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2013年6月 8日 (土)

社会保障審議会医療保険部会の動き(終) 高齢者医療制度の在り方に死の基準を

保健医療経営大学学長

橋爪 章
2013 年 6 月 8 日 社会保障審議会医療保険部会の動き(終)
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医療保険部会では、前の政権交代以来店晒しとなっていた高齢者医療制度の在り方について、次のように議論を整理しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○ 全体的に医療保険財政を逼迫している最大の要因は、高齢者に対する財政移転であり、医療保険制度全体が倒れてしまう状況にメスを入れ、制度の自律性をどこで担保するかという根本的な問題を議論すべき。
○ 国民会議には、高齢者医療制度が将来に向かって持続可能な制度になるように、医療保険制度全体の枠組みを論議することをお願いしたい。
○ 国民会議は、高齢者医療制度を支えていくということについて、将来像、グランドデザインがないまま、被用者保険間の支援金の負担に論議を終始している。このようなことでは、早晩被用者保険制度が維持できなくなるのではないかということを危惧。
○ 現役世代、国民全体で高齢者医療を支えるという哲学を失わないことを前提に、負担構造も含めて、高齢者医療制度をどうしていくのかを国民会議で議論してほしい。
○ 高齢者医療への多額の拠出金によって、被用者保険が非常に厳しい運営状況にある中で、現役世代と高齢者の間での負担の関係が将来どうあるべきなのかについて、国民会議等の場でしっかりと議論すべき。
○ 後期高齢者医療の仕組みは安定しているので、今さら廃止する必要はないが、前期高齢者財政調整の仕組みは、現役世代に偏った負担構造を変える必要がある。現行の高齢者医療制度の基本的な枠組みの中で、高齢者医療の負担構造をどうしていくかということについて、国民会議で議論してほしい。
○ 国保や医療計画の仕組みが変わろうとしている中、高齢者医療制度については、現行制度を前提としながら、その改善ということを検討していくほうが、より適切。
○ 地域において、医療・介護を一体的に提供するため、保険者窓口が異なることのないよう、国保の保険者を都道府県とした上で、後期高齢者医療とも一体化するなど、連携を図るべき。また、医療と介護の連携をより実効的なものにするために、国保連合会との連携等も含め、様々な在り方について今後十分な検討をしていくことが大切。
○ 被用者が退職して国民健康保険に加入しているという日本の現状は、相当程度問題があり、退職者については、健康保険制度の中で対処すべき。
人間の死の基準がどうあったらいいかというところまで踏み込む気はないが、終末期の医療にどのようなものを望むかということを言葉に出して語り合い、最終的には個人の意思というものが医療関係者も含めて尊重されるような、そんな社会をつくるべき。

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医療保険部会では、国民会議では被用者保険からの支援金の負担論議に終始していることを危惧しています。
高齢者医療の負担構造をどうしていくかについて、「国民会議で議論してほしい」と言っていますが、医療・介護について国民会議では既にまとめの段階に入っており、より深い議論がなされる様子はありません。
結局、高齢者医療制度については店晒し状態が続くしかないのかもしれません。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼かささぎの一人ごと

あのさ。こないだから考えてるのだけども。

人間の死の基準がどうあったらいいか、みんなで一度考えてみるだけの価値はあると思うよ。というより、そうしないといけないんだ。

父の死から学んだことがいろいろあります。
一つは、自分ではこういうふうにと思っていても、入院してしまって、その虜囚となっては、なにかこう、ベルトコンベアーの上にのっかった飛べない鳥のような、そんな、オートマティックな無力感、なすがまま感をひしひしと感ずる。だれのせいでもなく。

必要以上の処置、とは、どこまでかが、わからなくなる。
先生は最初に説明されたのです、人は食べられなくなった時点で、死が始まる、と。それなのに、それならば、点滴を、チューブ食をと願う。
父のからだは死への準備で定まっているというのに、看取るわたしたちの心が、うろうろとして、死を受け入れる覚悟もなにもない。はなから死とは忌むべきものだと思い込んでいる。
やがて来る逃れようのない死。頭ではわかっていたはずなのに、。

あちらは医療経営上、商いでもありますから、こちらの望むようにしてくださいます。

しかし、です。

どうも違っていたように思うのです。


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