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2013年5月14日 (火)

入院基本料と栄養管理・褥瘡患者管理

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 5 月 14 日 入院基本料と栄養管理・褥瘡患者管理

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一昨日の毎日新聞ニュースで、入院基本料の算定要件としての管理栄養士の配置についてのルポ記事が流れました。
http://mainichi.jp/area/news/20130512ddp001040003000c.html
記事によると、昨年4月の診療報酬改定で管理栄養士の配置が事実上義務化されたため、離島などの有床診療所が入院患者を受け入れられなくなる危機を迎えているとのこと。
昨年の改定前までは、栄養管理を実施している場合には「栄養管理実施加算」が、褥瘡患者管理を実施している場合は「褥瘡患者管理加算」が入院基本料の加算項目としてありましたが、栄養管理と褥瘡患者管理はほとんどの入院患者に対して行われている実態であることから、診療報酬体系の簡素化のため、入院基本料の点数を上げて算定要件として包括化されました。
包括化に際し、栄養管理については次のような要件が入院基本料の施設基準として追加されています。
① 栄養管理を担当する常勤の管理栄養士が1名以上配置されていること。ただし、有床診療所は非常勤であっても差し支えない。
② 管理栄養士をはじめとして、医師、看護師、その他の医療従事者が共同して栄養管理を行う体制を整備し、あらかじめ栄養管理手順を作成すること。
③ 入院時に患者の栄養状態を医師、看護師、管理栄養士が共同して確認し、特別な栄養管理の必要性の有無について入院診療計画書に記載していること。
④ ③において、特別な栄養管理が必要とされた患者について、栄養管理計画を作成していること。
⑤ 栄養管理計画には、栄養補給に関する事項、その他栄養管理上の課題に関する事項、栄養状態の評価間隔等を記載すること。
⑥ 当該患者について、栄養管理計画に基づいた栄養管理を行うとともに、栄養状態を定期的に記録していること。
⑦ 当該患者の栄養状態を定期的に評価し、必要に応じて栄養管理計画を見直していること。

褥瘡患者管理については、日常生活自立度が低いすべての患者に対し危険因子の評価を行い、既に褥瘡がある患者等については、専任の医師及び専任の看護職員が褥瘡対策の診療計画の作成、実施及び評価を行うこと、褥瘡対策チームを設置すること、褥瘡対策に必要な体圧分散式マットレス等の配備といった体制を整えておくことなどが要件となっています。
これらは入院基本料の算定要件ですので、要件を満たさない場合は入院基本料が算定できなくなるというわけです。
要件を満たさないために栄養管理実施加算の届出を行っていなかった医療機関については、来年3月31日までの経過措置が設けられていますが、経過措置期間以降も離島等では管理栄養士の確保が困難であることから全国保険医団体連合会等が管理栄養士の配置義務化撤廃を求める要望書を厚労省に提出しています。
この件については、来年4月の次回改定に向け、中医協で議論される見通しです。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼鵲のひとりごと

きのうの記事の見出しに、「1000点の看取り加算もついて、何かとお得です」とやろうとして、いくらなんでもそりゃないか。と、ひっこめた。

それに、看取り加算がついてお得なのは、診療所側であるのだし。

しかし、拾ってきた参照ブログにも、お得だって書かれていたし、あのままでもよかったかもしれません。時間のない中やっていることなので、深く考えている余裕がないんです。それで、もし、あちらこちらにご迷惑をおかけしているやもしれず、失礼のだんはお詫びいたします。

すみません。

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コメント

検索サイト Yahoo  検索ワード 特別な栄養管理の必要性
30位

検索サイト Yahoo  検索ワード 栄養管理計画書 書いていない

7位くらい

あまりに改正に次ぐ改正で、うすうすああすればお得だと知っていたとしても、その手間が惜しいことって多いに違いない。お疲れさまです。

ああ・・・この☝の検索ワードの深い意味、ほんとうはどういうことだったのだろう。。。。現場じゃないとわからないのだろうか。でも、そんな悠長なことやっている暇なんてない、ということじゃないかなあ。
今朝の新聞で、有床診療所(火災を出してしまった福岡市の病院のように19床以下のベッド数の診療所)は赤字のところが多く、設備にまで十分なお金をかけられるところは少ないとありました。
たとえばスプリンクラーをつければ、数千万。
そんなにかかるのか。口で責めるのはたやすいけれど、命を預かるというのは簡単ではないなあ。
大病院と小さな所とでは小さい所のほうが収益も不利だというのも、気の毒なはなしで。。。

褥瘡ガイドライン 2013 診療計画書

でおみえでした。
1位の国保の平戸市民病院の記事をよみ、父を思い出しています。

じつは、昼から母をつれて、熊本のあいらかんのんにお参りにいこうとして、山鹿で引き返しました。車の調子がおかしくて。時速40k以上だすと、機関車みたいな音、あちこちから小石が飛び出してくるわ、背後からどーんどーんというわ。車をとめて、下にもぐりこみ、あちこち点検しても、どこも異常はみあたらない。
砂利道なんてどこも走らなかった、三号線をひたすら走っただけ。
うす気味が悪くて、。
帰り、岩野のJAスタンドのおじさんにもタイヤの圧力点検してもらったけど、正常。
前田さんにみてもらわねば。なにしろ、八年目、十万一千五百キロ走行しているからなあ。
半年に一回はきっちり見てもらっているのですが。

こまめな点検が必要なんですね、古くなると。

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