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2013年5月18日 (土)

療養病棟入院基本料(20対1)について

保健医療経営大学学長

橋爪 章
2013 年 5 月 18 日 療養病棟入院基本料(20対1)について
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療養病棟入院基本料は、療養患者に対してある程度の頻度で行われる検査、投薬、注射、病理診断、画像診断、処置の費用が包括された入院料です。
看護職員の配置状況等により診療報酬が異なります。
20対1入院基本料の施設基準の概要は次の通りです。
・看護職員の数は、常時、入院患者20人あたり1人以上であること。
・看護職員の最小必要数の2割以上が看護師であること。
・看護補助者の数は、常時、入院患者20人あたり1人以上であること。
・「医療区分3の患者」(別に定義)と「医療区分2の患者」(別に定義)の合計が8割以上であること。
・入院患者の褥瘡の発生割合等について継続的に測定を行い、その結果に基づき評価を行っていること。

20対1入院基本料は患者の病態によって異なり、次の通りです。
<区 分> 医療区分1   医療区分2    医療区分3
ADL区分3 945点(931点) 1,380点(1,366点) 1,769点(1,755点)
ADL区分2 898点(884点) 1,353点(1,339点) 1,716点(1,702点)
ADL区分1 796点(782点) 1,202点(1,188点) 1,435点(1,421点)

※()内は、生活療養を受ける場合
ADL区分1はADLの判定基準による判定が11点未満のもの、ADL区分2は11点以上23点未満のもの、ADL区分3は23点以上のものです。
医療区分が軽症であるほど、また、ADL区分が経度であるほど診療報酬は低くなります。
医療区分1の患者の診療報酬は低く、その上、医療区分1の患者の割合が2割以上になると、20対1入院基本料すら取得できず経営が苦しくなりますので、軽症患者の退院圧力が強まります。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼用語

ADL区分:日常生活動作(あくてぃびてぃおぶでいりーりびんぐ)の略。
患者さんがどれくらい行動できて、どれくらい手助けが必要かの定規。

当ブログでは、乙四郎先生に学ぶ介護シリーズで学んでいる。

のですが、かささぎのうつけは忘れている。もうしわけござらぬ。

たとえば、ここ。http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-3389.html


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