無料ブログはココログ

« | トップページ | チェリー »

2013年8月17日 (土)

平成26年度診療報酬改定の動向(21)(22)難病患者への助成方法

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 8 月 17 日 平成26年度診療報酬改定の動向(22)
Share on Facebook


国民会議報告書の「介護保険制度改革」に記載されている事項は次の通りです。
報告書中の「医療・介護分野の改革」に記載された各論はこれが最後です。
報告書全体を通じ、診療報酬の増減について直接的に述べた文はありませんが、間接的に診療報酬の抑制の必要性を示唆する文は多数盛り込まれています。
対し、診療報酬をプラス改定しなければ辻褄が合わないような文はありません。
過去の社会保障改革に関する政府関連文書では、診療報酬を上げない限り実現不可能な医療充実策が記載されていたりしましたが、今回の報告書にはそのような隙はありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・介護保険制度については「範囲の適正化等による介護サービスの効率化及び重点
化を図る」こと及び「低所得者をはじめとする国民の保険料に係る負担の増大を抑
制」することが求められている。
・「範囲の適正化等による介護サービスの効率化及び重点化を図る」ことについては、予防給付の見直しのほか、利用者負担等の見直しが必要である。
・介護保険制度では利用者負担割合が所得水準に関係なく一律であるが、一定以上の所得のある利用者負担は引き上げるべきである。
・施設入所の場合には、保有する居住用資産や預貯金が保全される可能性があるが、世代内の公平の確保の観点から、補足給付に当たっては資産(ストック)も勘案すべきである。
・低所得と認定する所得や世帯のとらえ方について、遺族年金等の非課税年金や世帯分離された配偶者の所得等を勘案するよう、見直すべきである。
・特別養護老人ホームは中重度者に重点化を図り、軽度の要介護者を含めた低所得の高齢者の住まいの確保を推進していくことが求められている。
・デイサービスについては、重度化予防に効果のある給付への重点化を図る必要がある。
・「低所得者をはじめとする国民の保険料に係る負担の増大を抑制」については、低所得者の第1号保険料について基準額に乗じることにより負担を軽減している割合を更に引き下げ、軽減措置を拡充すべきである。
・第2号被保険者の加入する医療保険者が負担する介護納付金については、被用者保険について、被保険者の総報酬額に応じたものとしていくべきである。
・引き続き、介護サービスの効率化・重点化に取り組む必要がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
医療保険制度のみならず、介護保険制度にも大きな変革が訪れそうです。

2013 年 8 月 16 日 平成26年度診療報酬改定の動向(21)
Share on Facebook


国民会議報告書の「医療保険制度改革」の「3-(3)難病対策等の改革」に記載されている事項は次の通りです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・難病対策については、対象となる疾患同様に原因不明で治療法未確立でも医療費助成の対象に選定されていないケースがあるなど疾患間の不公平が指摘され、予算面でも医療費助成における都道府県の超過負担の早急な解消が求められているなど、様々な課題を抱えている。
・医療費助成については、消費税増収分を活用して、将来にわたって持続可能で公平かつ安定的な社会保障給付の制度として位置づけ、対象疾患の拡大や都道府県の超過負担の解消を図るべきである。
・ただし、社会保障給付の制度として位置づける以上、公平性の観点を欠くことはできず、対象患者の認定基準の見直しや、類似の制度との均衡を考慮した自己負担の見直し等についても併せて検討することが必要である。
・慢性疾患を抱え、その治療が長期間にわたる子どもについても同様の課題があり、難病対策と同様の措置を講じていく必要がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
現在、難病患者への医療費助成は、特定疾患「治療研究事業」として行われています。
これを
社会保障給付として位置づけようというものです。

社会保障給付であれば、現行制度の対象外となっている「難病」患者との公平性や、他の社会保障給付の対象患者との自己負担の考え方の公平性を考慮しなければなりませんので大きな制度変更となります。
制度の対象疾患は増えます(稀少疾患が多いので対象患者の実数はさほど増えません)が、高所得者の自己負担額は大幅に上昇するものと思われます。

保健医療経営大学学長ブログ転載

▼かささぎの一人ごと

今朝、八女市議会報告書のページをよんでいたら、職員の退職金が民間の二倍もあるのは解せない、という意見をめぐっての応酬があった。
ともだちに公務員が多いかささぎ、へえーと思う。
しかしながら、このような時代だからこそ、そういうポジションは守られるべきなのかもしれない。
人のうらみつらみねたみそねみを受けたとしても、仕事へのまっとうな報酬なんだと胸を張って言えたらいいですね。

さて、この難病について。

難病とは何か。
治るのが難しい病、であり、原因不明の病であり、。
時代とともに変化してゆく。

http://www.nanbyou.or.jp/entry/1725

▼映画「風立ちぬ」

美しい話。美しい日本の情緒のありかた、男女の恋のありかた。
驟雨が来て去る場面、泉のほとりでじろうさんをまっている菜穂子の場面、その泉へつづく小川が奥入瀬の景色みたいに美しくて。
上司の古い家で夜に執り行われた契りの儀式のゆかしさ。
飛行機の図面やあの斜めになった机は、立原道造記念館で見たものたちを連想させた。なぜか胸のなかで堀辰雄は立原道造とつながる。

http://www1.odn.ne.jp/~cci32280/PoetTatehara.htm#眠りのほとりに

無駄なものは何一つない。ゆったりと、素早く流れる時間。
風立ちぬ。いざ、生きめやも。の、この反語のもつジレンマをいとも自然に解いて。予後がないひとと契る覚悟、そのひとが去ってからの自分に確実に訪れる一人の時間。
しかし、じろうさんにはやるべき仕事があった。

主役のじろうはじめ、たくさんの男達は煙草を吸っていた。
あれはなんといいますか、天晴でした。
健康がという声があったとしても、それがなんの障りになろう。
膨大な歴史の時間の中に、刻まれた、たしかなタバコの文化。

※ドイツのたばこがこれ一本で切れるというドイツ人に、次郎がすすめる自分のたばこ。
チェリーでしたね。胸がときめいた。

« | トップページ | チェリー »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« | トップページ | チェリー »

最近のトラックバック

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31