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2013年5月28日 (火)

社会保障審議会医療保険部会の動き(3)~全体的トーンは「国民会議」への意見になっている。

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2013 年 5 月 28 日 社会保障審議会医療保険部会の動き(3)

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昨日開催された医療保険部会では、「主な議論(案)」として議論の整理がなされています。
基本的な考え方として、次のような整理がなされていますが、全体的トーンは「国民会議」への意見になっています。
社会保障について、従来は社会保障審議会が政府の最上位機関でしたが、今は「国民会議」が法的により上位に位置づけられています
国民会議にあまり時間的猶予があたえられていない中、どこまで議論が掘り下げられるか心配です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○ 日本の医療保険制度を守る視点から、全体のビジョンを示すような議論をしてほしい。
○ 2025年まで皆保険制度の持続性をどうやって担保するかというビジョンがほしい。負担構造を含めて高齢者医療をどうしていくかが最大の問題であり、国民会議において議論すべき。
○ 国民会議の医療保険の議論は、後期高齢者支援金の在り方と国保の保険者をどうするかということに絞られており、相当程度偏った狭い幅の中での議論にすぎない。医療保険財政の逼迫は、外的な要因でいえば、それぞれの医療保険財政の半分近くを強制的に移転させられることが大きな要因であり、それをどう解決するかということを議論すべき。
○ 国民健康保険の都道府県単位化や後期高齢者医療制度の負担面での全面総報酬割の導入という局所的な議論のまま、医療、介護に関する議論が一巡したと整理されたことについては極めて残念。
○ 国民会議の議論は、非常に新鮮で、やはり国保の保険者は都道府県でやるべきだという方向性を打ち出した点は高く評価する。
○ 消費税引上げ分の財源配分計画では、被用者保険の窮状に対して何ら手当することになっておらず、一体改革の重点化と効率化の実現性も不明確。国民会議では、高齢者層と現役世代の負担をどうしていくかという部分に、この財源をうまく活用していくような検討をしてほしい。
○ 命を守り、長寿を育んでいくにはどのような医療制度があるべきか、また、医療と主張する前に、健康福祉をどのように高めていくかということも含めた議論が、本来、国民会議に求められている。
○ 実際に医療現場の中で、どのように効率化したら国民に対して一番いい医療が行われて、しかもコストもかからないかというような、真髄をついた議論をしてほしい。
○ 「「必要なときに適切な医療を適切な場所で最小の費用で受ける」医療に転換すべき」という点は、現状、日本は先進諸国に比べて医療費が低いので、不適切。
○ 医療資源には、限りがあるということを考え、国民にも理解・協力をしていただくこと
が必要。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「必要なときに適切な医療を適切な場所で最小の費用で受ける」医療に転換すべきという国民会議の論調に対しては反旗を翻していますが、厚生労働省が主導する審議会としてはそういう結論にせざるを得ないのかもしれません。
国民会議の結論には財務省の意向も加わります。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼かささぎのひとりごと

必要なときに適切な医療を適切な場所で最小の費用で受ける」医療に転換すべきという国民会議の論調に対しては反旗を翻していますが」

へ。そうなの。どれどれ。前に戻ってみてみましょう。

といえども、どこだったか、まったく思い出せない。
あまりにも会議会議会議がありすぎですわ。

官僚だった人の「ほれ、ここがツボですがな」というよな遠まわしの解説があります(↑みたいな、)ので、非常にとっつきにくい感はほぐれてはきたのですが。

ムダというものは非常に大事なのだ。
というのがこちらの論調なのだろうか。
いや、文脈としてはね。では、トイレにいってから、今日も元気に工場へと行ってまいります。

初日さす蓮田無用の茎満てり   西東三鬼

(この句、がばじょうずやん。知らなかった。この俳人のことをよく)

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