることで、国民の健康寿命を延ばし、平均寿命との差の短縮を目指していかなければならない。医療保険者がその加入者の健康維持・疾病予防に積極的に取り組むようインセンティブが働く仕組みの構築も検討すべきである。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼昨日の続きです。

各国のニート割合が書かれている資料がありました。
ニートの定義がどうか、違っていることもあるだろうが、。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%88#.E5.A4.B1.E6.A5.AD.E8.80.85.E3.82.84.E3.83.95.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.82.BF.E3.83.BC.E3.81.A8.E3.81.AE.E5.8C.BA.E5.88.A5

OECD諸国の若年者人口におけるNEET割合[1]
2011年Q1の割合%
EU27ヶ国 13.2
OECD諸国 16.4
アイスランドの旗 アイスランド 5.9
アイルランドの旗 アイルランド 17.6
アメリカ合衆国の旗 アメリカ 14.8
イギリスの旗 イギリス 13.4
イタリアの旗 イタリア 19.5
エストニアの旗 エストニア 11.0
オランダの旗 オランダ 4.1
オーストラリアの旗 オーストラリア 11.4
オーストリアの旗 オーストリア 6.8
カナダの旗 カナダ 10.5
ギリシャの旗 ギリシャ 18.2
スイスの旗 スイス 6.8
スウェーデンの旗 スウェーデン 6.8
スペインの旗 スペイン 17.6
スロバキアの旗 スロバキア 15.6
スロベニアの旗 スロベニア 7.4
チェコの旗 チェコ 11.0
デンマークの旗 デンマーク 5.7
トルコの旗 トルコ 30.0
ドイツの旗 ドイツ 9.5
ニュージーランドの旗 ニュージーランド 14.4
ノルウェーの旗 ノルウェー 9.2
ハンガリーの旗 ハンガリー 13.8
フィンランドの旗 フィンランド 8.6
フランスの旗 フランス 12.0
ベルギーの旗 ベルギー 16.0
ポルトガルの旗 ポルトガル 12.8
ポーランドの旗 ポーランド 11.1
メキシコの旗 メキシコ 22.7
ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク 7.9
日本の旗 日本 10.1

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コメント

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1位

毎日このページが1番です
なぜ。

ふしぎなかんじ。
今、このページへのアクセス数が全体の10、1パーセント、一位です。
それって、日本におけるニートの割合の数字とまったくおなじだ。
全体の中で一割を占めるというのは、えらいこっちゃで。
なお、かささぎの旗に限れば、一位と2位はうんと距離があります。
2位はトップページで5、5パー、3位は診療報酬のおおもとにある人員配置基準数を求める数式で4パー、4位平成24年診療報酬・介護報酬改定(169)  介護保険での看取り介護加算でおなじく4パーセント、5位幻の命で3、7パーセント。

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八十二銀行、でした
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