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2013年7月16日 (火)

在宅医療の動向(5)  中医協の独自調査の内容は

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 7 月 16 日 在宅医療の動向(5)

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中医協は平成24年度診療報酬改定の結果検証のため「在宅医療の実施状況及び医療と介護の連携状況」調査という在宅医療特別調査を行っています。
調査目的は、
○ 医療機関から在宅への退院調整及び移行状況の変化等の把握
○ 在宅医療の実施状況及び各医療機関間・居宅介護支援事業所等との連携状況の把握
○ 患者における在宅医療に関する意識等の把握等
調査内容は、
○ 在宅医療の実施状況の把握
○ 在宅医療の提供を行う医療機関における夜間や緊急時の対応状況の把握
○ 在宅医療の提供を行う医療機関における他の医療機関や居宅介護支援事業所等との連携状況の把握
○ 在宅医療の提供を行う医療機関における特別訪問看護指示書の交付状況、緩和ケア・ターミナルケアの実施状況の把握
○ 在宅医療を受けている患者における訪問看護・介護サービスの利用状況の把握
○ 入院医療から在宅医療に移行した患者における退院調整の実施状況、在宅医療の利用状況と満足度等の把握等
です。
調査対象と調査方法は次の通りで、調査対象施設数は多いのですが、強制力がある法定調査ではありませんので実際の回答数は少なくなります。
自宅医療の実績がある医療機関のほうが、ない医療機関より回答率が高くなるかもしれませんので、在宅医療の集計結果は実態より多くなる
可能性があります。
<入院医療機関調査>
全国の保険医療機関のうち、①退院調整加算、退院時共同指導料2、地域連携診療計画退院時指導料等を算定している保険医療機関(500施設)と②在宅療養支援病院(500施設)の計1,000施設
<在宅医療調査>
全国の保険医療機関のうち、無作為抽出した①在宅療養支援診療所(機能強化型を含む)1,500施設、②在宅療養支援病院(500施設、「入院医療機関調査」の対象)、③在宅療養支援病院・診療所の届出のない保険医療機関(500施設)の計2,500施設。
<患者調査>
上記「在宅医療調査」の対象施設のうち、①及び②の対象施設の在宅医療を受けている患者。1施設につき3名を本調査の対象とする。3名の内訳は、退院からの期間が新しい人から3名を優先的に対象とする。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼かささぎの一人ごと

こういう地道な調査が実態を多方面から掴んで分析するためのツールになるのか。

なるほどであります。強制力のある調査ではないのに、ちゃんと協力してくれる医療機関

が多いことに、中医協のちからを感受できる。

ちなみに、いまひとたび、中医協ってなんだ

二年に一回おこなわれる診療報酬

改定に向けてその価格をど
うするか話し合う場が、厚生労働相
の諮問機関である中央社会保険医療
協議会(中医協)
です。改定率は、厚
生労働相と財務相が協議のうえ、政
府が決定します。ここで決まった財
源をどこに厚く配分し、どこを削る
かを議論する場が中医協です。
前回2012年度の改定では、プラス
0.004%と、ほぼゼロ改定でした
。」

(☝テルモさんのブログより)

あと、そのトップはだれで、どんなことをおっしゃっているか、ちょっと見てみましょう。

もりたあきら氏。森田朗と書きます。

わが国での医療行政の渋滞は、IT化が遅れていることに起因し、それは韓国と比べても一周遅れどころか二周遅れくらいの差がある。個人のカルテに番号をつけて一括管理できるようになれば、これが一気に解決へとむかう。

「日本には,先進的な技術も構想もあるものの,医療政策も含めなかなか情報を利活用できない状況にあるのです。」

ほかに、

「医療保険改定におよぼす中医協の力」で検索して、上位にあがってきたものに、このブログがあります。

http://www.pp.u-tokyo.ac.jp/HPU/seminar/2011-10-10/documents/111010_sympo_1-1_endohisao.pdf#search='%E5%8C%BB%E7%99%82%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%94%B9%E5%AE%9A%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%BC%E3%81%99%E4%B8%AD%E5%8C%BB%E5%8D%94%E3%81%AE%E5%8A%9B'

字が大きくて、書かれていることもパラッしてほぐれやすく、とっても見やすい。
かささぎ、一押しです。きのうの高知のブログと並べても負けない、見やすい。

おすすめポイント。

「中医協が他の審議会と異なる点」のページ。
「中医協の権限の縮小と日医選出委員の削減」のページ。
「24年度改定に関する注目すべき課題」のページ。

(とはいうものの、おそろしくむずかしくて、かささぎあたまではこなれない。)
⇒丸呑み!

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